ティッシュみたいな君の名は。
カフェで窓際の席に座っていたら
視界に入ってきた、このトップ画の花。
大通り沿いに、何本も同じ木が並んでる。
この花、なんだっけ?
みなさんは、この花の名前をご存知ですか?
私は分からなかったので、調べてみたら
「モクレン(木蓮)」でした。
モクレン!
そう言われれば、聞いたことあるかも。
そんなレベルです。
ただ、モクレンという名前を知ったので
これからこの花に遭遇したら
「あ!モクレンだ!」
「知ってる知ってる〜」
となるわけです。
これって、ちょっとしたことだけど嬉しい。
ほんのちょこっとなんだけど。
でね、
何が言いたいかというと
今、オーディブルで聞いているんです。
何を?
出口治明さんの
「人生を面白くする本物の教養」
気軽な気持ちで聞き始めたのですが、
冒頭で紹介されていた、ココ・シャネルの言葉がすごく印象的で。
どんなものか?というと。
教養って、本をたくさん読んでいて知識が豊富、みたいなイメージがありませんか?
でも、何かを知っている分だけ、自分の人生が単純になっていくと思ったら…
それって、あった方がいいよなあと。
だって、単純な方が何でも楽ですよね?
テストだったり、家事だったり。
単純な方が、身軽に生きられる。
そうか、教養ってそういうものなのか〜と。
身軽に生きるためのツールであり、ピースなのかなと。
人生、分からないことだらけだと不安。
分からないから、複雑に感じる。
でも、一つでも知っていることがあると
「あ、それなら聞いたことある〜」
「知ってる知ってる〜」
と、なんだか楽になることって、ありませんか?
大袈裟かもだけど
モクレンも同じかなと。
モクレンという名前を知ったことで、世界の謎が一つ解けたことになる。
その分だけ、人生と世界は単純になっていく。
問題が解けると、楽しい。
シンプルに考えられると、気分も楽になる。
そんなことに気づけた一冊でした。