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プールカードから考える、暮らしのありかた。

小学校で、水泳の授業が始まった。

そこで登場するものと言えば?
そう、プールカードである。

体温や体調を記入。
そして何より大切なのが
「保護者のハンコ」の有無という、
なんとも日本の「印鑑文化」が色濃く見えるカード。

そんなプールカードだが、
今日はその、ハンコについて語りたいわけではない。

カードにあった
「連絡先」
の欄について話したい。

「連絡先」欄。
それは電話番号を記入するもの。

おそらく、カード記入もれや緊急の連絡があった場合、速やかに連絡が取れるためのもの。

その欄の記載が、下記の通り。

①家の電話 ( )

②留守の時 ( )

()はおそらく、市外局番?を記入するものと思われる。

で、このフォーマット。
おそらく長年使用してきたものと考えられる。

①家の電話
日中、家に誰かがいることが前提。
おそらく、母親が家にいる想定なのだろう。

②留守の時
うーん。
父親の勤務先、などだろうか?
もしくは、近所の祖父母の家とか?

これを見て、直感的に思ったことは、

「家の電話ないしな」
「というか、留守がデフォルトなんだよな」

だった。

でも、よく考えてみてほしい。

留守がデフォルトってのも、それはそれで問題なんじゃないか?

というのも
日中は会社に出勤する為、家にいる時間は短い。

でも本来、家とは暮らしの中心であるべきではないだろうか。

もちろん、人によって捉え方は違うと思う。
仕事が好きで、会社にいることが好きな人もいるかも。

でも少なくとも私は家が好きだし、できるなら家にいたい。
そして、家で仕事をしたいとも思う。

一時期よりは減っていると思うが、家でテレワークをしている人もいるだろう。

暮らしの中心である家を留守にしてまで、果たして会社へ出向く必要はあるのだろうか?


職種やなんやによって異なるとは思うので
一概にはいえない。


ただ、家にいるのがデフォルトで

留守の時→職場

くらいでちょうどいいんじゃないの?


プールカードのフォーマットから
そんなことを考えた、雨の金曜日であった。


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ようこ
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