ポイントは○○○の有無?3つの保育園を通して学んだこと。
以前から書きたいと思っていたこと。
それは、保育園の違いについてである。
「そりゃ、保育園ごとに特色があるでしょ」
そう思うかもしれない。
我が家には小3と年長の子どもがいる。
きょうだいがいる場合、同じ保育園に通うのがフツウなのだろう。
なので、知り得る保育園は1園のはず。
…
なのだが、かくかくしかじかあり
結局
長女は私立2園に通った。(途中で転園)
そして次女は、公立園に通っている。
かくかくしかじかとは大した話ではなく
長女の入園タイミングは、一斉を風靡した(?)
あの
「保育園落ちた、日本○ね(一応伏せ字)」
の影響を見事に受けた時期だった。
なので、年度途中でたまたま見つけた保育園(遠い)に滑り込むように1年弱通い、その後別の新設保育園(まあまあ遠い)に転園。
次女は、家から近い公立園(長女を通わせたかった)に難なく入園。
おそらく「きょうだい加点」(未就学のきょうだいがいると加点される)があったからだと思う。
カッコ書きの多さよ。
…
ということで
我が家は3園を経験している。
経験と言えど、通ったのは子どもたちだが。
どの保育園も良い面があり、そうでない面もあった。
細かな違いはたくさんあるのだが、
今日はその中でも、私が大きく違うと感じた点について書きたい。
それは
「園庭」「父母会」の有無である。
父母会とは、地域や園によって名称が異なるが、PTAの保育園版のようなもの。
あくまでも我が家が通った保育園の話ではあるが、以下の通りだった。
まず「園庭」について。
正直、園庭はあった方がいいと思う。
目の前にすぐ遊べる庭があるという環境は、本当に恵まれていると思う。
じゃあ園庭がない園はどうしているのか?
先生方が周辺の公園や広場をリサーチしてくれており、日ごとに違う公園に連れていってくれていた。
しかも園庭とは違い、外に出るため先生の負担は大きかったと思う。本当に感謝しかない。
ちなみに通っていた私立園は、プールもなければ、プールをやるスペースもないようなコンパクトな園。
ゆえに、近隣小学校のプールサイドを借りていた。プール本体(折りたたみ式のビッグサイズ)は先生が持っていく。もう、本当に感謝しかない。
つまり、園庭はあった方が良いが
ないからと言って、外遊びが減るわけではない。
園によって工夫があり、私はむしろ色んな公園を知れてよかったなと思う。感謝感激雨嵐とはこのことである。
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次に「父母会」
長女が通っていた2園には存在しなかった。
次女が公立園に入った時の入園式で、初めてその存在を知った。
父母会の存在を知った時の、正直な感想である。
正直、事前に知りたかった。
ママ友がいないリスクって、こういうところにあるんだな…と知った日でもある。
近いし広いし園庭あるし、これってサイコーじゃん!って思ってたけど、違ったかも。
実際、父母会の主活動に大きく関わることはなかったが、それでも「係」が任命されることは、負担以外のなにものでもなかった。
極力省エネでこなしたかったが、必要以上のエネルギーを消耗させることもあった。
仕事の合間に、係の人とやりとりすることもあった。連絡がつかない保護者に頭を悩ませたこともあった。
これで給料が発生するどころか、会費を徴収されのである。ナンダコレ。
正直、この活動があろうとなかろうと、子どもたちの園生活にはあまり関係がないと思う。
だって、以前通っていた2園にはそれがなかったから。
実際長女は不自由なく保育園に通い、無事卒園。これ以上に望むことがあるだろうか?
もしかしたら父母会がない分、保育園の先生たちが何かを担ってくれていたのかもしれないが。
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ということで、保育園の
「園庭」「父母会」の有無について書いてみた。
どちらが良くて、どちらが悪いということではない。
ただ長女が通っていた2園において
「父母会」という負担がなかったことは、私には大きかった。
人によっては「他の保護者と仲良くなれた」なんて前向きな声も聞くが、正直私はそんな捉え方はできなかった。
ただ、これは性格にもよるのかもしれない。少なくとも、私には向かなかったという話。
…
もし、これから子どもを保育園に通わせようと考えていて、保育園が選べる環境にあるのなら
「父母会の有無」
は確認した方が良いのではないだろうか。
園庭の有無は、施設を見れば分かる。
でも父母会のように、聞かないと分からないこともたくさんあるのだ。
子どもが通う場所であることには間違いない。
が、同時に自身(保護者)の負担感についても考えた方がいいと思う。
これは、過去の自分に言っているのかもしれない。
なんだか長文になってしまったので、この辺で終わろうと思う。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。