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今年のグラミーを見てたら ローリンが聴きたくなって、自分を大切にしなさいという曲 "Doo Wop(That Thing)"を解説〜🌟

まずは、ビヨンセ、ケンドリック、本当におめでとう!!!

なんですが、ドーチーが最優秀ラップ・アルバム賞を受賞して👏

そしたら聴きたくなるでしょうよ、このお方!!!

Lauryn Hill PHOTO: SGRANITZ/GETTY IMAGES

ローリン・ヒル様!!!

ドーチーは史上3人目の女性受賞者、ローリンは初代!!!!!

ローリンヒルの唯一にして最高峰アルバム、

"THE MISEDUCATION OF LAURYN HILL"

このアルバム嫌いな人いないよね?!(知らんけど)

こんなに毎回頭から最後まで聴きたくなるアルバムあるかい?

ということで久しぶりに聞いてみたら

”Doo Wop(That Thing)”がとにかくカッコ良すぎるという。

もちろん全曲好き。だけど、とりあえず今日はこれ。

発売当時の20数年前とは感じ方が違うのである。

特にここ。


How you gonna win when you ain’t right within?
「自分の内面が整ってなかったら、どう勝利するわけ?」


この曲は音がカッコいいだけじゃ済まされない。

自分を表面的に作るんじゃなくて、
本当に自分自身の内面と向き合えてるか?っていう問いかけ。

そして、「自分を愛して尊重しなさい」ってこと。

この歌詞をあのバイブスで伝えてくれるんだから
最高以上の何ものでもないよね。

はーーー。なんか切なくなってきた。笑
ローリン!もっとたくさんアルバム出して欲しかった。
この一枚だなんて・・・( ;  ; )
でも、いい。この一枚が素晴らしいんだから。。
(MTV Unpluggedのアルバムはあるけど)

最初は和訳しようと思ってたけれど、
歌詞を改めてみたら訳すというより
解説の方がいいような気がして方向転換。笑

ラップだから細かいストーリーで伝えるから長いし(ごめん笑)
そしてその詳細ってのは主に恋愛関係についての話だからさ。笑

私は「大切なものを見失うな」っていう、
この曲の伝えたい本質に心奪われるのである。

みんな、本当に自分を大事にしようね。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

Doo Wop (That Thing)解説

1. 曲の概要

『Doo Wop (That Thing)』は、1998年にローリンがリリースしたデビュー・アルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』からのリードシングル⭐️

ローリンはこの楽曲を通して、男女両方に向けて警鐘を鳴らし、「一時的な快楽や流行に流されるのではなく、もっと自分自身を大切にしなさい」というメッセージを伝えている。


2. 歌詞のテーマ

この曲は女性と男性のそれぞれに向けてメッセージを伝えているながれ。

① 女性へのメッセージ(1番)

1番では、自分を安売りしてしまう女性たちに向けて。

  • 男性に軽く扱われるような行動をとること

  • 外見や流行ばかり気を取られて自分自身の価値を見失うこと

  • 「本当の自分」を大事にすることが大切だよということ

この部分では、単に道徳的な説教をしているのではなくて、「あなたは本当に価値ある存在なのに、それを無視してしまっていない?」という問いかけが込められている。

"Don't be a hard rock when you really are a gem"
「本当は宝石なのに、ただの硬い石のふりをしないで」

「本当は素晴らしい存在なのに、無理して強がったり、自分を安く見せたりするのはやめなさい」というメッセージ。


② 男性へのメッセージ(2番)

2番では、責任感のない男性たちに向けての問いかけ。

  • 車やブランド品ばかりこだわってること

  • 自分を大きく見せて威圧的な態度を取ること

  • 子どもがいるのに養育費を払わなかったり、責任を果たさないこと

  • 暴力的であったり、無責任な態度を取ること

ここでローリンが繰り返すフレーズが以下のライン。

"How you gonna win when you ain't right within?"
「内面が整ってないのに、どうやって成功するの?」

外見や物質的な成功にこだわる前に、自分自身の内面を正さなければ、人生で本当に勝つことはできないというメッセージを伝えている。


3. “That Thing”とは何か?

この曲のタイトルにも含まれている“That Thing”(あのモノ)とは何を指しているのか?

これは明確に定義されているわけではありませんが、男女の欲望や快楽、世間的なステータス、外見至上主義など、表面的な満足に流されてしまうものを指している。

ローリンは、「一時的な満足(That Thing)にとらわれず、本質的に価値のあるものを大切にしなさい」と伝えている。


4. まとめ

『Doo Wop (That Thing)』は、ローリンが社会に投げかけた強いメッセージが込められた楽曲。

この曲がリリースされた1998年当時、音楽業界では物質主義やセクシュアリティを強調する楽曲が多く、特に女性は「美しさ」や「男性にとってどう魅力的に映るか」を重視する傾向があった。

しかしローリンは「本当に大事なものは何か?」を問いかけ、この風潮に一石を投じた。

  • 「自分の価値を大切にしなさい」

  • 「責任を持ち、内面を磨きなさい」

  • 「”That Thing”に振り回されず、本当に大切なものを見極めなさい」


⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

みんな持っている人生ストーリーは違えど、
この曲のメッセージは時代を超えて自分に響くものがあるはず。

しばらくまたこのアルバムリピートだな〜ん。

みんなも自分からみなぎるパワーが欲しいとき、

ローリンのエナジーに触れよう。

レッツゴーーーーー!!!🔥
(どこにかはあなた次第笑)


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