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FPとファンドマネージャーが教える 世界標準の資産運用

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シンガポール在住FPの花輪とシンガポールでヘッジファンドマネージャーの経験がある河北が世界標準の資産運用について語るマガジンです。月数回程度更新予定です。
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#債券

市場動向の確認と経済ニュースの注目点(6/23~6/29)

*メンバーシップ(初月無料)の申し込みはこちら <マーケットチェック> ファンダメンタルズ面では特に好材料はありませんでしたが、週初の3営業日で日経平均が一時1000円以上上昇、海外との比較でも弱含みが際立っていた日本株ですが、この四半期も大崩れせずに終了しました。ただ、来月初めにかけて英国(7/4)、フランス(6/30に第1回投票、7/7に決選投票)、日本の東京都知事選挙(7/7)と政治のイベントが続きます。週末に行われた米大統領候補の討論会でも現職のバイデンが冴えず、現

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市場動向の確認と経済ニュースの注目点(6/16~6/22)

  <マーケットチェック> 金融政策の影響を受けやすい展開が続いていますが、来月初めにかけて英国(7/4)、フランス(6/30に第1回投票、7/7に決選投票)、日本の東京都知事選挙(7/7)と政治のイベントが続きます。各国とも与党の苦戦が伝えられており選挙後の枠組みにも注目です。   株価 今週は米国小売統計が明確に下振れたことで金利が明確に低下傾向となりました。米株を見ていると「Bad news is Bad news」になり始めていますが、これはインフレに対する

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市場動向の確認と経済ニュースの注目点

<マーケットチェック> 今週はFOMCや日銀の決定会合などのイベントがありました。市場関係者の注目度は高かったわけですが、基本的にはコンセンサス通りであったと理解しています。それよりも私が気になったのはフランス株式の下落とともに対ドルでユーロが大きく売られた事です。 フランス総選挙は6/30に第1回投票、7/7に決選投票が予定されています。現在優勢と見られている極右の「国民連合(RN)」は電気料金の値下げ、ガスの付加価値税(VAT)引き下げ、公共支出の拡大を公約に掲げていま

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週末に投資アイデアを考える(5/26~6/1)

<マーケットチェック>株価 日米ともに株式市場はさえない動きとなっています。金曜日にはMSCIの入替もあったので、その影響が大きく、週明け以降の動きを見ないと物色動向も判断が難しい感じです。何度も書いていますが、日本企業の今期業績予想は想定よりも低く、マーケットでは会社予想が保守的と言われていますが、市場が前提としてた為替の部分を調整しても弱いと思います。業績の上方修正は中間決算を待つ必要があり、4-6月期決算が出てくるころまでは業績予想の下方修正が続くと見ています。 6

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