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FPとファンドマネージャーが教える 世界標準の資産運用

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シンガポール在住FPの花輪とシンガポールでヘッジファンドマネージャーの経験がある河北が世界標準の資産運用について語るマガジンです。月数回程度更新予定です。
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#為替

9/21(土)ニッポン放送「渡邉美樹5年後の夢を語ろう!」出演しました

9/21(土)放送予定のニッポン放送の「渡邉美樹5年後の夢を語ろう!」のワタミ本社での収録写真!よろしければポットキャストでご視聴ください♡ ジム・ロジャーズさんが日本の総裁選、米国の大統領選挙、8月の株式市場の乱高下、ドル円の為替の見方、最近の投資先をどう見ているかをお話ししました。 新刊についてもお話しさせていただきました♪ ✅noteメンバーシップ募集中♪ FP花輪陽子の世界標準のお金のレッスン|花輪陽子(FP@シ

市場動向の確認と経済ニュースの注目点(8/11~8/17)

今週はあまりにも急速な株式市場の戻りに驚きました。下げも上げも急なので先日書いたボラティリティと資産配分の話としてはよい事ではないのですが、主体別の売買動向などを見ていると、中期的に日本株が上昇するのではないかと思わせる様な動きも見られました。今週も1つ1つ確認していきたいと思います。 また、岸田首相の総裁選不出馬表明は、秋の衆議院議員選挙の可能性を高めたと考えられます。岸田首相も2021年10月の就任1カ月足らずで衆議院を解散しており、次期首相も早期解散に臨む可能性が高い

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為替の適正水準はどう決まる?

私はnoteの記事の中で繰り返し、為替には明確な価格決定理論が存在していないと書いています。為替が動くとその変動要因を説明する方もいらっしゃいますし、為替見通しなるものもあるわけですが、私は内容を理解しようとはしていますが、為替見通しを投資の拠り所とはしていません。 今回は少しお勉強になりますが、為替の価格決定理論について少し説明してみたいと思います。   古典的な3つの学説購買力平価 同じものであれば、どこであっても同じ価格になるべきだという考え方です。購買力平価が成

市場動向の確認と経済ニュースの注目点(8/2~8/10)

今週は皆さんお疲れ様でした。私も想像していなかった激しい相場となり驚きました。多くの人が変動の理由は説明できても、その幅の大きさなどについては理解が難しかったのではないでしょうか。 私も理解できている事、理解できていないことが混在している状態です。相場の部分は自分が理解している事、どこが分かっていないかという事を整理してみたいと思います。 この相場で短期的には損をした人も上手くトレードして利が乗っている人もいると思います。でも、これだけの相場はそうそうないので、こういう時

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市場動向の確認と経済ニュースの注目点(7/28~8/1)

今週末は記事を書くことができないので、8/1までのニュースをまとめさせていただきます。来週は8/2~8/10までの内容で書かせていただきます。 メンバーシップの申し込みはこちら <マーケットチェック>今週は日米の金融政策決定会合に注目が集まっていましたが、中東情勢や中国向け半導体規制に関するニュースが入ってくるなど、相場材料が多く変動が激しくなっています。 簡単にポイントだけまとめておきます。 日銀金融政策決定会合 政策金利の引き上げがサプライズであったため中心に報

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市場動向の確認と経済ニュースの注目点(6/23~6/29)

*メンバーシップ(初月無料)の申し込みはこちら <マーケットチェック> ファンダメンタルズ面では特に好材料はありませんでしたが、週初の3営業日で日経平均が一時1000円以上上昇、海外との比較でも弱含みが際立っていた日本株ですが、この四半期も大崩れせずに終了しました。ただ、来月初めにかけて英国(7/4)、フランス(6/30に第1回投票、7/7に決選投票)、日本の東京都知事選挙(7/7)と政治のイベントが続きます。週末に行われた米大統領候補の討論会でも現職のバイデンが冴えず、現

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市場動向の確認と経済ニュースの注目点(6/16~6/22)

  <マーケットチェック> 金融政策の影響を受けやすい展開が続いていますが、来月初めにかけて英国(7/4)、フランス(6/30に第1回投票、7/7に決選投票)、日本の東京都知事選挙(7/7)と政治のイベントが続きます。各国とも与党の苦戦が伝えられており選挙後の枠組みにも注目です。   株価 今週は米国小売統計が明確に下振れたことで金利が明確に低下傾向となりました。米株を見ていると「Bad news is Bad news」になり始めていますが、これはインフレに対する

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市場動向の確認と経済ニュースの注目点

<マーケットチェック> 今週はFOMCや日銀の決定会合などのイベントがありました。市場関係者の注目度は高かったわけですが、基本的にはコンセンサス通りであったと理解しています。それよりも私が気になったのはフランス株式の下落とともに対ドルでユーロが大きく売られた事です。 フランス総選挙は6/30に第1回投票、7/7に決選投票が予定されています。現在優勢と見られている極右の「国民連合(RN)」は電気料金の値下げ、ガスの付加価値税(VAT)引き下げ、公共支出の拡大を公約に掲げていま

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週末に投資アイデアを考える(6/2~6/8)

<マーケットチェック> 株価 経済指標で右往左往する相場が続いていますが、確からしいのは雇用市場が調整に向かっているという点です。一方、マーケットが判断し損ねているのが、「雇用市場が調整した結果、インフレは遅いながら鎮静化してきているように見えるが、それで景気は腰折れしないというシナリオでいいのか?」という事だと思います。米国では解雇率が上昇することなく、雇用市場の過熱が収まってきています。本当にこのトレンドを維持出来れば、インフレは徐々に沈静化し、失業率の急増もないの

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週末に投資アイデアを考える(5/26~6/1)

<マーケットチェック>株価 日米ともに株式市場はさえない動きとなっています。金曜日にはMSCIの入替もあったので、その影響が大きく、週明け以降の動きを見ないと物色動向も判断が難しい感じです。何度も書いていますが、日本企業の今期業績予想は想定よりも低く、マーケットでは会社予想が保守的と言われていますが、市場が前提としてた為替の部分を調整しても弱いと思います。業績の上方修正は中間決算を待つ必要があり、4-6月期決算が出てくるころまでは業績予想の下方修正が続くと見ています。 6

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週末に投資アイデアを考える(5/19~5/25)

<マーケットチェック> 株価 米国株はNYダウが40000ドルを達成した後、大幅に下落しました。下落の場面でも好決算を発表したNVIDIAの株価は強く、半導体株もNVIDIA以外は弱いといった形で一極集中が強まっています。 最近の米国株はPMIやCPIでかなり動いています。しばらく、マーケットは金利上昇方向のヘッドラインで一喜一憂する展開になりそうです。 最近米国の景気関連の指標はネガティブサプライズの連続で、PMIは久々のポジティブサプライズでしたが、相場の連想は

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週末に投資アイデアを考える (5/12~5/18)

<マーケットチェック>株価 今週はこの絵がXに掲載されたところからスタートしました。 Roaring Kittyが載せたこのツイートは直接的に株に言及しているわけではなく、今後の相場に影響を与えるかは全く分かりません。 ただ、2021年に起こった事をのことを振り返ると、ファンダメンタルLong/shortのGrossレバレッジが低下、ショートを個別株から先物などマクロプロダクトへの移行させる動きが出ました。一方でヘッジファンドのネットレバレッジはそこまで低下しません

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週末に投資アイデアを考える (5/5~5/11)

このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 マーケットチェックは、詳細な市場解説は他でもあるので、あえてラフに解説し、どの程度の深度で市場を押さえておけば、長期投資に耐えうるのかを示そうとしています。 注目したニュース記事は、

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週末に投資アイデアを考える #2 (4/28~5/4)

このコーナーは毎週読んでいただくことで、マーケットの動きを理解する上で、知っておきたい基本的な経済ニュースへのリテラシーが高まると考えています。 株式投資を行う人たちが普段接するニュースの中から、長期投資のアイデアご自身で発見できるようになる方法を身に付けていただくことを目標にしています。 マーケットチェックは、詳細な市場解説は他でもあるので、あえてラフに解説し、どの程度の深度で市場を押さえておけば、長期投資に耐えうるのかを示そうとしています。 注目したニュース記事は、

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