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【Xデザイン学校大阪分校】パーソナルコース #1 (05/31)
Xデザイン学校ですが、今年度で3年目に突入しました。今年度もオンライン開催ということで、大阪分校のコースを受講させていただくことにしました。
コロナで外出できなくなり、東京からほぼ出ていないので、受講生の中に関西弁の方がいるだけで、非日常感がありました。こんな些細な事で、非日常感を感じる自分に驚きです。
研究課題について
パーソナルコースでは、企業課題やアカデミックな研究課題について、個別指導を通じて学ぶコースになっています。
今回は企業課題として、在籍している「KDDIのコンシューマー領域」をテーマにします。最終アウトプットは、経営層にこれから当社が目指すべき方向性を提案できるよう1年間研究を行います。
最終アウトプットを出す途中の過程として、現在の自分と会社に向き合い、KDDIで何ができるのか、何をしたいのかについて見極めていこうと思います。
研究のアプローチ
初回の講義の中で、印象に残ったのは、最近自分の中でも気になっている「パーパス」と「デザイン思考の限界」。
富士通や、Sonyのように、パーパスを定義し情報発信している企業を見ると、シンプルで、社員が理解し納得し、行動指針になるものになっていると感じます。
講義の中で、浅野先生が、「未来が明確で、そこに向かうロードマップが明確でない企業は生き残れない」とおっしゃっていましたが、とても共感できました。
研究テーマを整理するために事前に、企業理念、経営方針などを読み解き、ミッション、ビジョン、バリューの言語化を行いましたが、抽象度が高く、パーパスにあたるものを見つけ出すことができませんでした。
これが、デザイン思考の限界につながるのですが、そこで感じていたことです。デザイン思考的なアプローチで、企画案を出して、どのアイデアも良さそうな場合、アイデアの選定基準で悩む事になるのです。
「なぜこの企画で、このサービスをやるのか。」
この問題で非常にモヤモヤすることが多いです。
ロードマップを描く示唆を出すために、今までのいわゆるUXデザインと言われる手法ではなく、新たな思考法を指導いただきながら、研究に取り組みたいと思います。