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職員のつぶやき~今年もお世話になりました~

こんにちは!やまぴーです。
2024年も残り5日となってしまいました。早い…
みなさんにとってどんな1年でしたか?
 
わたしはというと…いろいろあるのですが、
今年は市立高校3校のほか、中学校や通信制高校でもお試しで校内カフェを開いてそれぞれの場所で若者の声を聴くことができた1年でした。
 
その中で、印象に残っている言葉ややりとりをご紹介したいと思います。
 

~高校生編~

「カフェがある日はバイトを入れないよ。」
「小腹も満たせるし、スタッフと喋れるし楽しい!」
「ひとりで来てもほっとする。」
長年続いているカフェも、今年から始まった月1回のカフェでも
こんな嬉しい声をもらいました。
“だれでも行ける場所”ですが、“全員にとって”は難しいかもしれない。
でも、1人でも多くの“あったらいい場所”になっていますように。

「普段は何の仕事してるんですか?」
「ここには、仕事で来ているんですか?」

→これ、よく聞かれます。
「よこはまユースっていう団体で働いていて、カフェの担当をしてるんだよ~。ほかにはこんな仕事をしてて…」と話すと、
ほとんどの高校生たちはポカーンとしています。
((で、この人たちは結局、何の仕事をしている人なんだ…!))という疑問は残りつつも不審に思わず愛想もつかさず、ちょっと身近にいる大人としてかかわり続けてくれているんじゃないかなと思います。
関心を持ってくれてありがとう。世の中にはいろいろな仕事があります。
 
他にも、ちょっと笑っちゃった高校生たちからのコメントもご紹介します。
 
「いつもはどこのカフェで働いてるんですか?」
→こなれ感があるってこと…??

「よこはまユースっていう大学があると思っていました」
→え!大学生に見える??

「楽そうな仕事でいいですねー。」
→楽そうに見せるのも仕事。楽しいのも事実。フフフ。
 こうした仕事ができるのも、カフェを必要としてくれている高校生がいるからです。

~大学生編~

「自分が高校生のとき、こんな場所があったらよかったなと思いました」
 
ようこそカフェでは、大学生がスタッフとして高校生たちの良きお兄さん・お姉さんとして関わってくれています。
また、居場所のひとつとして校内居場所カフェをテーマに卒業論文に取り組む学生さんが見学に来てくれたり、今年度は「ドキュメンタリーを撮りたい!」「建築の観点からカフェの空間を見たい!」とカフェに関心を寄せてくれる学生さんも現れました。このカフェがさまざまな視点から注目されていることに驚きと嬉しさを隠せません。新鮮な目で見てもらうことで気付きをたくさんもらっています。
初めて校内カフェを見た学生さんから、「自分の高校にもあったらよかったな」と感想をいただくことが多いのですが、そう感じてもらえる場所になっているんだ~と思うとホッとします。
地方出身、私立出身、男子校・女子校出身…などなどそれぞれの高校時代を振り返り、照らし合わせながら、今の高校生たちに必要な場がどんなところか考えてくれる若い世代がいてくれて心強いです。

~おとな編~

学校の先生方や協力団体さん、企業さん、ボランティアのみなさんに関しては、もはや言葉も必要ないのでは…?というシーンもあり、
生徒たちがワチャワチャしている中で、ときどき目が合って
((生徒が喜んでくれてる~!)) ((カフェできてよかった~!))みたいな思いが視線から伝わってくることがありました。
うまく表現できないのですが、心が震える瞬間でした。
 
…と、とりとめのない内容になってしまいましたが、
同じ時間を過ごしたみなさんの顔を思い浮かべながら振り返ってみました。
みなさま、今年も本当にありがとうございました。
 
来年、よこはまユースは20周年記念、
ようこそカフェも10周年記念のアニバーサリーイヤーです!

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくだいさい。