2023年旅行記録④ゆるキャン△&ラブライブ!サンシャイン!!推し旅2日目
2023年3月その2
春を先取り沼津行④ 春先の伊豆半島内陸部を垣間見る
一夜明けた3月19日(日)の朝、沼津は曇天でした。
ホテルの無料朝食にあり付こうと着替えてロビーに下りると既に朝食会場は満員。少し待って席が空いたので確保し朝食を頂きました。
その中で近くにいた別の宿泊客が朝食を平らげた後で部屋食用の発泡スチロール容器にご飯とおかず詰めて昼食用として持ち帰るのを見付けて衛生上の懸念とモラルの欠如を嘆かざるを得ませんでした。
9時過ぎにホテルをチェックアウトし、沼津駅から今日の日程が始まります。先ずは三島まで1駅JRで移動です。乗り込んだ熱海行き普通電車は元名古屋地区の中央線「セントラルライナー」で使われていた車両で、ロングシートが圧倒的な静岡県内の東海道線では異色の転換クロスシートを備えており、「乗り得」の電車でした。帰路でもこの電車に乗れればいいのですが、それは運次第です。
1駅だけ東に移動し三島駅で下車。相変わらずJR東日本エリアからのSuica乗り越し客の多さで有人改札口が詰まってしまうのに辟易しつつ三島大社の社殿を模した南口駅舎を出、お隣の伊豆箱根鉄道駿豆線の駅舎に行きます。
伊豆箱根鉄道の窓口で1日乗車券とグッズを購入。クレジットカードが使えるようになりましたが決済手続きに時間がかかり、後ろに並んでいた人が明らかに苛立っていた様子でした。こちらも決済終了後駆け足で電車に乗り込みました。
乗った電車は「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング電車。運行ダイヤが公開されており、空振りに終わった昨日の「ゆるキャン△」ラッピング列車とは違い予定通りのラッピング電車でした。
30分強電車に揺られ、意外に山に囲まれている伊豆半島内陸部の春の風景を楽しみつつ終点の修善寺駅に到着。到着後折返しまで時間があるので撮影会と化しており、乗客が数人カメラやスマホを片手に車内外の写真を撮っていました。写真の量が半端ないのでこちらでは省略しますが、車内も色々と趣向を凝らしている上、車体には各キャラクターを演じている声優さんのサインがしてあります。
春を先取り沼津行⑤ 修善寺で萌えキャラを論ずる
修善寺駅では「ラブライブ!サンシャイン!!」以外にも幾つか萌えキャラが展示してありました。
1つ目は鉄道会社従業員制服を着た「鉄道むすめ」
2つ目は日本各地の温泉を擬人化した「温泉むすめ」
一部の筋から毀誉褒貶ありますが、これこそ日本の誇る文化の1つと思います。持論は「これからの日本は『わび・さび』に加えて『わび・さび・もえ』」です。「萌えキャラ」と言うと男性目線のものが多いと思ってしまいますが、実は女性目線の美男子キャラの「萌えキャラ」も多数いたりしますし、これらの「萌えキャラ」をデザインした人は美少女キャラであっても女性がデザインしたものの多くあります。
この時期、丁度「鉄道むすめデジタルスタンプラリー」の告知が出た直後で、早速三島駅と修善寺駅でスタンプと壁紙を取得してきました。
このように萌えキャラが動機になって各地を周遊する人も多いかと思います。グッズの制作や販売を通じて地域活性化の一助にもなっている事例も多く聞いており、経済効果は相当あるのではないかと思います。
修善寺駅構内の売店でお土産を買い込み、再び三島行きの電車に乗り込みました。本来なら温泉に泊まりたいのですが、独り旅且つ素泊まりのプランが増えてくれることを願うのみです。
春を先取り沼津行⑥ 青春18きっぷ携え西へ
三島に戻り、先ずは沼津まで1駅移動し、北口にある「ラブライブ!サンシャイン!!」のグッズショップを覗きます。
グッズショップは元々期間限定だったものが人気が長続きしている事から常設化されたものです。この作品が発表されてからもう8年経ちます。様々な作品が浮かんでは消えるこのご時世、本当に長続きしています。「ラブライブ!サンシャイン!!」がなければ沼津に行く事はなかった、と言う人は多そうです。
次に同じ建物の3階にあるゲームセンターに赴きます。こちらにも「ラブライブ!サンシャイン!!」の展示やグッズ販売があります。
沼津駅北口で小1時間のお名残滞在の後、いよいよ西に向かい富山への帰途に就きます。
ロングシートの普通島田行きに乗り、西に向かいます。天気はすっかり回復しましたが富士山は見えませんでした。蒲原から清水の間は駿河湾の絶景をぼんやりと眺め、まずは静岡で電車を下りました。
静岡でお昼となる駅弁を買い、浜松行きの普通電車に乗ります。しかしロングシートの車両で当初は立ち客もいる位混雑していたので駅弁を拡げるのは躊躇いがありました。
しかし空腹には勝てず、駅ごとに乗客が下りていったのである程度空いてきた菊川を過ぎた辺りで駅弁の封を開けました。
皮肉な事にロングシートの車内で駅弁を平らげた後、浜松駅で乗り換えた電車は転換クロスシートでした。
少し時間がありましたので豊橋で1時間程のインターバルを取りました。改札口を出て少し歩き、書店を覗きます。丁度豊橋市の「ご当地コミック」である4コマ漫画「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」の新刊が出たタイミングであり、大々的に宣伝をしていました。
書店から駅に戻る途中でもキャラクターが描かれたバスを見掛けました。
豊橋から名古屋までは新快速で移動。名古屋市内に入り笠寺で臨時停車し、大勢の若者が乗ってきました。近くの日本ガイシホールで何かライブでも行われていたのでしょうか。
今回の青春18きっぷ使用は名古屋までです。電車を下りて改札を通る前にホーム上の立ち食いきしめんを頂きました。
JR西日本のICOCAエリアからの乗り越し客で詰まっている有人改札を係員に青春18きっぷを見せつつ一声掛けて名古屋駅の改札を出て、途中で新聞を買いつつ名鉄バスセンターに足を進めます。
予約していた名鉄バスセンター18:50発の砺波・高岡行き加越能高速バスに乗り、クルマを停めてあった砺波に戻ります。ほぼ満席で出発しました。
車内ではひるがの高原SAでの休憩までリクライニングシートに身を沈めて眠っていました。
高所にあるひるがの高原SAでは寒さに震えつつお手洗いで用を足し、再びバス車内へ。砺波駅南まで3列シートの快適なバス旅を堪能しました。
砺波駅南で下りた後停めていたクルマに戻り、大量の戦利品を載せて帰宅。週末2日間を使った「推し活」はここに幕を閉じました。
今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)
東愛知新聞(愛知県豊橋市)
東日新聞(愛知県豊橋市)
伊豆日日新聞(静岡県伊豆の国市)
静岡新聞
北日本新聞(富山県)
富山新聞
中日新聞(東海本社版)
中日新聞(東三河版)
中日新聞(名古屋市民版)
北陸中日新聞(富山県向け)