【お薬】海外渡航・滞在時のリスク対策
タイのホテルのフロントで働いた者による、海外渡航・滞在時のリスク対策。
海外渡航・滞在時のリスク対策。
ここでは「お薬」について綴ります。
薬や化粧品の持ち込み・使用について~日焼けどもチェック?
薬や化粧品などの持ち込み・使用に関し、国によって規制を設けています。
各国の大使館、領事館、政府観光庁のホームページで確認しましょう。
■タイの例:医療用麻薬を含む個人用医薬品を携帯してタイを出入国する疾病治療中の旅行者のためのガイダンス(英語)
https://site.thaiembassy.jp/jp/news/consular/9135/
以下画像は、上記サイトよりダウンロード
■タイの例:タイの国立公園 サンゴ礁に有害な成分を含む、日焼け止めの持ち込み・使用を禁止
違反した場合は、10万バーツ以下の罰金が課せられます。
ホテルではお薬はもらえない?
現地で具合が悪くなった場合、ホテルに薬を求めてもまずもらえないと思ってください。
ホテルには様々なお客様がいて、薬に対する反応も様々です。
簡単に薬を与えた場合、アレルギー反応によるトラブルが起きる可能性があるからです。たとえ絆創膏一本でもです。
現地の薬屋さん、ドラッグストアで、買うようにしてください。
現地の薬が不安ならば、持ち込める薬を調べたうえで日本から持って行く、あるいは現地の医療機関を調べておいてください。(但し、現地の薬は日本のよりも強い場合があります。)
ちなみに、日本国内では薬事法24条により、医薬品販売の許可を受けた者でなければ薬の授与、販売ができません。ホームページにこの旨の記載をしている国内ホテルさんもあります。
決まった薬、アレルギーについて
渡航する国の薬の持ち込み・使用に関するガイダンス確認が必要です。
医療機関で処方された薬を飲んでいる方は、かかりつけのお医者様とよくご相談ください。
薬アレルギーのある人も、何の薬がNGか英語でもメモして行きましょう。
私も薬アレルギー持ちのため、薬名を書いて持ち歩いています。
私個人で見て来た範囲のことなので一部偏りがあると思いますが、海外渡航前のご準備にぜひお役立ていただければ幸いです。
また追記事項が発生次第更新して行きます。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。