スマホの翻訳アプリで英語は本当に大丈夫?

【本記事は、接客・話すための英語・タイ語教室 横浜サワディーブリッジ(2024年11月30日閉業)のホームページ内コラム「接客の現場から」をnoteに移したものです。】


最近では翻訳アプリが充実し、AI、ChatGPTを活用した英会話ツールも続々と出てきているようです。では、スマホを手にすればもう英語は大丈夫なのでしょうか?

英語接客のタイミングは、突然やってきます。
しばらくの間翻訳アプリを立ち上げてないと、外国人のお客様からとっさに話しかけられたとき、立ち上げに時間がかかりませんか?アプリが立ち上がるまで、お客様は待ってくださるのでしょうか?
正直、レジが忙しいときには翻訳アプリを立ち上げる余裕などありません。

私も過去の現場で、チーム全体に1台翻訳機を持たされたことがあります。中国のお客様の前で使おうとしましたが、結局画面の立ち上げが遅く、漢字を使って筆談しました。絵を描いたこともあります。アナログの方が早い時があるのです。

翻訳アプリは、スタッフ側よりもむしろ外国人のお客様が自分の使いたいタイミングで利用する方が有効なようです。

スマホは、電気や通信が滞りなく提供されているから使えるのです。日本は災害の多い国です。災害によって一時的に電気や通信が断たれた時は、スマホは使えません。

スマホの翻訳アプリに頼るよりも、英語のアンチョコを作ってすぐに調べられる環境を整えておくと、できることが増えそうですね。


接客・話すための英語・タイ語教室
横浜サワディーブリッジ