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【スマホ】違う国の人の前では、相手を信用した上でスマホを出そう
日本では、電車やバス、どこでもスマートフォンを出して見たりするのは当たり前ですよね。
もちろん、私も例外ではありません。
それは、世界の中でも比較的治安が良い日本だからできることです。
違う国、そして違う国の人の前では、簡単に自分のスマホは出さず、人の目につかないようにしておくことをおすすめします。
スマホに翻訳アプリを入れている方、親切心で日本で外国人を助けたいと思っている方も、注意が必要です。
スマホを簡単に出すと…
海外でも治安の悪いところでは、安易にスマホの翻訳アプリでコミュニケーションできないと聞きます。
それは、スマホを簡単に出すと盗まれる危険があるからです。
特に、iPhoneは海外で高額スマホとされているようです。
海外でスマホ盗難を避けるなら?
海外では、外でGoogleマップを見たり、ズボンのポケットに入れたり、飲食店のテーブルに置きっぱなしもやめた方がいいですね。
どうしても外で使う場合は、バックに入れるなど、外から絶対見えないようにし、使う場所に気をつかうにしましょう。
写真撮影の際も、周りに人がいないことを確認し、撮影を終えたらすぐバックに入れた方がいいでしょう。
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バックも、リュックなら背負わず前で抱え持つ、ショルダーやサコッシュも袋部分は前にし、必ず自分の目から離さないようにしましょう。
夜、日本国内でスマホ無しで道案内に対応
以前、私に起こったことをお話します。
夜の時間帯、週2〜3回程度スーパーで仕事をしていたときのことです。
ある日夜21時過ぎに職場から出た時、見知らぬ東南アジア系の女性からたどたどしい日本語と英語で声をかけられました。
「ア、アレ…シマッテル?close?」
そこは商業施設でしたので、まだ営業中のお店があっても、防犯上21時になると閉まる扉があります。その扉を指して言っていました。
しかも、その女性は40〜50歳代、一人でおり、足が少々不自由にみえました。
「はい、閉まっていますよ。Yes, it’s closed.」
私はそう言ってその場を立ち去ろうとしましたが、その女性は私にまだ話しかけました。
「Wホテルニトマッテル」
「〇〇ドオリにイキタイ」
「ナンドモグルグルシテマス」
雰囲気から現在地が分からなさそうニ見えたので、近くの周辺案内図に連れて行き現在地を知らせました。
案内図の中に、その女性が知っているM商業施設があり、そこからであればホテルまで帰れるようでした。
とりあえず、M商業施設までの道は私も知っていたので案内して、すぐに帰りました。
この間、私は一度も自分のスマホを出しませんでした。
スマホを出さずに道案内した理由
その女性は悪気はなかったかもしれませんが結構しつこかったので、
私には「道案内に絶対スマホを出さない」スイッチが入りました。
スマホを出したら、「連絡先教えて」、「あれこれ調べて」など頼られてしまうと思ったからです。
過去の経験上、道を知りたい外国人の方は大概自分のスマホや地図など、自分の体プラス手かがりとなるものを携帯していました。
スマホを出し手厚く対応していたら…
しかし、今回その女性は自分のスマホや地図などの手がかりを携帯せずに、口だけで話しかけて来たのです。
しかも一人、お連れの人はいませんでした。
何度も言いますが、夜21時過ぎのことです。
その女性が宿泊先だと言っていたWホテルも、現在地から10分程度の距離です。迷ったのならタクシーをつかまえれば簡単に帰れます。
Wホテルは、一泊一室あたり4〜5万はする高級ホテル。
失礼ですが、そのクラスのホテルに泊まる人にしては、一人で行動するスキルや経済力が無いのでは?と思いました。
私がタイ・バンコクの4〜5つ星ホテルに勤務していたころ、ビジネス、観光を問わず、一人でお泊りになるお客様をお迎えしていました。
皆さま、一人で行動できるスキルをお持ちだったのを見ていたが故に、その女性の行動が怪しく見えました。
もしかしたらその女性は本当にWホテルに泊まっていたかもしれません。
しかし、スマホを出して手厚く対応していたら、もっと何かを要求されすぐに帰れなかったかもしれません。
相手がケガをしていたり、全然歩けないようならすぐ110番通報して、保護を求めたかもしれません。
しかし、しつこい上に歩けないわけではなかったので、「これ以上関わりたくない」気持ちの方が大きくなり、長居しないようにしました。
自分の安全を確保した上で外国人を助ける
2023年3月現在、外国人旅行者が増えている昨今、久しぶりに英語を話して外国人の道案内を手伝いたい方もいらっしゃると思います。
道案内や電車案内の英会話を教えている身でありながら、こんなことを言うのは矛盾しているかもしれません。
しかし、本当に残念ながら来日する外国人が全て善良とは限りません。
外国人を助けることは、自分の安全を確保した上でできる活動であることを、改めて知っていただきたいです。
先日の東南アジア系の女性への道案内によって、違う国の人の前では相手を信用した上でスマホを出そうと強く思うようになりました。
当教室では、翻訳アプリよりもアンチョコ作りをおすすめしています。
それでは、今回はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました。