失敗する浪人生の特徴(浪人しないためにも、再掲)
「失敗する浪人生の特徴」というテーマで好評を博したS先生の8年前の激辛メッセージを再掲披露します。浪人しないためにもぜひご参考にされてください。
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今日は勉強法の記事ではなく、こういう人が浪人に向いていない、という記事を書いてみます。
以下、常体で書きます。かなり毒を吐きます、厳しいことを言います。
以下の記事を読んでしっかりと現実と向き合ってほしい。受験は自分自身との闘いである。
私も塾で働いていますが、塾は友達を作りに来るところではない。勉強しに来るところである。
これを履き違えてはならない。
優秀な人は環境に不満を言わない。
「こういった人は浪人したらまずい」という特徴を以下に挙げてみる。
・自分がなぜ浪人したのかわかっていない・反省してない人
・大した志望理由がない人
・全落ちでどこも受からなかった人
・センターも一般もなぜか受験しなかった人
・現役時に全力を出さなかった人
・とりあえず予備校へ、と考えている人
・生活習慣が乱れがちな人
・携帯やネットが好きな人
自分がなぜ浪人したのかわからない人
「現役の時受からなかった」→「じゃあ浪人だね」→「浪人なら時間もあるし、余裕でしょ」
こういった思考回路の人は浪人しても失敗する可能性が高いと思う。
なぜか? 自分が現役の時に失敗した原因を反省していないからだ。
自分のダメなところをそのままにして浪人しても、結局同じことの繰り返しになる。
なぜあなたは今年受からなかったのか?
浪人を決める前に、このことについて徹底的に反省するべきだ。
勉強を始めるのが遅かった。
あなたは大事なことをいつも後回しにする悪習慣がないか?
自覚できるならばまだOKだ。まず面倒くさいことを先にやる習慣をつけること。
手帳にきちんとメモして予定通りの行動をとるようにすること。
でないと浪人しても失敗する。
「どのくらいの勉強を行えば合格できるのか」「いつから勉強をすれば合格できるのか」
ということについて、認識が非常に甘い可能性もある。
あなたの勉強計画がいかに杜撰で、認識が甘かったのかを確認すべきである。
これくらいやれば受かるかなと思っていた。
かなりきついことを言うが、あなたは甘い人間だ。
現実的に物事を考えることができない。受験勉強は「なんとかならない」。
あなたは周りやネットに載っていた情報に踊らされていなかったか?
周りがこれくらいしているから、自分もこれくらいやれば大丈夫だろう、と考えてはいなかったか?
全国の優秀な受験生を基準に物事を考えていなかったのではないか?
1年浪人して成功したいなら、甘い考えは一切捨てて、超現実的に物事を考える習慣を付けなければならない。
努力が足りなかった
そんなあなたは10日間、毎日10時間以上勉強してみてほしい。それが出来ないなら厳しいことを言うが浪人は諦めるべき。
浪人しても無駄になる可能性が高い。
基本的に、浪人生は誰よりも努力しなければならない。努力できない人間は浪人してはいけない。これは当たりまえの話だ。「浪人して早稲田に合格!」などという言葉、結果だけを見て「自分も(大した努力なしでも)いけるかな」と考える人はたいてい1年後に絶望する。
これくらいの勉強が出来ないならば初めから浪人するべきではない。
自分の知り合いで、浪人した子は毎日12時間以上勉強を1年間休まず続けていた。
もちろん勉強時間なんてのは一つの基準でしかない。
毎日猛勉強するのは当たり前。その上で高い意識を保って効率よく勉強できる人間だけが合格する。
高校3年生の時、何も考えず適当に勉強をしていたのなら、浪人はしない方が良い。
ここまで読んで、それでも浪人したい人は、ノートに今年の反省を書けるだけ書くこと。
なぜ今年は落ちたのか、今年と同じ失敗をしないためには何を改めるべきなのか。ノート5枚分くらいは書いてほしい。
この反省作業は精神的苦痛を伴うだろう。誰でも自分の欠点と向き合いたくないからだ。
しかし浪人生は自分のダメなところと真摯に向き合える精神的強さがないと成功できない。
この作業が出来ない人は浪人をあきらめた方が良い。
私が見ている浪人生で、今年ほとんど勉強をせずに1年を終えた人がいるが、
この人は自分の欠点と向き合うことが全く出来ていない。
「毎日の反省を日記に書け」といっても何かと理由をつけて書きたがらない。
こういった人間は成長しないので、変わらない限り成功することはないだろう。
何の考えもなしに授業を取るのは、非常に非効率だ。
私も、いま浪人するならば予備校に通うかもしれない。
ただし基本は参考書で勉強し、苦手科目や「志望大対策」などピンポイントの科目を取るだろう。
参考書で勉強できるものをわざわざ授業で取ったりはしない。
予備校に行かないと不安、自宅で勉強できるか不安、などと考えるのもナンセンスだ。
浪人生活を考え直した方がいい。なぜナンセンスなのかは自分で考えてみよう。
そもそも不安になるポイントが間違っている。
生活習慣が乱れがちな人
浪人生活は思った以上に生活習慣の維持が大変だ。学校に通っていたころのように、
時間的拘束がない代わりに、好きなだけダラダラできる。これが落とし穴になる。
多くの人はまず生活習慣が大いに乱れる。睡眠サイクルがばらばらになる。
こうなってしまってはまともに勉強することもできなくなる。
自己管理能力がない人間が浪人生活を成功させることは出来ない。
携帯やネットが好きな人
勉強時間が減る、誤った情報に流される。当たり前の話だが、携帯をいじる時間が増えれば増えるほど合格が遠のく。
浪人生活を成功させたいなら、携帯やPC、ネットなどの娯楽は1日30分以内に押さえるべきだ。
それが出来ないなら浪人はしない方がいい。
わけがない。私は勉強するだけ成績が上がった。
成績が上がるかどうかを心配する前に、成績の上げ方を今すぐ学ぶべきだ。
何時間勉強しなければいけないのか?
出来る限り勉強するしかない。
この質問は落ちる質問の一つといっていい。非常にナンセンスだ。
そもそも、何時間勉強すれば合格できるのか計算出来ない人は合格しづらい。
巷では「○時間で受かる」「毎日14時間以上やれ」など様々な情報が飛び交っているが、どれも的外れだ。
勉強を時間だけで測っていること自体間違いなのだ。
14時間勉強しても落ちる人は落ちるし、6時間の勉強で受かる人は受かる。
何時間必要なのかは100人いれば100通りだ。その人の成績にもよるし、学習効率にもよる。
1日に使える時間はめいいっぱい勉強する。浪人生のあなたはこれだけ考えればよい。
余計なことは考えてはいけない。出ないと1年後に絶対後悔する。勉強しすぎて困ることなんてないのだ。
浪人にはどれくらいの費用がかかるのか?
20万~数百万かかることもある。
家庭が裕福でない人や保護者にとって、浪人にかかる費用は死活問題だろう。
予備校に通うと100万円程度はかかると言われている。仮に参考書のみで学習すると仮定して、
最低限必要な費用を考えてみよう。
模試の費用:2万~4万円
センター試験:1.2万円~1.8万円
受験費用:私立で5個受ける場合17.5万円
参考書:3万円~10万円模試×3+センタープレで約3万円。
センターで1.2万円。5個受験するなら17.5万円。参考書に7万程度かかるとする。
合計28.7万円。
もちろん人によって大きく上下するだろう。国公立志望の人なら模試にかかる費用や参考書により費用がかかる。
逆に私立大学を受験しないならば受験費用は少なくなる。
予備校や塾やピンキリなので一概に計算することは出来ないが、単科で取るならそこまで費用はかからないだろう。
フルで授業を取った場合は100万円程度かかると言われている。
他にも食費や交通費など雑費を考えると、地味に費用は増える。経済的な部分のみ考えれば、
やはり宅浪が最もお金がかからないことになる。
しかし、浪人するということは将来働く年数が減ることも意味する。
あなたが将来年収500万円程度の仕事ができるとした場合、1年働く期間が短くなるということは、そういうことだ。
もちろん一流大学に入れば問題はないが、何年も浪人するのは割に合うのかどうかきちんと考えた方がいい。
バイトはするべきか?
勉強時間を確保できるならしても良い。
お金がないならバイトをすればいい。上記の30万円のうちの一部くらいならバイトで稼いでもいいだろう。
特に受験費用は保護者に多大な負担を書けると思うので、受験費用だけでも自分で作れれば最高だ。
必要な勉強時間を維持しつつ、バイトの時間を捻出できるならしてもいいだろう。
ただし、生半可な覚悟では出来ない。強靭な体力と精神力がある人以外はおすすめしない。
幸運にも、バイトをしなくても浪人生活を送れるなら、親に十分感謝をしながらめいいっぱい勉強をすればいい。
「タイムイズマネー」と言われるが、受験勉強においては時間が何よりも大切だ。時間はお金を払ってでも買ったほうがいい。
見える。
もちろんなるべく早いうちに進学した方がいいに決まっているし、あまりに周りに迷惑をかけ続けているようなら
考え直した方がいいかもしれない。ただし、それでもあなた自身に夢があり、周りも応援してくれているなら、
あなたが負い目を感じることはない。
逆に、ダラダラと夢も目的もなく浪人を続けている人は、私はさっさと進学した方がいいと思う。
今後うまくいく可能性は限りなく低いからだ。大学が全てではない。
大学進学後が重要なのに、くだらない価値観やこだわりを捨てられないと損をするだろう。
じゃあ希望はないかと言うと、そのままでは希望はないだろう。
強い人間にならなければならない。自己変革し、強いメンタリティ、豊かな人格を形成しなければ合格は不可能だ。
そのための努力を怠ってしまう人間が何年も浪人していくのを私は見てきている。
残念ながら、彼らがそのまま自分を変える努力をしないのであれば、未来はない。
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牧志先生(東北大卒、物理、化学、数学担当)
川崎先生(東工大、物理、化学、数学、英語担当)
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ナオ先生(琉球大学国際地域、英語担当)
リセ先生(琉球大学国際地域、英国、小論文面接担当)
ユウト先生(琉球大学理学部、数学、理科担当)
姫野先生(美術教室特任教授、実技、英語担当)
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