「ヨコハマDOCS」の目指すもの
はじめまして、ヨコハマDOCSです。
「ヨコハマDOCS」は横浜に拠点を置く3団体が、2023年に発足した共同プロジェクトです。
構成団体はそれぞれ、映像制作のプロ集団、楽しいまちづくりを志向する非営利団体、市民協働推進施設と、分野は違いますが、横浜のドキュメンタリー映画文化を盛り上げることを共通の目的として、活動に邁進しています。
(事務局:浅野葛)
開港に寄せて
社会が変化し、効率が重視される中で、時にこぼれ落ちるものがあります。アートの果たす役割のひとつは、それらをすくい取ることでしょう。忘れてしまったもの、見過ごしてきたものに目を向け、そこからの視線を感じ取ることは、「他者」と「私」をより深く理解する契機になります。優れたドキュメンタリー映画には、時代や国境を越えてそのような訴求力があります。
私たちが目指すのは、「作る」「観る」「学ぶ」の視点から、横浜でドキュメンタリー映画の文化的な土台を築くことです。横浜という地域に根差した作品と作り手、観客が増えていくことは都市の力にもなると信じています。
(ヨコハマDOCS代表 飯田基晴 )
「ヨコハマDOCS」とは
ヨコハマ DOCS の「DOCS」は、ドキュメンタリー(documentary)と、港町としてのヨコハマを象徴するドック(dock/船の建造や修理、荷役などを行う構造物)をかけています。
横浜でドキュメンタリーに関心を持つ人が集い、作る人を生み出し、映像文化を発信する拠点となることを目指しています。(文:飯田基晴 )
2023年度の活動予定
1.DOCSワークショップ
<内容>
参加者各自が、ショート・ドキュメンタリー(5分〜15 分)の企画を考え、撮影から編集まで一連の映像制作を行う講座です。完成作品や制作途中の作品をブラッシュアップする機会としても構いません。
題材は自由ですが、ドキュメンタリー映像制作を前提として講座を進行します。
<対象>
これまでに、ビデオカメラやデジカメ、スマートフォンやパソコンを使った映像制作の経験があり、編集ソフトの基本操作ができる方が対象です。撮影や編集の機材は、各自でご用意をお願いします(新たに購入する場合はアドバイスも可能です)。
<講師>
飯田基晴
土屋トカチ
<定員>
12名(最低開講人数:6名)
<受講費用>
45,000 円(税込)
※18歳以下および障害のある方は割引あり:40,000 円(税込)
【会場】
横浜市ことぶき協働スペース
〒231-0026 横浜市中区寿町4−14 横浜市寿町健康福祉交流センター2階
2.DOCSシアター
「生き抜く」をテーマに、現役の映画監督が選んだ珠玉の作品をお届けします。
8/5(土)16:00〜
「「ホームレス」と出会う子どもたち」(監督:神吉亮輔)
「あしがらさん」(監督:飯田基晴)
※上映後に監督(飯田基晴)によるアフタートークあり
9/2(土)16:00〜
「アリ地獄天国」(監督:土屋トカチ)
※上映後に監督(土屋トカチ)によるアフタートークあり
【料金】
一般:1,200円
学生および障害のある方・DOCSワークショップ受講者:1,000円
18歳以下:500円
【定員】
各回40名程度(立ち見あり)
【参加方法】
下記「お申し込み」から必要事項にご記入の上、送信ください
【会場】
横浜市ことぶき協働スペース
〒231-0026 横浜市中区寿町4−14 横浜市寿町健康福祉交流センター2階
3.「コトブキ・ストーリー」企画検討会
ヨコハマDOCSの活動拠点、ことぶき協働スペースがある寿町。ヨコハマDOCSでは寿歴史研究会とも連携しながら、この街の過去と現在を描くドキュメンタリー映画の企画検討を行っていきます。 2023年度は月1~2回のペースで、寿町に関する資料の読み込み、フィールドワーク、企画検討を行う予定です。
キックオフイベント開催決定
ヨコハマDOCSのキックオフイベントとして、活動内容のご説明、映画「どっこい!人間節-寿・自由労働者の街」の上映&トークを行います
【日時】
2023年7月8日(土) 13:30〜18:00
【料金】
一般:1,200円
学生および障害のある方・DOCSワークショップ受講者:1,000円
18歳以下:500円
【定員】
40名程度(立ち見あり)
【参加方法】
下記「お申し込み」から必要事項にご記入の上、送信ください
【会場】
横浜市ことぶき協働スペース
〒231-0026 横浜市中区寿町4−14 横浜市寿町健康福祉交流センター2階
お問合せ:ヨコハマDOCS事務局
https://yokohamadocs.com
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