サツマイモはじめました。
こんにちは。( ^ω^)
今年からONODERA GROUPの若手社員がSDGsに取り組む「若手サステナブル推進プロジェクト」に横浜FCも参加しています。
こちらの活動は3月からスタートしたLEOCさんとの共同事業「ちきゅうにもからだにもやさしいプロジェクト」の一環でもあり、横浜FCとLEOCは「食を通じた社会貢献」をテーマに様々な事業を行っています。
これまでの取り組み。
これまでも横浜FCはLEOCさんと「ちきゅうにもからだにもやさしいプロジェクト」を通して、様々な取り組みをしてまいりました。
そして今回は。
ONODERA GROUP「若手サステナブル推進プロジェクト」では、ひとつのテーマとして「地産地消」への取り組みを掲げています。
横浜FCからは、若手代表として営業グループの戸田寛太さんが参加しており、ONODERA GROUPの若手社員の方々と一緒に、テーマの設定から実行まで考えます。
(実は、戸田さんは横浜FCユース出身でもあります。)
「若手サステナブル推進プロジェクト」では今後の目標として、以下の実現を目指しています。
『2021シーズンの横浜FCのホームゲーム会場で、横浜市内の畑で栽培・収穫をした野菜を使ったメニューを販売する』
そして今回、その目標を達成するため、横浜市戸塚区などで野菜を栽培している「ジコンファーム」さんの土地を一部お借りして「サツマイモ」の栽培を行うことが決定。
さっそくジコンファームへ。
2021年6月17日。
ウッチー(C.R.O 内田智也)と戸田さん、クラブスタッフ前田克也さんと共にジコンファームさんへ。
今回ご協力いただく、「ジコンファーム」の横溝さん。
2012年に、50歳から農業を始める決意をされ、農業大学を卒業。
その後ご夫婦で営農を始められました。
「何かを学ぶのに年齢は関係ない」とおっしゃっている素敵な笑顔が印象的。
時折冗談を交えながらの分かりやすい言葉で、楽しく説明が終了。
まずは横溝さんの畑を見学
「たまねぎ」ひとつでもたくさんの種類を栽培されています。
今、旬のキュウリ。
朝、小さかったものも、夕方には大きくなっているとか。
そのためちょうどいい大きさで収穫するには朝夕と畑を見にくる必要があるそうです。
「毎日大きくなるから収穫が本当に大変」と横溝さん。
にんじんも、オレンジ・黄色・紫と色とりどり。
それぞれちゃんと名前があるそうで・・・「あやほまれ」とか「恋ごころ」など( ^ω^)
横溝さんは名前に惹かれて栽培を決めることもあるのだそう。そんなきっかけも素敵ですよね。
由来が気になる方は調べてみてくださいね。(そしておしえてください)
地方に比べて土地が狭い都心の農業。
1つの土地で1つの作物をたくさん作るのではなく、多くの種類をつくるのが都心の農業の特徴であり「強み」だそうです。
消費地が近くにあるからこそのメリットを生かした生産方法を採用しています。
(狭いといってもサッカーコートの12面分くらいはある。)
次の畑へ。
1か所の畑ではなく数か所で営農されています。
こちらは真っ赤なカブに似たビーツという野菜。実はほうれん草の仲間なんです。
「湯上り娘」という枝豆。
パクチー。
好きな人、苦手な人、好みの分かれる野菜ですよね。(ちなみにウッチーも戸田さんも前田さん苦手だそうです)
落花生。鳥に食べられないような対策が重要だそうです。
その他にもたくさんの種類の野菜を育てていらっしゃいます。
ちなみにこのお花は何だろう・・・?と思っていたら、
なんと、人参の花。
大人の背丈よりも大きくなって花が咲くなんてびっくりしました。
ここで紹介した野菜は、ほんの一部で、今年は新たに2品目にも挑戦し、年間約60品目の野菜を育てていらっしゃるそうです。
地域の特性を活かした栽培、狭い面積で多くの種類の野菜を作る工夫など多くのことを勉強させていただきました。
いざ苗植えへ。
そして、いざサツマイモの苗植えへ。
今回、苗を植えたのは「紅はるか」と「ハロウィンスイート」というサツマイモの品種。
「紅はるか」は外観が優れていて、蒸しいもにすると甘みが増すのだそうです。安納芋と比べられるくらい甘みが強いのだとか!
「ハロウィンスイート」は名前の通り秋の収穫祭ハロウィンにピッタリの果肉がオレンジのサツマイモ。滑らかな口当たりでモンブランなどのスイーツにもよく使われるそうです。
横溝さんに植えかたのコツを教えてもらいます。
約200本の苗をみんなで手分けして植えていきます。
棒で土に穴を空ける役割と苗を植えていく役割に分かれて、30センチ間隔で植えていきます。
みんな黙々と作業。
30分ほどですべての苗植えが終了。
お疲れ様でした。
さつまいもブラザーズ。
最後は横溝さんと記念撮影。
収穫は秋ごろ。
いまから楽しみです。
(また経過などもご報告できたらいいな・・・と思っております)
「ジコンファーム」というお名前は、
・「自根」:自分の根っこ
・「而今」:過去を悔やまず、未来を恐れず、今を生きる
という二つの意味を込めて付けられたそうです。
「日々、農業者であることを誇りに持ち、日本や地元の農業を守って社会に貢献していきたい」と横溝さんはおっしゃっていました。
私たちクラブスタッフも、今の状況と向き合って、未来を恐れず、自分のできる精一杯のことを考えて取り組んでいきたいと思います。
しばらく三ツ沢での試合がないため、なかなかみなさんにお会いする機会がなく寂しいですが、中断期間が明けた8月9日(月祝)名古屋グランパス戦でお会いできることを楽しみにしています。
また7月11日のアウェイゲーム、サンフレッチェ広島戦のご声援もよろしくお願いいたします!
ではまた( ^ω^)