見出し画像

きゃべつ農家の愛にふれた

こんにちは。

横浜FCでは、3月末日よりグループ会社の株式会社LEOCと協同して「ちきゅうにもからだにもやさしいプロジェクト」を始動いたしました。

「ちきゅうにもからだにもやさしいプロジェクト」って?

横浜FCは2019年に神奈川県より「かながわSDGsパートナー」認定を受け、地域とともにSDGsの普及啓発に取り組むことと合わせて、スポーツおよび健康づくりの分野で、横浜FCに関わる全ての皆様に貢献できる活動に努めてまいりました。
今回、同グループ(ONODERA GROUP)で、フードサービス事業を展開する「株式会社LEOC」と、スポーツ・エンターテイメント事業を担う「横浜FC」がブランドのコラボレーションをし、地球環境に良いサステナブルな取り組みを行い、より社会に必要とされる存在となるために本プロジェクトが発足いたしました。

簡単に言うと、「横浜FCとLEOCが『食』を通じて、社会や地域を豊かにする取り組みをしよう」というプロジェクトです。

第一弾は「地産地消」がテーマ。

今回プロジェクトの第一弾として、「地産地消」を目的に、地元神奈川県のお野菜を使用したメニューを選手たちに提供されました。

まずは「地産地消」についておさらいしておきましょう~。

地産地消とは、国内の地域で生産された農林水産物(食用に供されるものに限る。)を、その生産された地域内において消費する取組です。食料自給率の向上に加え、直売所や加工の取組などを通じて、6次産業化にもつながるものです。(引用:農林水産省

前回のブルーカーボンに続き、またまたちょっと難しい( ^ω^)・・・

「6次産業」とは・・・?
1次産業(農林漁業)×2次産業(工業)×3次産業(商業)を掛け合わせて新たな産業を形成しようという取り組みのことです。
なぜ「6次」かというと、1次×2次×3次→「6」と、それぞれの数字を掛け算したものであり、産業の融合を図り、新たな価値を生み出すことを意味しているそうです。

地産地消取り組むと・・・?
次のような効果が期待されます。
1.「生産者」と「消費者」の結びつきの強化
2.地域の活性化
3.流通コストの削減

つまり、「地産地消」とは
地元の食品を消費することで、生産者と消費者が「顔を合わせる関係」になることで、地域の繋がりが強化されたり、流通を削減して排気ガスを減らし環境へも貢献しながら、経済の活性化もできるWIN-WIN-WINな取り組みなんですね。

料理が選手たちのもとへ。

こちらは選手たちが普段食事をするクラブハウス内にある食堂「LEOCダイニング」。選手が試合や日々のトレーニングに万全に挑むために、栄養バランスが緻密に考えられた食事が日々提供されています。

今回提供されたメニューは「みくりな農園」様および横須賀市の「ブロ雅農園」様のお野菜を使用した「Vegan無水ボロネーゼと三浦野菜のサラダ ~人参酵素ドレッシング~」
地元神奈川に貢献し、選手のからだにも気を使ったメニューです。

とてもおいしそう・・・(*゚¬゚*)

柳原総調理長へインタビュー!

当日厨房に立たれた、柳原 健良総調理長にお話をききました。

―今回のプロジェクトへの想いを教えてください。
横浜FCを食でサポートし、選手の健康や活力につながり、チームがより活躍してくれることを願って取り組んでいます。こうしたコラボレーションを通して、横浜FCを含め、ONODERA GROUP全体の発展に貢献できるよう努めていきます。

―今回の取り組みで意識したことはなんですか?
まず地産地消の食材である三浦野菜を使っていくこと。そしてフードロス対策を意識して、ブロッコリーの茎やニンジンの皮までボロネーゼの中に使っています。またその野菜からしっかりと旨味を引き出せるよう、約2時間煮込んでいます。調味料は最小限にして、人工的な味ではなく、野菜の旨味と塩分を最大限に生かし、全体としてやさしい味に仕上げています。

―選手の反応はどうでしたか。
選手の数名から聞き取りをしましたが、「まるでレストランで食べているようだ」との声をいただきました。それに「時間がかかっているからこそ美味しいんですね」との声もありました。

―今後目指していきたいことは何ですか?
今回の取り組みがしっかりと持続可能になるよう構築していきたいです。横浜FCにとっていい、地元農家にとってもいい、LEOCにとっても、横浜FCのファン・サポーターにとってもいい、しかも継続できる形を目指していきます。

ウッチーは野菜作りの現場へ

一方、C.R.Oのウッチーは野菜作りの現場へ。

今回おじゃましたのは三浦市にある「みくりな農園」さん。
元気いっぱいの奥様と陽気な旦那さんが作り出す愛のこもった素敵なキャベツ畑です。

ウッチーも実際に春キャベツの収穫を体験。
収穫用の包丁を使用して収穫します。

現地で教えてもらったのですが、キャベツって収穫する時間によって味が変わるんですって。

「朝採り」のほうがみずみずしい代わりにあまみが少なく、
「夕採り」のほうがあまみが強い代わりに水分が少ないんだとか。

ちなみに、春キャベツと冬キャベツの見分け方も教えてもらいました。

ラグビーボールみたいに縦に長いのが「春キャベツ」
フリ丸の頭みたいに横につぶれているのが「冬キャベツ」です。( ・᷄ㅂ・᷅ )
(フリ丸に怒られそう。)

断面を切っていただくと分かりやすいらしいのですが、春キャベツは葉がふわっと巻かれていて、冬キャベツの方が葉がぎゅっと詰まっているのが特徴です。

みなさん明日の話題に使ってもいいですよ。|ω・`)
(ちなみに筆者は我が物顔で、次の日から言いふらしました。)

あとから伺ったお話ですが、「みくりな農園」ってお名前。
ふたりの娘さんのお名前から付けられているそうです。(すてきすぎる)


最後は素敵なご夫婦と内田C.R.Oとみくりな農園の皆様、ONODERA GROUP 杉浦エグゼクティブシェフと一緒に。

海と空とキャベツに囲まれた素敵な農園でした。

「みくりな農園」さんをはじめそして今回ご協力いただいた「ブロ雅農園」さん、関係者の皆様ありがとうございました!

今後は( ^ω^)・・・

すでに、もう一つの取り組みとして、「食育」をテーマに横浜市教育委員会と連携し、「LEOC食堂」で選手に提供されている人気メニュー「油淋鶏」のレシピが、一部給食用にアレンジされ、中学校給食として初提供されることが決定しました!

5月24日(月)に横浜市内の中学校で提供されるそうですよ!
中学生のみなさん楽しみにしててくださね~。

​詳しくはこちらからご覧ください!

なかなか、目には見えてこない社会の問題。
ひとりひとりの小さな意識が大きな力に変わっていくと信じて、まずはみなさんに少しでも「こんなことがあるんだ」「やってみようかな」と思っていただけるように、私たち横浜FCも日々勉強させていただきながら、発信できるようにしていきたいと思います。

まずは身近にできることに目を向けて、一緒に「おいしく」「たのしく」地元を元気にしていきましょう!

ではまた。( ^ω^)