2021横浜FC新体制発表記者会見を実施しました。
2021年1月17日(日)14:00
横浜FC新体制発表記者会見を実施しました。
2021年は新型コロナウイルス感染症の影響により、公式YouTubeでのオンラインライブでの配信となりました。
今年は第一部、第二部と分けスローガンの発表、新体制&選手背番号の発表、ユニフォームデザインの発表とお披露目、新加入選手の紹介といった形で 2021シーズンを戦う体制を発表しました。
2021横浜FC新体制発表記者会見
◆横浜FC会長兼スポーツダイレクター 奥寺康彦
第一部は横浜FC会長の奥寺康彦より冒頭の挨拶をさせて頂きました。
昨シーズン13年ぶりのJ1に意気込んで臨みましたが、新型コロナウイルスの影響での中断と再開を経て、改めてサッカーができる喜び、応援してもらえる嬉しさ、多くのサポーターが待ち望んでいてくれることを感じた1年だったと振り返りました。
昨シーズンしてきた様々なチャレンジと今シーズンの補強状況も評価し、J1定着に向けたチーム作りを目指し、選手たちが前向きにプレーができるよう支えていくとお話ししました。
◆代表取締役社長COO 上尾和大
代表取締役社長COOの上尾からは、いつも応援してくれるファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、ホームタウンの皆様、今もなお最前線で戦って頂いている医療従事者の皆様へ御礼を申し上げた後、クラブの昨シーズンの経営状況をお伝えさせて頂きました。
コロナ禍にも関わらずファン・サポーター、スポンサー企業の皆様の変わらぬご支援を頂き売り上げ減少を最小限に抑え、そしてクラブ内でのコスト削減にも積極的に取り組み2020年度は黒字着地ができる見通しであることをご報告しました。ありがとうございます。
「RECORD THE BLUE~全ては勝利のために~」
2021シーズンのスローガンは昨年に続き、RECORD THE BLUE~全ては勝利のために~
クラブとしての明確な価値基準と明確なフットボールスタイルを具現化し、これまでの横浜FCの歴史をぬりかえる挑戦の1年と位置付けた2020年。2021年は昨シーズンに積み上げ、強固な基盤創りをしてきたことでクラブの価値、フットボールスタイルにも奥行きを持たせます。目標を達成する年とすべく昨シーズンから文言は踏襲し、深みのあるデザインでスローガンを表現しクラブの決意を表しました。
◆横浜FCゼネラルマネージャー 服部健二
GMの服部より、2019年に策定したフィロソフィーの確認、2020年の振り返り、2021年に向けてお話をしました。
横浜FCではトップチームからアカデミー、女子、スクールへと一貫したフットボールスタイルを標榜し、このスタイルを深める取り組みを実施。各カテゴリーで共通の価値を提唱し浸透させ、トップチームだけでなくユース年代でのプレミアリーグ関東の優勝など育成年代にも渡り実績を残せたことが一つの成果として現れました。
フットボールスタイルだけでなくクラブとして共通の価値観を共有し、それが文化や風土となるよう一貫して中長期的な視点でチーム作りを行ってきました。その活動の中で、『勝利文化の構築』を大切にし、勝利から逆算して考え行動することを選手・スタッフ全員が実行し勝利の確率を高めることに取り組むようにしています。
クラブの価値を高めるため、トップチームだけでなくアカデミー、普及活動、女子、ホームタウンなど同じ方向性で取り組むコンセプトとして『GLOCAL FOOTBALL(GLOBAL×LOCAL)』世界に向けてチャレンジし、かつ地域に根ざすフットボールを掲げています。チームだけでなく、個としても世界を目指し選手だけでなくスタッフも、例えばビジネスマンとしても世界を渡り歩けるような人財を育てること。一方でサッカーを通じてホームタウンに根ざし、横浜FCを行政や企業、ホームタウンの皆さんに使ってもらって生活の豊かさや地域社会との共生にも貢献できるようなチャレンジをしていきたいと考えています。
それを実現するためのキーコンセプトとして人財育成と教育と設定し、他クラブ、他エンタメと差別化していけるポイントとして取り組んでいくと語りました。
目標はTOP10に再挑戦
TOP10~再挑戦・J1定着に向けて~
昨シーズン15位という結果の中で認識した課題・改善ポイントについて、フットボールスタイルを更に磨き上げ、まもなく始まる一次キャンプからしっかり準備をし今シーズン掲げた目標に挑戦していきます。
2020年、これまで経験したことのない状況に直面し、サッカーができることが当たり前じゃないということを改めて実感しているとともに、ファンサポーターの皆様には多くの制限もありファンサービスも満足に実施できない中でも温かいお声を頂き感謝しています。
横浜FCとしては、まだまだ続くコロナ禍での感染予防も含めて地域の模範、啓蒙的な立ち場として皆さんと協力していきながらこの状況を打開し、また笑顔でスタジアムで皆さんとお会いできるよう取り組んでいくことをお伝えしました。
◆横浜FC監督 下平隆宏
最後に横浜FC監督の下平から今シーズンに向けた想いをお伝えしました。
『TOP10』という目標に向かって良い準備をする。
新加入選手の補強も手厚く実施ができたので、しっかりと結果につなげていきたい。
クラブが掲げる理念やフィロソフィーをピッチで表現し、素晴らしい選手たちとこの厳しいシーズンを乗り切れるよう、すぐに始まるキャンプから準備し、横浜FCのサッカーを観てくれたファンサポーターの皆が胸を打たれるような熱いゲームを披露していきたいと熱い想いを伝えました。
2021新体制&選手背番号発表
2021シーズン所属の体制を発表しました。
2021ユニフォームお披露目
2021シーズンのユニフォームデザインを発表し、横浜FCアカデミー育ちのNo.1 大内一生、No.8 齋藤功佑、No.23 前嶋洋太の3選手に登場して頂きました。
新加入選手登場
2020シーズン戦い発見することができた課題から、以下の3点を今シーズンの補強ポイントとしています。
1.フットボールスタイルを更に具現化できる選手の獲得
2.決定力・得点力のある選手の獲得
3.ピッチの中で的確に判断し課題を解決するため経験値のある選手の獲得
9名の新加入選手が出席し、横浜FC加入の決め手や自身のストロングポイント、横浜FCの印象などを伺いました。
No.4 高橋秀人
中盤の底で的確なコーチング、戦術眼からゲームを作る、リーダーとしても期待される。
No.13 小川慶治朗
無尽蔵のスタミナで走り回ることができ、スピードもあり攻守に渡ってインテンシティが高い選手。
No.14 ジャーメイン良
抜群のスピードから相手の背後に飛び出し、カットインからのシュートを得意とする。
No.16 伊藤翔
ダイナミックなプレー、攻撃、守備に渡って起点になれる万能型のフォワード。
No.22 岩武克弥
強靭なフィジカルと安定した守備、正確なキック、タイミングの良いオーバーラップで試合に飢えている選手。
No.26 韓浩康
J3秋田の優勝の立役者。高さとパワー、謙虚さを持ちながら、かつ気持ちの入ったプレーが特徴。
No.27 中塩大貴
左利きで、ビルドアップを軸とするサッカーを体現するセンスのあるプレーが特徴。縦パス・背後へのパスなど様々なキックを得意とする。
No.28 猿田遥己
ビルドアップを得意とし、下平監督のサッカーを知り尽くしたGK。
No.39 渡邉千真
決定力があり、攻守に運動が豊富で前線でボールを落ち着かせることができる。
No.9 クレーべ
高さ、強さ、決定力が特徴のFW。
No.24 高木友也
的確なポジショニング、正確なビルドアップ、センスの高い攻撃、身体を張った守備ができる。
N0.23 前嶋洋太
両サイドマルチにプレーでき、3年間の武者修行から帰ってきた攻撃的なサイドバック。
No.1 大内一生
Y.S.C.C.横浜の期限付き移籍から復帰。積極的にビルドアップにも挑戦し大きく成長したGK。
クラブ公式Youtube配信
会見の様子は以下の横浜FC公式YouTubeチャンネルからご視聴ください。
※新体制発表記者会見は、スタッフの検温、手指消毒、手袋の着用、マスクの着用、フェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンスと室内の換気を行い、感染症対策を施し実施をしております。
2021年も引き続き、コロナ禍でのリーグ開幕となりそうですが、今しばらく続くであろうこの困難にもファン・サポーターの皆さまと共に立ち向かい、乗り越えていけるよう横浜FCは全力を尽くして戦います。
今シーズンも熱い応援をお願いします。