当たり前になれるように。当たり前にならないように。
こんにちは。( ^ω^)
横浜FCでは今シーズン、ホームタウンのみなさんと繋がりをさらに深め、多くの皆さまに横浜FCを知っていただくきっかけになるように、クラブスタッフが2ヶ月に一度、横浜市内の商店街などにポスター貼りに伺わせていただいています。
3回目のポスタープロジェクトへ。
昨日は、横浜市内の商店街へ、今シーズン3回目のポスタープロジェクトとしてクラブスタッフと横浜FCサポートスタッフのみなさんと伺いました。
保土ケ谷区、神奈川区、戸塚区、旭区、瀬谷区、南区、西区、港南区、都筑区の約30か所の商店街などのエリアへ。
古くから、横浜FCを応援してくれている地域もあれば、今シーズンから掲出のお願いをさせていただいているエリアなど様々です。
初めての場所では「Jリーグの横浜FCいうサッカークラブです」という説明をして、まずは存在を知っていただくことから始める必要があります。サッカーチームということは理解していただけても、「もう貼っているよ」と違うチームのポスターを指されて「違うチームなんです」・・・という説明をさせていただくということは日常茶飯事です。
ただ、今季3回目ということでお店の方にも「また来たんだね」「頑張ってね」「勝手に張り替えて行っていいよ~」と言っていただけるようになり、少しずつ顔や横浜FCの名前を覚えてくれているような気がしています。
「応援してるよ」という言葉は当たり前じゃない。
「(横浜FCは)ビッグクラブではない。」
これは、2021イヤーブック制作の際に、クラブ内外の様々な人たちに取材させていただいたときに、多くの人が口にした言葉です。
横浜には、Jクラブが3チーム、サッカー以外にもプロスポーツチームが多く存在しています。
その中で、横浜FCの存在を知ってくれている方は、決して多いとは言えません。初めてのエリアでホームタウン活動をするときにいつも実感することです。
応援してくれている場所でも、”知ってくれていることが当たり前ではない”ということをクラブは忘れてはいけません。
スポーツも、Jリーグも、サッカーも、横浜FCのことも、みんなが知っている、みんなが好きだと思い込んで話を進めることは、時には相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。(実際に怒られてしまった経験もあります)
それを現地で体感すると、私たちがその方たちに第一声で「ぜひ試合にきて応援してください」ということは少し違うのではないかと感じます。普通に考えればわかることなのですが、何も知らない人のことを無条件で応援してくれることは普通のことではありません。
知らないところから、
認知する→気になる→見る・行く→応援する→ファンになる・・・
とても長い道のりですが「継続」その一択だと思います。
だからこそ今、「横浜FCを知っているよ」「応援しているよ」と言ってくれる方は本当に貴重なんだと。
そしてチケットを買ってスタジアムに足を運んでくれる方、クラブメンバーなどの会員になりクラブを支えてくれること、その方々が横浜FCを苦しい状況でも応援してくれていることは、当たり前ではないことを私たちは絶対に忘れてはいけません。
リーグ戦は残り16試合、ホームは8試合。
イヤーブックの制作の際に、皆さんが口をそろえていった言葉の続きです。
ーーーあなたにとって横浜FCとは?
「ビッグクラブではない。」
「けれど、身近で、いつもそこにある存在です」
苦しい状況だからこそ一歩ずつ、
派手でも、かっこよくもないかもしれませんが、
多くの方々に寄り添えるように、
すべてに感謝して後半戦を戦っていきます。
私たちクラブスタッフもやれることをひとつずつやっていきたいと思います。
ではまた( ^ω^)