社会人野球のクラブチームについて
私は神奈川県で社会人野球のクラブチームを運営しています。
皆様においてはご存知ではあるとは思いますが、社会人野球には2種類のチームがあります。
1、会社登録チーム
会社登録チームは文字通り会社の野球部です。基本的には同じ会社や関連企業で勤める選手で構成され、運営資金もほとんどがその会社が負担をします。一部のチームを除いてはその会社名をチーム名としています。
多くのチームは自社でグラウンドを持っており、平日は終業前後などで練習や試合を行ない、休日は遠征や自社グラウンドで練習や試合を行います。最近新しく立ち上がった会社登録チームは、自社グラウンドを持たず、土日中心の活動チームもあります。
社会人野球の花形である都市対抗野球や日本選手権はほとんどが会社登録チームが出場していますし、社会人野球からプロ野球へ指名される人もほぼ会社登録チームから輩出されています。
2、クラブ登録チーム
クラブチームは、野球をやりたいという有志(交友関係や、出身校が同じなど)が集まって結成、運営されています。チーム創設の過程はそれぞれにあるとは思いますが、多くのクラブチームは部員の会費(部費)により運営されています。会員や自治体からの寄付などの支援を受けているクラブもあります。活動はチームのメンバーの休業日、主に土日に活動しており、平日は活動しないチームがほとんどです。うちのチームはここに該当します(うちは幸いに使用できるグラウンドがあり、平日の夜間や休日の夜間は地元の小さなグラウンドを使っています)。
近年は、一つの企業や、複数の企業及びその社員が主体となって選手を募集し結成されたチームや(ゴールドジムBC、福山ローズファイターズなど)も多くなってきました。
以上からも2つの形態はご理解いただけると思います。
なぜこの様な皆が知って事を改めて書いたわけは、会社登録チームとクラブチーム、またはクラブチームと支援を受けているチームで運営や選手確保においてかなりの差があると痛感してきました。もちろん各々に良いところや悪いところはありますが、やはり選手は強いチームでやりたい、仕事の面倒を見てくれるチームが良いものです。
ならばうちも手作りで選手が安心して野球ができて、地域のみんなから愛されて、おじいちゃん、おばあちゃんになっても応援できる様なチームになっていけば良いじゃないかと考えるようになりました。
その為に思いついた事を、ノート代わりにここに記させてもらい、これからの運営に活かしていければと思って書いています。
では生暖かく見守っていただけたら幸いです。
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