仏花をかわいく生ける
Twitter(現X)には、何かが破綻した夫婦の妻側による「夫が仏花買って来た!マジムカつく!」が定期的に投下される。
もう対話する気力はないのに、形だけ保ちたいモヤモヤを大公開してぶつけても解決にならなくないか?
という気持ちで、息をするようにミュートする。
これは長年の経験なのだが、良い年齢になった時、男性はマンスプレイニングやマウント、女性は他責の不満をオーバーキル気味にぶちまけてると、性格の悪そうな嫌な声色になる。
文字からその手の声色が聞こえるみたいで、私は目に入れたくない。
さて、仏花である。
実は、私は時々自分のために仏花を生ける。
冷静に考えて欲しい。
仏花は毎日誰かが大切な人に生ける花。
安定供給・安定価格の季節のブーケである。
ゴールドに染めた柳の枝、チューリップを足して高さを変えて整えるだけで、年越しアレンジにできる。
仏花の良いところは、長持ちする菊の花が入っている点だ。
菊の花は水切りしたり、栄養剤足したり、傷んだ枝を差し替えて行くと、長時間スタメンを張ってくれる優秀なお花。
アレンジ次第で長く楽しめるブーケでもある。
一度召された気持ちで頑張れる
朝起きて「え、私の机、なんで菊の花置いてあるの?」とかあえて口に出してみる。
当たり前である。自分で生けてる。
天に召された気持ちをシミュレーションすると、逆に生を感じて頑張ろうと思えるから不思議だ。
謎ライフハックとしておすすめしたい。
ということで…
最近は仏花もおしゃれな花が入ってるので、各々かわいくアレンジ力つけて楽しもうぜ!という話。今週末クリスマスカラーで探してみます!