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JCD 60周年記念講演「谷尻誠」「中村拓志」を聞いて

✅ JCD 60周年記念講演

インスタの広告で流れてきた、「JCD 60周年記念講演」谷尻さんの話は面白いので気分転換に行くことに、式典の後の講演だったので、講演からの参加。みんなスーツだったので僕は学生だとモロバレだったね。


✅ 質疑応答

1つは講演のときのよくある最後の、「何か質問などあれば」という質疑応答。あそこの質問ってめちゃめちゃレベル低くてもいいのかな?なんかそんなことここで聞くなよとか、自分で考えろよみたいなことを思ってしまう。まだ自分の許容量だったりその場を楽しむチカラが足りないなーと感じるのは棚に上げておいて。と

あそこの質問は質が低くても会場とのキャッチボールのために設けてるのかな?SNSでのやりとりとかってコンテクスト共有してないから全く論点がズレてて泥の投げあいみたいになるけど、議論するのはあの短時間じゃ難しいし。

これから業界がどうあるべきですか?っていう質問についても、テンプレなのかもしれない。
業界の将来予想をたてるのはめちゃめちゃ難しいし、そしてその予想は必ず外れる。というより、予想はあるいくつかの仮説(例えば年間の新築着工件数は年々減少)に基づいて行われるから、ヒトの考えだとか、データに基づくものではないところから分岐していく。それに、じゃあこうあるべき。こうなっていくだろう。ということに対してそれに対して業界全体が動こうとするのって、
健全ではない。道がそれると修正しようとしたり力を加える。それは癒着であり、業界構造変革を阻害するようになる。そんな世界に僕は浸かっていたくない。

✅ ファンなんです。

東工大の大学院生が谷尻さんのファンで講演を聞きに来ていた。彼が質問で、「建築家が将来信頼を得るためにどうしたらいいですか?」という質問をしていて、拍子抜けした笑
建築家は職業のカテゴライズの一つに過ぎないし、人として信頼されること、仕事をする上でのパートナーとして信頼を得ることはもちろん大事ですが、人間の本質的な部分は同じ。約束は守るだったり、相手の目線に立って考えるだったり。
え、そんなこと聞くの?って思った反面、俺キャリアコンプレックスなのかなって思った。有名大学の建築学部に入ってないっていうことに意識しすぎてたみたい。

人生計画ではストレートに建築やってるの人との差は7年。今月はそれをモットーにやっていこうかなと思った。

あと自分も谷尻さんのことはロールモデルとして活用させて頂いてるし、本とかも読んでるけど、(なんならサインもらおうかなとも思ったぐらい)もうファンですっていうのはやめようと思った。

僕は「谷尻さん」みたいになりたいわけじゃないし、自分自身になりたいし、いつかは仕事でケンカしたい。ライバルになりたいのに目標にしてしまうと超えられないと。だから、ファンというのはやめにしよう。

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