伝統工芸は最先端。
伝統工芸で着色を専門としている会社「モメンタムファクトリー」の工場見学 & 着色体験に行ってきました🏃
社長の折井さんが編み出した製法で着色する「ターコイズブルー」は格別で通称 : オリイブルーと呼ばれています
自分の名前がカラーの名前の1つになっているんです!
かっけぇ。。。ダイナマイトさんが作ったダイナマイト、
ノーベルさんが寄付して作られたノーベル賞みたいなもんですよ
✅どこにあんの!
工場は富山県高岡市にあります。1611年に加賀藩主前田利長が高岡城築城の際に、7人の鋳物師を高岡へ集めたのがきっかけで、文具、香炉、花瓶、茶器、仏具など、たくさんの銅鋳物が作られ「高岡銅器」と呼ばれて全国に広がっていきました。銅器を作る人がいれば、表面を加工する彫金師がいて、それを着色する人がいる。それぞれに特有の持ち味があり、様々な工芸品や、銅器などが高岡から発信されました。
平日でも多くの見学者が来ていました
✅糠(ぬか)漬??
銅の色付けに必要な素材は、大根、糠(ぬか)、米酢、梅干、日本酒など天然の素材が使われています。400年前から原料は変わっていません。そこに化学反応を起こし、腐食や錆を起こすことで色を表現しています。糖の部分が焼きあととなります
•コーティング前
•糠漬け
•焼く
緑青とアンモニアで色付した完成形はこんなん
こんな流れで着色していって物、着色方法、模様を使って表面を仕上げていきます。これを応用したアート作品などや、コラボした時計、花瓶などがあり、隣にある展示館で見ることができます。
陶器などの雑貨屋などあちこちに折井ブルーの着色したものを見つけると思うのでぜひ着目してください!😍