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1日1建築 ⑫ 「谷尻 誠 自邸」
✅ 「谷尻 誠 自邸」
谷尻 誠 / 東京
✅ 特徴
谷尻さんが東京に家を建てると決めたとき、初め探していたのは、小さな敷地。しかし、なかなかいい土地が見つからず、そしてローンを組むということに疑問もあった。
そんな中で気づいたのは、これからは変化に強い家を作るべきだと言うこと。仕事やお金が無くなった時には家を貸したり売ったりし、自分たちは別のところに移り住む。そうした終の住処ではなく、資産として手放すことも見据えた住宅が浮かび上がってきました。
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そうして出来上がったのは、賃貸と併用の事業モデルとして全体の計画を立てるプラン。家の一部をテナントにし、家賃収入をローンの返済へ。
地層をテナント、1階を自宅、2階を料理家である奥さんのアトリエとして借りてもらうことで収入月額が月返済額を上回る仕組みになりました。
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✅ 新しい住宅のあり方
数多くの住宅設計を手掛けてきた建築家・谷尻誠が、東京で自身の家を建てる中で気づいた課題や、それらを乗り越えるための解決策。これまで手掛けた様々なプロジェクトから得られた学びや、柔軟な発想から導かれた自邸はこれからの時代の家づくりに欠かせない要素が詰まった住まいです。