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『ホンジツ島のマジックアワー』を観る人へ
ミュージカル『ホンジツ島のマジックアワー』は上演が終了した。しかし今後もまた上演(再演)される可能性がある。そこで本記事では、今後観劇を考えている人たちのために情報を書く。本記事は約2100字あり、全文が無料だ。
本記事にはネタバレがないが、本記事とは別に私はネタバレを含む考察記事を書いたので、観劇した人はぜひ読んでほしい。
『ホンジツ島のマジックアワー』についての説明を公式サイトから引用する。
ストーリーについて
あなたも物語の登場人物!?
体験型ミュージカルがついに舞台化!
がんばるあなたに贈る、勇気と絆の物語
友達ができなくて悩んでいる少年バード。
ある日父の転勤で“なんにもないがある” とうたう
南の島『ホンジツ島』にやってきた。
そこで、砂浜に埋まっていた頭が星の形をした
ヘンテコなロボット、エビンと出会う。
徐々に意気投合する2人だが、
エビンはその楽しい思い出も夕日が沈むのと共に
全部忘れてしまうのでした。
どうしたらエビンと思い出を重ねることができるのか。
その方法は島に伝わる神話にまつわるものだった。
「星の砂」「まじないの本」「団結の証」
これらを揃えたときに何かが起こる。
これは人に向き合う勇気と
マジックアワーが起こした絆の物語。
きみならできる—-
"体験型ミュージカル"とは?
ただミュージカルを楽しむだけではなく
あなたが物語の一部となる
「体験」
を味わっていただけます。
舞台はとある南の島『ホンジツ島』。
あなたはホンジツ島にバカンスを楽しみに来た
観光客の一人です。
島人に近づきたい方はホンジツ島の住人が持っている
島人の証(バンダナ)をつけていただけると、
より声が掛けられやすいかもしれません。
もっと「体験」を味わいたい方には
島人席、島の神席がございます。
島人、島の神の皆様は、演者とともに
より他の観光客の方に楽しんでいただくために、
道具を使った雰囲気作りや
物語の中でのセリフをお渡しします。
そのため開演1時間前に劇場にお集まりいただき、
特別に先輩島人からのレクチャーがあります。
それでは「体験型ミュージカル」を
楽しみにお待ちください。
![](https://assets.st-note.com/img/1737166427-HpG0juBJ2Awi8DIvmXRWkyfL.jpg?width=1200)
タイトル
ホンジツ島のマジックアワー(ほんじつとうのまじっくあわー)
「島」の読みは「しま」「じま」ではなく「とう」。
上演期間
2025年1月9日(木)~2025年1月17日(金)
上演時間
2時間(途中休憩なし)
場所
座・高円寺1
観客の特徴
観客のほとんどが大人だったが、小学生、中学生、高校生と思われる子どももいた。観客がSNSに投稿した文章から察するに、普段からミュージカルや演劇を観ている人と、ミュージカルや演劇を観た経験がほとんどない人まで、かなり幅があったようだ。
作品の雰囲気
私は観劇前にウェブサイトのデザイン、衣装のデザイン、あらすじから、子ども向けの作品だろうか?と予想した。しかし実際に観劇すると、大人でも子どもでも楽しめる作品だという印象を受けた。ミュージカルや演劇を観た経験がほとんどない人でも楽しめる内容だった。上演中には観客から何度も笑いが起きていた。劇団四季出身のキャストが何人かいたため、劇団四季っぽい雰囲気があった。
参考になるよう、 Twitter(現・X)の投稿を引用する。
『他にはないミュージカルだとわかりました!』
— 高橋 伊久磨 | 『ホンジツ島のマジックアワー』 (@fosse1204) January 11, 2025
『人生で最初に見るべきミュージカル』
などなど、本当に嬉しい感想をたくさんいただいております😭✨
ぜひ観劇の感想は #ホジマジ をつけて投稿していただけたら、見に行かせていただきます!!
お待ちしてます✨ pic.twitter.com/FUg2SsHGK8
上記の出典:https://x.com/fosse1204/status/1878210874898591875
\\ホンジツのチケットまだあります🎫!//
— 高橋 伊久磨 | 『ホンジツ島のマジックアワー』 (@fosse1204) January 15, 2025
《昼公演》
島人席 18枚
特別席 4枚
一般席 24枚
《夜公演》
島の神席 1枚
島人席 18枚
特別席 14枚
一般席 9枚
下記フォームより開演の3時間前まで受付しています!それ以降は劇場ロビーでの受付となります!
お待ちしております🏝️✨… pic.twitter.com/08ucPgDmJw
上記の出典:https://x.com/fosse1204/status/1879319630109610241
\\来場、配信チケット発売中!!//
— 高橋 伊久磨 | 『ホンジツ島のマジックアワー』 (@fosse1204) January 14, 2025
2025年1月9日〜17日
体験型ミュージカル『ホンジツ島のマジックアワー』
上演中🌟🤖‼️
・『ホンジツ島のマジックアワー』来場・配信チケットhttps://t.co/2eBYrOZLuR
・配信チケットはこちら
〈メインキャスト〉
バード 山科諒馬
エビン 乾直樹… pic.twitter.com/stiFYV1rYh
上記の出典:https://x.com/fosse1204/status/1879050663755481278
体験型ミュージカルの特徴
『ホンジツ島のマジックアワー』の体験内容は席によって異なっていた。
「島人席」と「島の神席」の観客は、他の席の観客に比べると体験の機会が多く、体験の濃度が濃かった。「島人席」と「島の神席」の体験の例を挙げる。
楽器を鳴らす。
登場人物と一緒にダンスをする。
登場人物と一緒に探し物をする。
登場人物の近くに座って登場人物の話を聴く。
「特別席」と「一般席」の観客には上記の体験をする機会がなかった。しかし、いずれの席でも、観客が登場人物から行動を促されて行動をする機会があった。いずれの席にも共通する体験の例を挙げる。
手拍子をする。
掛け声を出す。
歌を歌う。
ラジオ体操の音楽に合わせて体操をする(音楽はラジオ体操だが、この体操はラジオ体操ではない)。
上記の行動を促されて観客が行動していたが、もし行動しなくても問題ない雰囲気だった。
席と値段の特徴
席と値段は下記の通り。
島の神席:13000円
島人席:10000円
特別席:8000円
一般席:5000円
U-22席:3000円
他のミュージカルや演劇に比べると、『ホンジツ島のマジックアワー』は、どの席でも観客とキャストの距離が近かった。「一般席」でも近かった。それを考慮すると「一般席」の5000円は安かっただろう。ちなみに私は「特別席」だった。
以上です。今後も街河ヒカリをよろしくお願いします。