善き日に改めて宣言を
2024年3月15日
天赦日・一粒万倍日・寅の日が重なるとても善き日ということで。
新たためて自分自身に宣言をしておこうと書くことにしました。
あっという間に前書いてからそれなりの日数が…。
とはいえ、思ったことを書いておくこともとても大切だと思っているので自分自身の記録の一つとしても残しておこうと思います。
前回、新しいチャレンジをということで英語でMBAを学ぶための申し込みをしたことを書きました。
それから。
今まで心の中で思いつつ、あまり公に宣言していなかったことを仕事もプライベートも含めて改めて宣言して進めていこうかと思い、半分自分の備忘録、半分世の中への宣言として書いておこうと思っています。
一つ目、チャレンジし続ける
ちょっと過去の振り返りにもなるのだけれど、1995年1月17日阪神大震災の時に大学生だった私は一人暮らしで建築中の明石大橋が見える場所に住んでいました。震源地から5キロほど。
このまま死んでしまうんじゃないかと激しい揺れの中で思ったことは今でも鮮明に覚えています。
その当時に思い、そして今でも思っていること。
・自分で意思を持って動かなければ何も状況は良くならない。変化しない。
・生かされた命であるならば、自分の思うように、後悔しないように生きていこう。
この二つ。
住んでいた場所の目の前の道路はひび割れ段差が生じ、友人たちが住んでいた場所は焼け野原となり目印が何もなくて自分の立っている場所がどこかもわからず、水も2ヶ月以上、ガスは3ヶ月近く復旧しなかった中で、それでも生きているんだからと心に誓ったこと。
だからこそ。
思うように生きるために、後悔しないために、「やってみよう」「面白そう」と思ったことには自信がなくてもやったことがなくてもチャレンジすることにしています。そしてその経験が今の私をつくってくれています。
先日、2017年に自分がどう生きたいのか100名近い参加者の前で宣言をした「かなえ」の場を共にした友人と久しぶりに当時のこと近況のことを話しました。そして同じことを「かなえ」でも話していたことを改めて思いだしました。
点と点だった経験が、繋がって線になり、広がって面になり、新しい可能性を与えてくれているからこそ、「小さくてもいいから一歩踏み出してチャレンジすること」これをずっと続けていきたいと思っています。
二つ目、強みと経験を活かす
先日、運営に関わっている学びの仲間から、そして以前Facebookでどのような人に見えるかもらったフィードバックから、自分の強みとはこういうものだろうと感じていることがあります。
・両極を持ち合わせていること
右脳と左脳のバランス / 理性と感性のバランス
・様々な経験によるマネジメント力
事業・組織の立上げ&改善 / 人を置き去りにしない組織運営
・マネジメント力のベースとなっている俯瞰力 / 推進力 / 構造化
・トラブル・インシデント対応から身についたレジリエンス力
・生まれ持った好奇心と行動力
生まれ持ったものと経験から身についたものと。
そして、強みをつくりあげてきた経験を活かして様々な場面で貢献していけたら、想いを持ちチャレンジしている人の応援ができたら、それによって社会に貢献しよう、そう思っています。
その思いを踏まえ、現在、事業開発・改善のプロフェッショナルとして経営や新規事業の構築・改善等に関わっています。
三つ目、海外と日本を継なぐ
学生の頃は語学が本当に苦手で、英語も第二外国だったフランス語も合格ギリギリ、もしくは余分に1年勉強してやっと及第点を取るレベルだったのに。何故かいきなり会社の公用語が英語に変わり部下に外国籍のメンバーが増え、中国語もわからないのに仕事は日本語でできるし面白そうだからという理由で縁もゆかりもない台湾に移住してほぼ全員台湾人の現地法人で働き。
そして、海外で居住し働いたからこそ、実感を伴って見えてくる日本の伸び代とそして良いところと。交わることによって見え、拡がる可能性と。
だからこそ今後は日本と海外を継なぐビジネスも何かしていきたい。
現在、その可能性を探り中。将来海外拠点も持ちたいと思っています。
余談ですが「海外」=「国外」を日本では表現するけど島国ならではだなぁと。台湾も同じ意味合いで表現すること多々あるんですが、EUやアフリカ、中東等なんて地続きだから歩いて隣の国にもいけちゃいますもんね。近いところだと韓国も。
四つめ、実家を残し田舎の良さも伝えていく
私の実家はそのエリアだけぽこっと昭和のおじいちゃん・おばあちゃんの家という雰囲気が残っている田舎です。里山があり、農業のための溜池があり、田畑があり、日本古来の田舎の雰囲気を宿している場所。
もちろん、私が小さい頃に比べたら田畑が埋め立てられ家が増えたり、住宅地に変わったところもあるけれど、それでもまだそのエリアは良き日本の田舎がまだ残っている場所。その中に、実家も母屋は120−30年になる古民家で、それをリフォームしたり増改築したししながらも、昔ながらの庭も残したまま暮らしています。
私が幼い頃は7人家族だったけれど、今は母が一人と私が月に1/3から1/4居る程度。となると、7人住める広さの家のメンテナンスも手入れも大変。おまけに古い家なので色々課題も山積しています。
ということも踏まえ。
母ができる限り心地よく安心して生活を送ることができるように。そして私自身も安心して自身の生活と両立できるように。さらに、せっかく両親、祖父母が手入れし守ってきた家をできる限り残していきたいという思いもあり、親戚・友人たちも集まれる、そして昭和のおじいちゃん・おばあちゃんの家の良さを感じてもらい寛ぐことができる、人が集まり以前の賑やかさも取り戻せるような、そしてできる限り昔ながらの良さを残したままリフォームしたいと、相談をはじめたところです。
こればかりは私個人の想いだけではなく、家族の意見も大切にしたいのだけれど、気軽に仲の良い人々が行き来しながら集う場所。おかえりと迎えられるような場所。そのような場をつくれたらなぁ、と。
そして、最後の五つ目、応援したい人を応援できる自分でいる
私の周囲には、知人・友人・仲間の中に社会を少しでも良くしようと事業をおこした人、NPOや社団法人をつくった人、チャレンジを続けている人が大勢います。
私自身はまだまだそこまでのことはできていない。そして、私にはできないということを長年されている方も、チャレンジしている方も多くいます。
その姿を見て「すごいなぁ」と思うこともしばしば。
そして「私にはできないなぁ」と思うことも多々あり。
それは自分の可能性を諦めることではなく、それぞれの思いと強みを発揮して取り組んでいる人たちを、私は私の経験と強みを活かして応援していきたいのだと思ったのです。
時にはそれはクラウドファウンディングに参加したり寄付すること。
時にはその企業の株主になること。
仕事としては今までの経験や知識、強みを活かして経営や事業に関わること、活動のプロマネやファシリテーター、時にはコーチングや壁打ち相手。
応援したいと思った人を応援すること。
そこに自分の持っているアセット / リソースを使って。
これから。
今まで成長する場を与えてもらったり、教えてもらったり、自身の成長を目的に生きてきたのだけれど。そして今までも全くやっていないわけではないのだけれど。
人生の節目を迎える今年は、改めて自分の成長とともに私の持っているアセット / リソース使って還元していくことにも比重を傾けていきたいと、加速していきたいと、そう考えています。
これからの生き方の宣言として。
自身の備忘録としても残しておこうと思います。