箱根湯本から興津まで歩く X-T50&XF16-50mm (その1)
東海道を西に歩いている。体育の日の三連休、箱根湯本から静岡県の興津まで2泊3日で歩いた。前回の横浜to箱根湯本の続き。その1は初日の箱根湯本から三島まで。
お供のカメラは、購入後2か月近く経ちそろそろ相棒感が出てきたX-T50と、買ったばかりの標準ズームレンズのXF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR。X-T50を購入する際に共に衝動買いしたXF35mm F1.4 Rレンズは、これまで何度か書いている通り、自分にはどうも画角が狭く感じてしまっていて、じっくり写真を撮るにはいいと思うのだけれども、徒歩で、長距離を移動しながら気づいたものをさくさくと撮りたい自分には少し不便を感じていた。いつもの買い物と同様に、マネーフォワードの家計簿と資産を睨みつつ、どうせ買うなら早く買ってしまえ、いつ死ぬかわからないのだしという理論武装でマップカメラで中古を買った。
前回は、ビジネスホテルに泊まって歩いたのだけど、今回は車で車中泊をしながら進むスタイルを取った。
スタート地点の駅の付近のコインパーキングに車を停める→目的地まで歩く→スタート地点まで電車で戻る→車で目的地近辺まで戻って近くの道の駅で車中泊する→翌朝、次のスタート地点のコインパーキングに車を停める~というスタイル。
理由はホテルの価格で、計画段階で三島駅付近の宿を調べたら、夕食なし、朝食なしで最低価格が22,000円だった。なさすぎる。連休中ということもあるかもしれないけれども、おそらくはインバウンドの影響だと思う。富士山周辺の街の宿は軒並み高騰しているのだ。
できればビジネスホテルに泊まりたい。あのお泊まりの高揚感みたいな感覚、ホテル周辺の探索もとても楽しい。けど、考えようによってはドライブも電車も徒歩も楽しめる一石三鳥かもしれない。
というわけで、自宅から箱根湯本まで車で行ってスタートした。
XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR を使ってみた感想としては、まずズームレンズ超便利。車道(の端)や登山道は自分が動けるスペースがないところも少なくないので、ズームできるのは便利に感じた。GR3と違って、ミラーレスとはいえ嵩張る一眼レフで自分が動くのはちょっとストレスがある。写りもとてもいい、と思う。というのは比較できるほどのレンズも知識も語彙も持ってないから…。
それでもなんとか手持ちのXF35mm F1.4 R"神レンズ"と比較しながら言語化してみる。
F値が示すように、ちょっと暗い。けど、XF35mmで解放で接写で撮ると被写界深度の調整が難しかったり、ボケ過ぎでは?と感じていたこともあって正直、使いこなせてはいなくて、せっかくの明るさも使えてる感じはしなかった。一方、XF16-50mmはあまり考えずに撮ってもそれなりにピントが合う写真になっていたりする。気楽に撮れる。そう、気楽に、適当に撮ってもきれいに撮れる。おそらくは最新の技術で、自分のような素人が撮ってもきれいに撮れるようにできているのだと思う。
また、軽さと嵩張らないインナーズームも奥ゆかしくていいと思う。X-T50との組み合わせの場合は合わせて700グラム程度。XF35よりは少し重いけど、すぐに慣れてしまった。
しかし、語彙が足りないなあ。今度、2つのレンズで同じものを撮って比較してみようかな。
<本日の結果>
スタート地点:箱根湯本
ゴール地点:三島駅
歩いた距離:33.47km
行動時間:8:44:38
累積上昇:1071m
2日目は三島駅から富士川駅です。
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