箱根湯本から興津まで歩く(その3) X-T50&XF16-50mm
さて、三日目。昨晩は道の駅富士川で車中泊、富士川駅に移動して、コインパーキングに車を停めてからスタートした。
連休最終日だし、帰りの東名が混むと如何ともし難いので昼過ぎまでの計画。昔、三連休の最後の日に伊豆から帰った時、事故渋滞2回の60キロ渋滞に遭遇したのがトラウマなのだ。
富士川→興津
この後、東海道線で富士川駅に戻り、車を回収、東名高速と圏央道で帰宅した。案の定、大渋滞。特に中央道は大事故があったようで、突っ込む前に下道に降りたのは正解だった。それでも帰宅は18時過ぎだった。
本日の結果
スタート地点:富士川駅
ゴール地点:興津駅
歩いた距離:19.67km
行動時間:5:00:27
累積上昇:286m
旅の感想
今回の旅は合計で90キロくらい歩いた。初日が33キロ、二日目が38キロ、三日目が19キロ。歩こうと思えば歩けるもんだ。しかもさほど疲れてないのに自分でも驚いた。
ふと、奥の細道を歩いた松尾芭蕉はすごい歩いたという話を思い出して調べてみたら、1日30~40キロくらい歩いていたらしい。自分が歩いてきた距離とほぼ同じ。無理のない数字というのが実感としてわかる。もともと人間は歩く能力を兼ね備えてるのだと思う。徒歩、すごいです。
宿泊について。
素泊まりで2万円越えに納得いかなくて車中泊という手段を取ったけど、泊まる場所は辺鄙なところにある道の駅だし、車内は狭いし、旅情みたいなものはあまりない。ただし、メリットは多くて、車に荷物を置きっぱなしにできて持ち物が軽量化できることや、電車で戻ってから車で日帰り温泉に行けること。旅費が抑えられること。ゴール地点が自由になること。けど、やっぱホテルや旅館に泊まりたいなあ。
カメラ&レンズ
X-T50とズームレンズの組み合わせはとても便利。自分が動かずに自由に撮れる。写りについて、他のレンズと比べられるほどの写真の経験はないので、とてもきれいに楽に撮れる、という以外の感想が出てこないのが切ない。旅先にレンズを一本だけ持っていくならこれがいいと思う。
ただ、こういった先へ先へと距離を稼ぐ徒歩旅では写真は記録の意味が大きくて、ミラーレスとは言え一眼の大きさ、重さも含めて、ちょっとオーバースペックかも? 旅の風景の多くは日本全国どこにでもある風景で、別に一眼でなくていいのでは...と思ったり。一つの場所に滞在してじっくり撮る、絵作りをする、みたいな使い方であれば一眼がいいと思うのだけど。
フィルムシュミレーションはほんと模索中、というか迷路に入ってる感じ。今回は初日、二日目はEterna Cinema、三日目はAstia Softを使った。もっと撮って、特徴を理解して、自分なりの好みを確立できたらなあと思う。今は、人の写真を見て、この色いいな!この色もいいな!と思うばかりで、迷ってばかり。誰もが通る道なんだろうか?
かかった費用
この2泊3日でかかった費用の合計は22,685円だった。
内訳は、
食費…7,859円
車(ガソリン、駐車場、高速代)…8,756円
電車賃…1,790円
温泉…1,970円
その他(おみやげ、美術館、観光関係)…1,763円
宿は取らなかったのでけっこう節約できたかも。次回はもうちょっと贅沢しようかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?