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【リアリティ・トランサーフィン】批判・非難・軽蔑に対して平衡力が働く

リアトラのまとめ記事です。テーマはタイトルの通り、批判、非難、軽蔑することが人生に与える影響です。

ヴァジム・ゼランドは、人間をエネルギー的に見た時に、「良い人」も「悪い人」もなく、あるのは、「自然法則に従う人」なのか、「現状にアンバランスをもたらす人」なのかの違いだけであると言います。

スピリチュアルでも、宇宙は善悪の判断はしないと言われていますね。そして、ジャッジを手放そうという流れになっています。

ゼランド氏は、他人を批判・非難している時、人は自分を「落ち度のない天使」、相手を「悪魔」にしていると例えています。

ここに、《天使 vs 悪魔》というエネルギーのアンバランスが生じるので、バランスを取り戻すために平衡力が働くことになります。⚖️

この時、リアトラ的に見ると、平衡力がバランスを取る方法がふたつあります。

悪魔側を持ち上げるか、天使側を落とすかのどちらか。

そして平衡力は効率の良い方法を取る…具体的には非難した側のあなたが「一発くらう(落とされる)」ことになり、「非難の強さによっては、きつい人生ラインに移動させられてしまう」のだとか。

批判の内容が正しいかどうかは関係ないのですね。

確かに、ネット上で他人を批判・非難ばかりしている人を見ると、トラブルが多いですね。

ゼランド氏は、批判などで他人の人生に介入して意見したり諭したりしてくる人のことを、「人形使い」と呼んでいます。

「人形使い」とは、「お前は正しくないことをしたのだから私の方がまし」「お前は罪を犯したのだから私の言うことを聞け」という理屈で、自己肯定感を上げるために、他人を自分の思い通りにコントロールしたい人だ…としています。

そして、非難の中でも最も危険なのが軽蔑であり、ヴァジム・ゼランドは「どんな理由があろうと決して人を軽蔑してはいけない」と言っています。

これは最も危険な過剰ポテンシャルなのだそうです、

他人の弱点、短所、小さな成功などを軽蔑することは、他人を落として自分を持ち上げようとする行為です。

この辺りは心理学を学ぶと、軽蔑は優越感であり、その裏には劣等感潜んでいることがわかります。

更に、「他人を軽蔑した場合、あなた自身が軽蔑した人の立場に陥る可能性がある」ということですが、これも現実的によく見る光景でもあります。

他人の間違いを指摘して馬鹿にしていたら、実は自分も間違っていて、気まずい思いをするというパターンです。

私も若い時にあったなぁ…そんなこと。😅

職場で同僚の間違いを非難したら、自分が同じような間違いを犯したり、たとえあなたが正しくても職場を追い出されるようなことになりかねない…とゼランド氏は警告しています。

理不尽にも思えますが、平衡力は、バランスを取り戻すためにはどんなことでもすると言います。

ですから、自分の側から非難することはタブーなのです。

こう聞くと、平衡力って何か怖いもののように思えますが、ゼランド氏によれば、「平衡力とは世界を創造した力の産物」であり、この世界の秩序を維持している冷静な力なのだということです。

また、

侮辱は相手の潜在意識レベルで生き続け、最も深い傷を与えることになるのだそうです。

よって…(敢えてリアトラ理論としなくてもご存知の方も多いとは思いますが)

批判や非難は、たとえそれが正当なものであっても、有害なだけで何ももたらさない。

批判や非難、軽蔑で他人を変えようとする試みも、リアトラでは無益としています。

ということで、批判したり見下したりすることは「不道徳だからやめよう」とか「正しいことではない」…といことではなくて、過剰ポテンシャルを生じてしまい、結果自分自身が苦しい立場に追いやられてしまうことになりますよ…というリアトラ理論のシリーズ1作目から4作目までのざっくりとしたまとめでした。

もちろんこれはヴァジム氏の主張であり、批判するしないの選択は自由で、自分次第です。

これは私自身の体験からなのですが、批判はやめようとしてすぐにやめられるものではなくて、それが勝手に湧いてくる思考・反応であることに気づいて、そこに没頭しないのが良いと思います。

私の場合は、「あ、またこんな思考が始まったな」…くらいの距離感を持って自己観察する感じでいたら、そのうち思考に取り込まれなくなりました。

今回は詳細は割愛しますが、

批判や軽蔑は私たちの自由意志でしているのではない

というのがリアトラ理論です。

世界には、人間同士がエンドレスに争ったり闘ったりするような仕組みが働いているということです。

批判したり軽蔑することにのめり込むのは、その仕組みに取り込まれてしまっている状態。

それを理解した上で、意識的に選択するのは自由です。

過去記事で紹介したブルース・リプトンやジョー・ディスペンザと同じように、ヴァジム・ゼランドも「意識的に生きる」ことを提唱しています。

前にも書きましたが、私の考えではリアトラ理論は、この幻想世界においていかに上手くより良いパラレル世界にシフトして行くかというノウハウで、現実世界のトリセツのようなものです。 

ヴァジム氏のリアトラの根底には

⚫︎神はこの世界を人間が幸せになる為に用意したのだ
⚫︎人間の魂には悪意というものはない

というコンセプトがあることを踏まえて読むと、よりわかりやすくなります。

⚫︎私たち人間は神の一部だ

とも言っています。

それなのに、何故世界はこのような状況に「見えるのか?」を紐解いています。

本の表現は言葉がちょっとキツく感じられるかもしれませんが、私はヴァジム・ゼランドは愛の人と私は感じています。

過去記事で紹介しましたが、ここはそれぞれが思った通りの世界であり、「誰もが正しい」と言っています。

争わず、「自分の世界」を意図を持って淡々と築いて行けばよいということです。

更に深く理解したい場合は、ヴァジム・ゼランドの言う「振り子の法則」を理解すると良いのですが、その辺りは、リアトラに限らず、エゴ、特に「集合的偽我」などが同じようなコンセプトなので、他の所でも説かれています。

ゼランド氏は、理論よりも、とにかく実践すべきだと言っています。そうすると、小さな変化が起き始めます。

Amazonの英語版のリアトラのコメント欄でも、リアトラを実践したら人生が変わったという高評価が多く見受けられますので、この記事の参考になりそうなところは生かしてください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今日もどうぞ良い一日をお過ごしください❣️😊

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