小さなこだわりを捨てて自分だけの世界を作り上げる3つのマインドセット

モノづくりクリエーターにとって『こだわり』があることが大切だと思っている方がいると思いますが、私はこの『こだわりを持つ』ことをクライアントさんにはあまりオススメしていません。

伝統的な芸術の世界ですら基礎基本は押さえつつも、常に新しい技術習得や作品作り新天地開拓をしているのをご存知でしょうか?

新しい作品に挑戦したり新規顧客を開拓する為には気づかない拘りがスコトーマ(盲点)となってしまい進化を止め、あっと言う間に時代に合わなくなり退化してしまうんですね。

では、なぜ私たちは『こだわりを持たないといけない』と思ってしまうのでしょうか?

1つは外部からの刷り込みがあります。テレビを代表とするメディアなどで職人を紹介すると「こだわってらっしゃるんですね〜」「このこだわりがあるからこそなんですね」などとコメントし評価していますよね。

画面を通して見ている視聴者には『こだわり』こそが職人を職人たらしめている、と勘違いさせてしまっているのです。

ですから私たちクリエーターはこだわりを持つこと=成功に繋がると信じてしまうんですね。

そして「こだわり」を持つことでなんだかクリエーターとして職人っぽい気がして気分がいいから、です。
先ほどのメディアから受けるこだわり職人の「いい感じ」を自分も周りから浴びていると思うと悪くないですよね?

しかし重要なのは必ずしもこだわりが成功へのカギにはならないという事実です。

この「こだわらなければならない」の「〜しなければならない」は逆効果であることに気づいてください。

私がクライアントさんにこだわりを持つことをオススメしていないのは『こだわりを持っていない自分はダメなんだ』というネガティヴなセルフトークに繋がってしまうから、ということもあるからなんです。

ではこだわりについてどう理解したら良いか?について3つのポイントをお伝えします。

①こだわりを持たなくても良いというフラットなマインドでいい。

②いつでも変化できる、変化してもいい、というリラックスマインドでいい。

③作品からにじみ出たこだわりが相手に伝わったらいいよね〜くらいのフリーマインドでいい。


①こだわりを持たなくてもよいフラットなマインドの状態とは?
まずは「拘り」について辞書の意味をみてみましょう。
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%8B
どうです?本来の意味はメディアからの印象とは真逆ですねぇ。

コーチングで言うところの抽象度が低い状態にあると言えます。お客様のニーズや改善点が視野に入りにくくなっている状態なんですね。

②いつでも変化できる、変化していいと自分に許可を与え続けるてリラックスマインドでいていいんです。

自身が作り出した「〜してはいけない」という課せがあると行動範囲が狭まったりして発想の広がりが難しくなります。

苦しい課せは不要ですね。
しかも、この課せはあなた自身が作り出しただけですから、外すのもあなた自身でてきちゃうってことでもあるんです。

③にじみ出たこだわりが相手に伝わればいいよね〜というくらいのフリーマインドでいい。

あなた自身に気負いがなくなれば、それだけで本当に伝えたいことが伝えたい人だけにちゃんと届いてコアなファン作り新しい作品作りができます。

『こだわってます!』が前面に出ていると暑苦しさが伝わりドン引きされちゃいますよね。

とはいえ、あなたが作品に対してこだわりたい部分があるのは自然なことですし、あって良いのです。

ん⁈
言ってることが矛盾している⁈(笑)

先ほどから言っているように、常にフラットでフリーなマインドが良いのであって、こだわりはあっても良いのです。

ポイントは「こだわらなくてはいけない」や「こだわってはいけない」という「〜してはいけない」という考えに囚われない方が上手くいきやすいですよということをお伝えしたいのです。

「これはこだわっちゃうよね〜♪」とか「これじゃなくっちゃね〜♪」というように、こだわりをウキウキと楽しんでいられるのが良い状態なのです。

ということで、小さなこだわりを捨てて自分だけの世界を作り上げる3つのマインドセットのお話でした!


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オダ・ヨーコでした。

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喋るヨーコがマネタイズやマインドセットについて話をしていますよ。


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