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2020年6月2日のタロット

道端で紫陽花が光っていました。
昨日、月曜日なのでとタロットを引いたのですが、言葉になるのに時間がかかりました。
つらつらと。
 
  

目覚めた感受性を置いて行かないで下さい。
 
 
美しい空気に自然と呼吸が深くなり、透明に輝く太陽の光をいつまでも見ていられた。
身体が変われば脳も変化して、いつもは気付く事のない世界の裏側と繋がる事が出来た気がした。
 
長く感じた沈黙の日々は今になれば一瞬の事の様にも思え、日常はほんの少し景色を変えただけで何事も無かったかの様に動き出す。 忙しい日々に追われる中であの時仲良くなった世界の裏側の住人達の事も、いつの間にか忘れていってしまうだろう。
 
あの時目覚めた感性に、また蓋をしてしまわないでね。
どうぞ慎重に、これからの日々を過ごしてね。
あの時垣間見た光に、自分をチューニングして毎日を過ごそう。その目で改めて世界を見渡して。
 
 

自粛期間中不安な気持ちで過ごした方も多いと思いますが、一方で格段に美しく澄んだ空気や眩い陽の光に触れ、本来の生命(いのち)の在り方について想いを馳せた方も少なく無かったと思います。
私は改めて、世界がどうあって欲しいのか、純粋だった子供時代に描いた楽園、みたいなものを思い出してはもう一度夢見る、という事を繰り返していました。
 
理想の世界は個々人で違うとは思いますが、それぞれの純粋なところを辿って行った時に、別々のルートで登った山の様に、最後には同じ所に行き着くのではないかなと、ぼんやりとですが私はそう思っています。
好きな仲間と、好きなルートで、好きなやり方で。
 
唯一道を間違う事があるとすれば、それは本能に蓋をした時で、『右』と身体が示しているのに頭で考えて左へ舵を取ったり。
そんな事を繰り返しているうちに自分を見失い、道を見失い、またどこへ向かっているのかさえも見失う。そんな気がします。
 
見失った物を取り戻すヒントが、あの静かな時間達に隠されているのだよ、と何度でも何度でも、言われている様な気がします。
最後に、
 
 
本当の
成熟した世界
とはなんでしょうか。
誰かが勝つ為に誰かが負けねばならない、そんな世界はもう終わりにしましょう。
皆で知恵を出し合い助け合って、愛に溢れる調和した世界を目指しましょう。
 
 
今、世界中で哀しみが膨らんでいる差別問題についても頭をよぎりました。それぞれに考えましょう。
先ずは自分の感受性を開いて、もう一度本当の願いを立てよう。
肩の力を抜いてね。
笑顔で。
よい一日を

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