ディマシュの身長の秘密/なんでこんなにデカいのよ?
(Dimash 21)
(4969文字)
(初稿:2023年7月15日)
【ディマシュ君、独りでいると普通の身長に見えるのに……】
まずは、この写真を見ていただきましょう。
この人物の身長、どのくらいだと思います?
私の目にはこの人物は、身長170㎝あるかないかに見えます。
だって、せいぜい中学生の高学年ぐらいの男の子に見えるんだもの。
では、同じ人物のこの写真では?
もうちょっと育って、大学生ぐらいかな。
身長は、ブーツ履いてるみたいだから170㎝はちょっと超えてるかな?
では、これは?
二コール・キッドマン(女優)と記念撮影する、ディマシュ・クダイベルゲン(シンガー)です。 先ほどの①と②と、同じ人物です。
2人、ちょうどよい感じの背丈ですね。
そのニコール・キッドマンさん、ハリウッドではこうです。
元・夫のトム・クルーズさんと並んでいるニコール・キッドマンさん。
または、こうです。
右から2番目の女性が、ニコールさん。
右端の男性は、ヒュー・ジャックマンさん。
では、二コール・キッドマンさんの身長って、ご存じですか?
実は……
180cm!!!
ええっっっ? そんなに背が高いの!?
映画ではそんな風に見えないんだけど!?
それは、映画制作時に彼女の背丈が高く見えないようにいろいろギミックを使ってるからです。
ちなみに、右隣のヒュー・ジャックマンさんは、188cmです。
じゃあ、二コールさんと並んでたディマシュは!???
実は、
191cm!!!
そして、①も②も③も同じディマシュで、同じく身長191cmです。
【身長を幻惑させるディマシュ(の頭部)】
私、かなり長いこと、ディマシュの身長を相当低く見積もってました。
最初に見たのが①の恰好をした動画だったからです。
その動画の途中で、このシンガーの背丈が見た目よりも相当高いことに気がつきましたが、具体的にどのくらい高いかまでは考えていませんでした。
最初はどのくらいの背丈だと思ってたかって?
子供だから、160cmぐらいかな、と……。
ところがある日、ディマシュのバイオグラフィーを見て驚愕。
191cmもあるだとぉ!??
そんなバカな、どう見ても170cmあるかないかにしか見えないんだが??
そのうち、あることに気がつきます。
この子、頭がものすごくデカくねーか?
そうなのです。
身長が191cmもあるのに、頭(顔も)がデカいために7頭身ぐらいにしか見えず、そのバランスの結果、身長が170cmあるかないかぐらいにしか見えないのです。
ディマシュの頭の大きさに、ずーっと幻惑されてました。
普通、背が高いってのはこういう感じです。
⑥ IG動画:『リンドウ、美術館を歩く』
日米ハーフのモデル、リンドウ・アレックス君です。
(IGではlindow_ozaki)
動画では、190cmと出てます。
この人は、単体で見ても人々の中にいても、背丈がスーーーンと高いっていうのが分かりますね。足だけ長くなった、みたいな。
そして、頭部が普通の人と同じくらいか、さらに小さいため、10頭身ぐらいあるように見えて、それが背の高さを強調しています。
ところがディマシュの場合、頭部の比率が大きい時期(子供とか少年とかの時期)の頭身のまま、コピー機で拡大したような成長の仕方をした、みたいな感じなんです。
頭なんか(顔含む)、むしろ普通の人よりひと回り大きく、リンドウ君の2倍ぐらいはありそうです。
私がディマシュの身長を見誤ったのには、そのほかに、写真や動画などのカメラマンの身長がことごとくディマシュより低いため、かならず「見上げの構図」になっていることも関係しています。
後ろのダンサーやバックバンドの人たちとの身長差が、正確に比較できないからです。
【視点をディマシュと揃えるとどう見える?=拡大コピー(!??)】
この5月に、トルコはアンタルヤで開かれたディマシュのコンサートで、地元のアーティスト「DJ Burak」とコラボした新曲が発表されました。
その時のライブの様子をファンが撮影した動画の中に、以下のようなものがありました。
これがわりと珍しいことに、スロープ状の客席をかなり登った後方のステージ正面に撮影者がいて、カメラのレンズがステージ上のディマシュの目の高さとほぼ同じか、ちょっと上の位置だったのです。
そして、この動画でディマシュの本来の身長がどう見えるのかが、ようやく判明しました。
⑦動画:『Dimash Димаш - New song "Weekend" feat. Burak Yeter
(DJ set)』 By DQ&Jdmx 2023/05/07
注:8月15日現在、このディマシュの新曲『Weekend』の配信日が近いためでしょうか、上の⑦動画が非公開になり、トルコ・ライブでの同曲のファンカム動画は該当曲を使用できなくなっているようです。
以下の動画は、今現在発見できた中で一番⑦動画に近い見え方だったので、残念ながら音楽はありませんが、以下に埋め込んでおきます。
(※新曲のリリース後、無事に音楽が復活しました! 嬉しいぜ~!)
(追記10月10日:⑦の動画、復活しとるじゃないの! いつ復活したん!?? とりあえず良かった💦)
(下の⑦-2動画は記念に残しておきます)
⑦-2動画:『Dimash Qudaibergen - Weekend, ft. DJ Burak Yeter - Stranger Antalya solo concert 05/06/2023 [FANCAM]』by DQ&Jdmx 2023/05/07
ディマシュ……、
もぉぉーーーーーのすごく、デカいっっっ!!!
ダンサーの皆さんや、バックバンドの皆さんより、全然デカい!!!
ダンサー達は、ゲストの「DJ Burak」氏と同じくらいの背丈の人を揃えているような感じがあり、そのせいでもあってディマシュがもんのすんげー、デカく見えます。
正直、こんなにデカいとは思わなんだ……
だけど、ごく普通に背の高い人がそこにいるという感じじゃなくて、ディマシュだけ、なんか異次元にいなくねーか? みたいな違和感があります。
さっきも書きましたが、ディマシュだけコピー機で拡大したみたいな寸法なのです。
A4の原稿を、120%拡大コピーして、B4にしたような……。
ディマシュ単体で見ると、拡大したB4ではなく、頭の大きさから割り出したA4の方の身長であろうと、私の頭が勝手に見てしまってますね。
そして、ディマシュが走ったり飛んだりすると、地球の重力下にはいないような動き方……。
で、何が言いたいかというと。
ディマシュ、よく頑張ってるなあ、と。
【速いテンポの曲の中のディマシュは……】
ライブ中のディマシュを観察すると、彼はアップテンポな曲のリズムの中で飛んだり跳ねたり手を振ったりする時に、1小節(=4拍)、もしくは、1小節プラス3拍(=7拍)以上、同じ動作をしません。
ていうか、出来ていません。
身体がデカいと、たとえば上に振り上げた手が描く軌道が、普通の身長の人の手が描く軌道よりも必然的に長くなり、元の場所に戻ってくるのが普通より遅くなります。
ジャンプしても、人より高く飛び上がってしまうため、着地に時間がかかります。
そして必ず、曲のテンポからちょっとずつ遅れていってしまうのです。
この曲の場合だと、曲を作った人はたぶん、⑦の動画の真ん中にいる、ディマシュより背の低い、普通の背丈の「DJ Burak」氏だと思われます。
なので、曲のテンポの決定は、「DJ Burak」氏が無意識に自分の体に合った速度にしたんじゃないかと思っています。
そしてディマシュが歌う曲の作曲者は、たいてい彼より背が低いのです。
(注:曲のメロディがBurak氏の”Friday Night”に似てるから、彼の曲だと思っていますが、まだ正式なクレジットが無いので、以上は憶測です。ディマシュはこの曲をもうすぐ正式に発表すると言ってましたが、彼の「very soon」はディマシュランドでは「2カ月」なので、待ってられんかった……)
たぶんですけど、ディマシュは子供時代か少年期の「人体比率」のままで191cmに育っちゃって、でも当然彼の手足はこの「人体比率」とは関係なく、単純に背が高い人の長さであるため、190cmもない普通の身長の地球人が作るテンポには微妙に合っていないのです。
だからライブでは、4拍目には動作に遅れが目立ってきてしまい、同じ動作を4回以上、もしくは7回以上繰り返すことを、彼が自分であきらめてしまいます。
なので、ダンスは超絶に、苦手。
でも、もの凄く頑張って練習してます。
私の妹は、ディマシュってスキップ出来ないんじゃない?と言っとりましたが、この動画の中でちゃんとスキップ、出来てました。
ただし5回だけ、ね。
【ディマシュの不思議な「人体比率」は、彼に何をもたらしているのか!??】
もうね、何が言いたいかというと、ディマシュはこの地球上ですごく無理して動いてるんだなと思って、不憫というか可哀そうで、でもそういう動きもファンの目で見るとものすっごく可愛いし、なので心情的にどっちを優先していいんだか、とっっっても困ります、ってことです。
スミマセン、ただの推し事ですね(笑)
そして、身長が191cmもあることが、彼の声帯を普通の背丈の人よりもずっと長くしています。
さらに彼のこの「人体比率」によって頭部がかなり大きくなり、首の前後の距離もかなり長くなります。(見出し画像の写真を参照)
それによって、ディマシュと同じくらい背が高い人よりもさらに長い声帯を、彼は持ってしまったのではないかと考えています。
そのため、ピアノのキーをだいたい丸ごと、加えて1音高いほうに飛び出していて、オペラでいうところのバスからソプラノまで全部カバー出来るほど広い声域を持ってしまったのだろう、と。
しかも、頭部がデカいということは、声を共鳴させる空間が普通の人より大きいということで、彼の頭は言ってみれば普通よりも大きな「鐘」や「鈴」のような状態なのです。
そうして、彼のソプラノのあの、もんのっすっごい音圧と、そういう時の彼の声の、もんのっすっごく遠い焦点(マイクを口から相当離さないとマイクが気絶=音割れする)が生まれてくるのだろうと思います。
どうしてこの「人体比率」で、この身長に成長しようとディマシュの身体が決めたのか、そこがもう不思議です。
ほかにこの「人体比率」で、背が高い人を見たことはありません。候補は何人かいたんですが、じっくり見たら皆さんそうでもなかった……。
「頭が大きい」という身体的特徴は、シンガーにとっては、隠れた必須条件です。
彼の身体は、彼の魂が生まれた時から望んでいた「歌を歌いたい」という強い思いに答えようとして、歌を歌うために最も有利な「長すぎる声帯」を持つ体格を自ら作り出してしまったのかなあ、と。
この子は地球が生んだ「奇跡の子供」だけど、あの「人体比率」の着想がどこから来たのかがやっぱり謎で、それはもしかしたら地球由来じゃなくて、どっかよその惑星系の、重力が適度に低い衛星(地球の月だと重力が低すぎる感)あたりから来たんだろうな、などと妄想しながらディマシュの動画を見ている、今日この頃なのでした。
おまけ。
下の動画も、ディマシュのデカさの感じがよくわかります。
⑧インスタグラムの動画より:
『みんなと写真を撮るためにしゃがんでいたディマシュが立ち上がる
at マレーシア』 By dear_4yleen
まるで「ジャックと豆の木」の豆の木が、ニョーーーーンと空まで伸びていくようなダイナミックさです。
でもやっぱ7頭身なので、デカいけどなんかキュート(笑)
(終了)
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