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小学3年生(支援級)通知表 と 個別の指導計画表について

こんにちは(^^

今日は、長男 T が9才、小学3年生。次男 Y は幼稚園 年少組に通い出した2009年ころで、長男の 通知表 と 個別の指導計画 について、思い出すことを綴ってみます。

発達障害のある長男 T は、学区をいくつか超えた小規模な小学校、特別支援学級(以下 支援級)へ在籍。学習は大半を、所属学級(以下 通常級)で学ぶ連携した環境でした。

国語のみ、漢字は通常級で学び、支援級で文章読解、聞き取りのミニテストを個別に行ってもらっていました。

当時としては、とても先進的な環境でした。支援級の下の学年の児童は、噂を聞き、校区に引っ越してくる家族もいて、どんどん増えていました。

小学3年生までは毎朝、私が車で、校区まで送迎しています。その1時間あとに、次男の幼稚園バスが、家のそばまで迎えに来ます。

小学3年生は「9歳の壁」と言われる学年です。通常級、支援級ともに、担任が変化しました。

どこまで一般的な学習についていけるのか...私たち夫婦も手探り、学校側も前例がなく、手探り状態です。意識のすり合わせのため、初回の個人懇談には、夫も同席し、家庭の考えを伝える努力 を重ねています。

次の画像 ↓ は、小学3年生に進級した直後、4月中旬の個人懇談で、家庭から小学校へ手渡した資料の一部です。

長男 T の将来の進路イメージ(当時)で「成長の可能性を考慮し、将来の進路の選択肢を多くしたい」という意図を伝えています。

キャリアパス

通常級の担任より、小学3~4年生からは抽象的な概念を学び始める など、学習でつまずきやすいポイントを教えていただきました。

5月。毎年、支援級の個人懇談で「個別の指導計画表」を、受け取っていました。具体例として、3年生のときの計画表をお見せしますね。

※固有名称は伏せています。色文字は後期に追記された部分です。

個別の指導計画表01

自立活動の重点目標「人間関係の形成」
○他者の意図や感情の理解に関すること
自分と他人との違いを理解し、他人の気持ちを考えることができる。
○集団への参加の基礎に関すること
集団生活のルールを理解し、自分のペースの変更を安定した状態で受け入れることができる。
この一年間で達成したい目標
○友達の「嫌だ」「やめてほしい」といった言葉や、教師の指導を受けて、友達に対しての言葉に気をつけたり、口調を和らげたりすることができる。
○活動のペースがゆっくりな児童に対して、相手を思いやる言葉かけができる。

各教科について ↓

個別の指導計画表02

個別の指導計画表03

個別の指導計画表04

個別の指導計画表05

このように、たくさんの情報を頂いていました。

家庭で全てに対応は、とても叶いませんでしたが、3年生のとき、例えば、算数なら「割り算・図形」の習得、理科なら「観察や実験」と、体感させる意味を理解。

科学館に何度も連れて行ったり、地域の図書館 通いを繰り返し、絵本や物語りの読み聞かせも続けています。

このころ、良く借りていたのは「かいけつゾロリ」「忍たま乱太郎」シリーズ。国語は苦手でしたが、物語(長文)を楽しめるように育っていて、嬉しく思いました。

このころ T は、小学校や友達になれ、順調に小学校へ通っていました。体調がすぐれないとき、困ったときなど、支援級へ行くことは定着。

毎朝、支援級へ連絡帳を置き、帰りに受け取って帰ります。

6年間、小学校での様子は、支援級の担任による連絡帳で、知ることができました。6年間の束、厚みがあります。感謝の気持ちでいっぱいです。

連絡帳01

学校外での変わった様子は気軽にお伝えしたり、学校からは週に何度も様子を伝えてくれて、時にはカラー画像もあり、とても、ありがたかったです。

連絡帳02

学期や学年の終わり。外見は同じ「通知表」を受け取っています。支援級 担任による、個別の指導計画 の内容にそった評価です。

出来るようになったことや課題を、文章で表現していただく形式でした。追加の専用紙に文章で、教科ごとの変化や伸びが、細かく書かれていました。(読めないように、ぼかしています)

画像10

通知表を受け取るとき、通常級のクラスメイトと同じに見える配慮だったのかな?ありがたかったです。

1~3年生までは、このスタイルの評価のみを、受け取っていました。


追記:皆さんの「スキ」がトロフィーになりました、いつも読んでいただき、ありがとうございます(^^

トロフィー20210503小学3年生通知表と


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そのお気持ちが、もう嬉しいです♡ お互い幸せに、栄えていきましょうね(^^