子ども達のヘアカット、理美容室 利用の変遷
こんにちは(^^
今日は、子ども達の、ヘアカットについて、思い出しながら綴ってみます。
子どもの前提
長男 T は、2000年生まれ。髪は薄めで柔らか。本人は幼いころから、多動が激しく、3才には広汎性発達障害(自閉傾向、ADHD傾向)の診断がついていました。
次男は、2005年生まれ。赤ちゃんのころから、髪はモヒカンのように中央部分がふさふさ。大人しめのおっとりタイプです。
長男、ヘアカット歴
まずは、長男。
乳用児~入園前までは、家庭で、お風呂の前に夫が、ヘアカット用のハサミで、危なくないように、ごまかしながら長いところをカットする程度で済んでいました。
隣居の義母は、義父や息子(私にとっては義弟)の散髪をする人。散髪用ハサミ、バリカン、散髪ケープ、備えてあります。
長男 Tのことも気にかけて、何度か、夫が遊びに連れて行ったとき、ヘアカットしてくれていました。昭和っぽい、パッツンな感じですが、充分、こと足りていました。
理美容室へは、入園式前から、今後の利用を考えて、チャレンジ。最初の1~2回は、場所慣れのために通った印象です。
サンキューカットの幼児席。車型の乗り物で、DVDを本人が選んで観られるんです。
初めての時、本人はオドオド。席に座って、DVDにご満悦。
身体を触れられるのが苦手な長男。理美容師にお伝えすると、更に短時間で終えてくれます。徐々に場所慣れしました。歯科よりは簡単でした(^^
自分で選んだアニメDVDを見ているうちに、カットが終わります。掃除機のような轟音で、カットした髪を、吸い取ってもらうのも、慣れていきました。
終了後には、飴のプレゼント。ここまで5分。普段は、義母にもカットしてもらいながら、行事前には1000円(+税)のサンキューカットを利用。
小学生のころには、一般席にすわるように。髪形を伝えることは、上手にできなかったですが、徐々に覚えました。
小~中学生のころ、行事前に、声をかけたり、私が送迎して、自分で定期的に通えるようになりました。
こうやって、一か所づつ、社会サービスの使い方を覚えていきました。
長男の、最初の高校は、定期的に頭髪検査がありました。なので検査の前には、自分でサンキューカットに通うまでになりました。
長男 ひきこもり時代
充分に利用を覚えた、あと。いろいろあり、高校2年生の冬から、いきなり不登校になっています。
感覚は過敏、対人恐怖のような症状も出るようになっていました。引きこもり時代です。
それでも髪は、伸びます。
何度か、私が一緒に付き添い、同じサンキューカットに通いましたが、待ち時間に、他人と居合わせることが耐えられなくなり、触られることもイヤ、過呼吸やパニックのような症状もあって、通えなくなりました(涙)。
それから、およそ3年間、自宅で夫や、隣居の義母によるヘアカットの期間を経ています。
証明写真が必要になるたびに、キレイに揃えたいと、本人も分かっています。入学前や、各試験の受験票のために、散髪する。あまり意識させ過ぎずに、髪を切るよう促すことを、夫と相談しながら模索しました。
自宅の洗面台で、お風呂時間の直前に。散髪ケープも買いました。
夫がたわいもない話をしながら、長男の髪をカットします。「だんだん上手くなってきたなぁ」と自画自賛しながら。
私は、床上の髪を片付ける手伝いのみです。私がカットするようになったら、理美容室にいく可能性が、ゼロになるような気がして。私はやらない姿勢を貫きました。
長男 美容室 利用へ
この春。就労が決まりました。就労前も、過緊張で、調子は崩れ気味。新しいことは「就労」だけで充分と思い、家族で身だしなみをサポートしていました。
ようやく事業所に通い慣れて、人慣れしてきた4月末。自信がついたのか、私の通っている美容室なら、行けそう、行ってみたい、と話がまとまりました。久しぶりの美容室チャレンジです。
ホットペッパービューティ・アプリから予約。本人に教えながら、させてみました。スマホ操作は、すぐに覚えました。電話しないため、気楽なようです。
久しぶりの美容室。私は通っていますが、長男にとっては全く新しいお店。同じビル、同じフロアの歯科に通っているので、場所感覚はありました。シャンプー体験、きっと初めてです。
1時間後。
嬉しそうに帰ってきた長男の姿に、心底、ホッとしました。髪形は、今風の軽やかな仕上がりで、ぐっとカッコよくなり、眺めるだけの私が大満足です(笑)。
支払いは、本人の収入で。
また1か所、社会サービスを使えるように復活し、とても嬉しく思いました。今週末には2回目です。このまま、続きますように。
次男 ヘアカット歴
次に、次男。
幼いころから、長男のヘアカットに同行していたので、見通しがあり、スムーズに通えるようになりました。
次男は、中学2年生の夏まで、1080円のサンキューカットを利用。理美容師を指名できないシステムです。
おとなしい次男。私は、金額の負担が少ないので、毎回、考えずに連れて行っていた記憶です。
だんだんと、担当した理美容師(特に年配の方)で、カットされた髪形に不満があったようです。中2の夏。初めてカット直後に「もう、ここは嫌だ」と泣いて言ってきました。
「あら、そうだったの(汗)」言われて初めて、次男の気持ちを理解しました。
次男 美容室 利用へ
それから改めて「中学生カット」と表示のある、一般的な美容室を、近所で探しました。
次男に「ここはどう?」とネット画面を一緒に確認しながら、同意。私が予約を入れ、最初は美容室の場所まで送りとどけ、いざ1人でチャレンジ。
帰宅後の次男は、超・ご満悦。
確かに、今風で、さわやかな髪形に仕上がっています。「次からも、同じ美容室で、同じ美容師さんがいい」と、名刺を受け取っていました。若いお兄さんです。
その次から、予約自体は、未成年なので私が電話で代行していますが、完全に1人で行っています。
金額は2~3000円代と上がりましたが、あっという間に手を離れていきました。
今、次男は、忙しい時間の合間に、美容室の予約を取ることが難しくて、髪がのび気味です。もともとボリュームが出やすいタイプ。高校での頭髪検査はありません。来週末に、ようやく予約。
オリンピック前には、高校で「学校祭」の予定。さっぱりした髪形で、参加できるかな?
次男の高校、行事は縮小傾向、親は一度も校舎内へ足を踏み入れていません。学校祭、屋外での行灯行列は、見学できそう(見学も中止と、先ほどプリントあり、残念、涙)。
さっぱりした髪形の次男の姿、学校で写真撮影(富士フィルム、スクールフォト)は手配してくれるので、楽しみにしています。
追記:皆さんの「スキ」でお祝い✨いただきました、いつも読んで応援いただき、ありがとうございます(^^
そのお気持ちが、もう嬉しいです♡ お互い幸せに、栄えていきましょうね(^^