ネガティブ理学療法士をやめた話
「すごく前向きだね。なんか、頑張ろうって思えた」
昨日、保育園ののママ友と話していたら、こんなことを言われました。
働く人に理学療法を提供して、幸せにする✨のが私の目標。
保育園のママ友は、働く人。
あー、こういう風に思ってもらえるのも、私の特技なんだな。
と思えたので
今日はそれを記事にしたいと思います。
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ここ7年前くらいからでしょうか。
私は「ネガティブな理学療法士」をやめました。
理学療法士の業界って問題が多い。
仕事に見合わない給料
むずかしい後輩指導
納得できない上下関係
そして何より供給過多問題。(過去記事参照)
前は、それに文句ばかり言っていました。
先行きが不安で、この業界にいても未来がないんじゃないかと。
でも、娘が産まれて、
時短になり、業務から手が離れた2年間で、価値観が変わりました。
久しぶりに理学療法だけに専念した時期。
改めて「理学療法って、めっちゃ楽しい!」と思えたのです。
話を聴く
触れて変化する
自分の中でつながる
患者さんと一緒に納得する
患者さんが自分の体を好きになる
その過程がとても楽しかった。
問題は、理学療法を囲む環境。
理学療法自体は、大好きだと再認識したのです。
フルタイムになり、業務が増えてからも、この感覚は変わりませんでした。
業界に文句を言っているだけでは
理学療法そのものも否定することになります。
それ以来、理学療法を取り囲む環境を変えることを考えるようにしました。
問題解決に取り組まないなら、私自身が問題の一つになってしまう。
だから、ネガティブな理学療法士をやめたのです。
周りに強要するつもりはないですが、
解決に向かって考え、動く方がよっぽど楽しいということも
ネガティブをやめて知りました。
ちなみに現実を直視することとネガティブは、全く違います。
同じ現実を見て、どう捉えるか、どう行動するのかが
前向きか、ネガティブかを決めます。
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少し話は逸れますが、
私の得意な「触れる」。
ネガティブな人に触られると、皮膚を介して相手に伝わるんじゃないかな?
と感じるのです。
なんのエビデンスもないけど。笑。
ポジティブ。
寄り添う。
「触れる」を特技として謳うのでであれば、
相手に伝わってもいい状態の自分で保っておきたい。
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働くママ友が言ってくれた、「頑張ろうと思えた」は、
自分のユニークさを考える意味でヒントになりました。
「触れる」❌「頑張ろうと思える」
うん。これなら磨ける。