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温泉事業への決意を新たにした話

ここ半年ほど、寝ても覚めても温泉のことばかり考えています。

そんなせいか、奇跡のような偶然が次々と起こるのです。

それすらも温泉再生プロジェクトの大事なピースだと感じたので、備忘録も兼ねて記録しておきたいと思います。

奇跡その①須川高原温泉

仙台のスタートアップ資金調達のイベントでお会いした起業家の方とお話しした際に、温泉再生のお話をしたところ、古民家を活用して宿を始めた方とお繋ぎいただきました。

その古民家を訪れてお話をお伺いしたところ、行ってみると良いと紹介されたのが須川高原温泉です。

山の上の別世界

岩手県内で一番早く冬季休業を迎える温泉なので、10月末に滑り込みで宿泊してきました。

まず現地に着いて驚いたことは、露天風呂の受付で知り合いが働いていたこと。

地域おこし協力隊向けの研修をお手伝いした際に参加されていた方が、ガイドの傍ら温泉でも働いていらっしゃいました。

夕食では隣になった同じく1人旅の男性と乾杯をし、温泉再生の話をしたところ、意気投合して盛り上がっていました。

私たちが楽しそうにしていたからか、そこに給仕のお姉さまも加わり話をしてみると、なんと温泉を1ヶ月ごとに巡ってリゾートバイトをしているそう。

夕食後はロビーで協力隊の方、お隣になった男性と歓談していたらお給仕のお姉さまが通りかかったので、思わず温泉プロジェクトの話をしてスカウト成功!

来年オープンしたら手伝いに来てくれることに。

翌朝は厚かましくも協力隊の方のガイドで山の遊歩道を散策。

歩きながらふと、温泉の支配人から話を聞けないかと思い、協力隊の方へ相談したところ下山後に紹介してくださいました。

なんとも有難いことに1時間も時間をくださり、温泉の事業についてアドバイスをいただきました。。!

山の上の宿は大変なことの方が多いそうですが、それでもこの仕事をやっているのは「人との出会いがあるからだ」とお話しされていて、ほろり。

チェックアウト時にご挨拶ができなかったのですが、周辺を慌ただしく情報収集していた私を捕まえて、お土産を持たせてくれました。涙。

いただいたお土産

奇跡その②夏油古民家カフェkobiru

須川を訪れて2週間後、いよいよ夏油も冬季休業に入るということで元湯夏油へ滑り込みで宿泊。

内湯は日帰りでは入ったことがあったのですが、大湯がおすすめとのことで初体験。

宿の方曰く、腕の靭帯が切れて半年間リハビリをしても動かなかったお客さんが、大湯に入った翌日に腕が動くようになったとか、、!

それを聞いてから入ったからか、私のアトピーもグングン調子が良くなっていった感覚がありました。

混浴ですが女性専用の時間帯があります

一緒に宿泊予定だった方が遅れての到着だったため、温泉は1人で入っていたのですが、そこで一緒になった女性と会話をしたところ、なんと夏油温泉観光ホテルの常連さんだったと。

とても好きな温泉だったので寂しいとお話ししてくださいました。
再開の折には伺いますとのことだったので、連絡先を交換。

そして翌日、事業パートナーの方と現地周辺で打ち合わせ予定だったのですが、寝坊したとの連絡を受けて場所を変更し、山を下ったところにあるkobiruさんを訪問。

次から次へと知り合いが訪れてきたこと自体も楽しかったのですが、そのうちの1人が隣町で温泉宿を経営されている方で常連さんご夫婦と一緒にいらっしゃいました。

そのご夫婦もなんと夏油温泉観光ホテルの常連さんだったそうで、自分たちの中ではNo.1の温泉だったと。

何かの役に立てばと、営業していた当時の写真をたくさん送ってくださいました🙏

見て良し、入って良しとの評判
みんなで掃除した新太郎の湯もこんな姿になると良いなぁ

事業パートナーと一緒にそのご夫婦のお話を聞くことができて、モチベーションが高まりまくりました🔥

カフェが持つ場所の力も感じましたし、ご飯も美味しくて協力してもらえないだろうかというアイディアが生まれたり。

10:30-15:30まで居座って入れ替わり立ち替わりいろんな方とお話をするという迷惑な客でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

物件の取得価格が想定よりも上がってしまい、悩んでいたところで常連さんとお会いできて求められていると感じたので、迷いなく進んでいけるきっかけとなった奇跡のような出来事でした。

頑張ろー!おー!!

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