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アダプタビリティは受け身じゃない

天気に合わせて予定を変更

こんにちは 気づけば7月最後の月曜日です。今日も雨が降り続いています。本来なら、本日、甲府出張の予定でした。コロナ感染リスクを抑えるために、最近は車でしか移動をしておらず、富士宮経由で朝霧を抜けていこうかなと考えていました。

しかし、この数日の大雨と朝霧高原の濃霧が心配で、甲府行きはリスケに。心配して、リスケの声をかけてくれた本日のミーティング相手に感謝です。安全を守るために、天気に合わせて予定を変更すること、これも大事な生き方の作法だと思います。

おいしい粕漬け弁当

そして、予定を変更したお陰で今日はおいしいお弁当をいただくことができました。7月25日(土)に三島にオープンしたー粕漬け食堂 K. A. S. Uーさんの宅配弁当です。地元の友人たちでまとめてお願いし、友人宅に配達されたものを先ほど受け取り、父と一緒にいただきました。手作りでとっても美味しかったです。

私が函南町に暮らして幸せを感じるのはこういう瞬間です。お弁当はもちろんコンビニでも買えます。でも、ちょっと違うんですよね。

志をもってお店をオープンした若き料理人兼経営者がいて、彼を応援しようという地元の人たちがいて、そのお仲間に入れていただいてるのがすごくうれしい。コロナ禍でも、こうやって別々の場所ではあるんだけど、みんなで同じお店のお弁当を食べたりすること、こういうことを大事に生きていきたいと思っています。

アイデンティティとアダプタビリティ

そうそう理江さんの話です。理江さんは、がっつりプロティアンキャリアを歩まれている50代の女性です。職場結婚をして、ご主人の赴任先に帯同し、2人の息子さんを出産・育児している中でアイデンティティを強く認識したことから、その歩みが始まりました。

プロティアンキャリアで重要な2つの要素は「アイデンティティ」と「アダプタビリティ」です。

アダプタビリティとは、一言で言うと「環境や社会の変化への適応力」です。

理江さんは、アイデンティティへの目覚めから、子どもたちの預け先を見つけ就職活動を始めました。しかし、応募条件には年齢制限があり、彼女はその年齢を超えていました。

ところが、彼女はラジオ局に直談判をして職を得ます。職どころか、自分自身の名前を冠した番組を持たせてもらうことになるのです。

理江さんのアダプタビリティ

理江さんは、ラジオ局が何を求めているのか、前職(テレビ局のアナウンサー)の経験からよくわかっていました。

それで、ラジオ局が求めていることをしっかり把握したうえで、①これまで自分が行ってきたこと(経験)と②これから自分ができること(スキル・能力)、それから③どうしても仕事がしたいこと(情熱)を伝え、両者のすり合わせをも自らおこなったのでした。

立派なアダプタビリティです。

「環境や社会の変化への適応力」というと、自分を合わせることばかり考えてしまいそうですが、それだけではないのです。アダプタビリティは相手に合わせるという受け身な態度だけでなく、相手の真意を理解した上で、「自分が何を提供できるのか」それを相手とすり合わせていくこと、それもアダプタビリティなのでした。

天気が悪い時に、約束を履行するために無理をするよりも、相手とすり合わせてリスケをするのと似ていますね。安全は大切!

地に足をつけたプロティアンキャリアです。





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