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1本目:私を労い、讃え、よくやったねと言ってあげたい

【子育てについて】
大事にしてきたこと。
長男を妊娠した時買った性の絵本6冊組。
性のことは、オープンに健全に解剖生理として伝えようって思った。
そのことを伝えるのが一番に大事なことだと思った。

産まれてからは、
とにかく話しかけた。
ヘンテコ即興ラップをたくさん聞かせた。
山崎まさよしの曲を妊娠中、産後もたくさん聞かせた。

でね、赤ちゃん言葉は使わなかったの。
なんだか彼らを馬鹿にしている気がしてね。
普通に話しかけて通じたから。
だから、赤ちゃん言葉は必要なかったの。

産まれてから大事にしたことは、私が死んでも誰かにちゃんと可愛がってもらえるように、愛想のいい子に育てようと、にっこりして返事とか、にこにこしてお願い事をするとか、それに反して⁈
返事は!「はいっ」と自衛隊ばりの挨拶、返事をさせようとしていたこともある。
とにかく、虎の子を崖から突き落とすような子育てだった気がする。
石油ストーブに触わるのを止めずに熱い思いをさせて、気づかせたり。
いのちの危険がある場合を除いて、なんでも体験をさせてあげようと思っていた。
(その息子は15歳であちらに還ってしまった)

そういう子育てだったな。。。

妊娠できたことがすごく嬉しかった。
私、子供嫌いだけど、妊娠出来る身体だったんだって。
お腹にいのちが宿る体験、すごいね、よくやったね、こわくもなく
一緒に居る感覚と、産まれてくる楽しみがずっと続いていたよね。
早く会いたい。早く会いたいって。
私の生きる希望だった。
唯一、信じられる関係性のものが私にも出来るという感じだった。
生きる喜び・希望の存在だった。

産まれてきてくれて本当にありがとうって気持ちだった。
慣れない子育ても幸せだった。
一緒にする昼寝もおっぱいもお風呂も散歩も、いつも一緒で幸せだった。

公園デビューはせずじまいだった。

うん。そうだな。
大切にしてきたことは、だめだめ言わないで極力触らせてあげたり、やりたいようにさせてあげることだった。
あとは愛想よくいること。
1歳ころにベランダのカランコエをむしって、ミッフィーの小さな折り紙にくるんで、「結婚してください」と私に渡してくれたことがあったっけ。
可愛いね。。。
幸せだね。本当に。嬉しいね。
そしてね、くりくり頭で、可愛かったの。天使君だった。


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