2020/9/16 在宅DAYSふたたび
と、いうわけで。
9月14日月曜日から、ジャカルタはふたたび「大規模社会的制限(PSBB)」期間に入った。先週までは移行期間フェーズ1としてある程度規制が緩められていたところ、これが再強化されることが決定された。外食は禁止、出勤ができる人数も厳しく制限される。感染者の自宅での自主隔離も禁止で、州政府が指定する隔離施設への入所が義務とのこと。
インドネシアのコロナ感染者数はまだまだ増え続けている。ここのところ毎日3000人台で増加を続けていたが、本日9月16日時点の感染者数は22万8993人、前日比3963人の増加で、これは一日の増加数としては最高記録である。
コロナ以来毎日のように日記をつけていたのだが、ちょっと振り返ってみよう。
4月2日のこれが最初のコロナ日記。
インドネシアは当初ずっと感染者ゼロをうたっていて(その不思議はさておき)、最初の陽性患者2名が大統領から発表されたのは3月2日のことだった。その時はやれ、どこで何をしているときに感染しただ、感染源はなに人だ、といったことを取りざたされたり、本人たちの写真や住所までもがネット上に広く拡散した。それが1か月後の今日の発表では、陽性:1790人、回復:112人、死亡:170人。状況は刻々と変化している。今は、どうやら、確実に悪いほうへ。
人類が直面しているこの未曽有の危機の中、ジャカルタにいる私の普段の暮らしはそんなに悲惨なわけではなくて、今のところ何不自由なく、家族と楽しく過ごしている。これがこの先どう変わるのか、変わらないのか。『コロナで変わった世界の暮らし』というこのマガジンの中で、簡単な日記として継続的に記していこうと思う。モットーは平熱で、淡々と。
(4月2日日記より引用)
まあさすがにこの頃にはまだ数か月でどうにかおさまるだろうくらいには思ってたよね。もう半年たっちゃったし、全然先見えないけど。
このあとはほぼ毎日のように日記をアップしていた。その間、次女の中学卒業、断食明け休暇でお手伝いさんが帰省(そのまま約3か月戻ってくることを禁止)、北ジャカルタから南ジャカルタへ引っ越し、次女高校入学、新居から出勤開始、半年やめていた飲酒習慣復活(ちょっとだけよ)など、それなりに生活に変化があった。だから、日記を読み返すとけっこう感慨深いものがある。
3か月前のこの日記時点で「本日感染者4万人を超えたインドネシア、毎日1000人前後の増加があり、まだ少しも落ち着く気配はない」だって。今から3か月後はどうなってるんだろう?
またしばらく(毎日とは言わないけど)日記書きます。