2020/4/18 アーティストのたまごちゃん
もともと6月に引っ越す予定だった。7月から入学の次女の高校がジャカルタの南西のはずれなのに対し、今住んでいるところが北東なのだ。距離にして60㎞以上ある。なぜわざわざそんなところの学校にしたかというと、行きたいところがそこしかなかったから。
今便宜上「高校」と言ったが、実際は高校レベルのアート専門学校とでも言おうか。一風変わった学校で、制服も校則もない。校舎はジョグロというジャワの伝統的な木造家屋を使っている。目指す道に関係のある活動をするならば、必ずしも毎日通学をしなくてもよい。たとえば、パキスタンからヨーロッパまで数か月かけて家族とドライブ旅行をした生徒は、オンライン授業を受けながら、道中の記録を作品にして展覧会を行った。いろいろな意味で「豊か」だな、と思った。
予定では、そろそろ部屋探しをして、6月下旬に中学の卒業式が終わったらすぐに引っ越そうと思っていたのだが、これじゃあ身動きがとれない。今の家の契約は6月上旬で切れるから、そもそも1か月だけは延長してもらおうと思っていたのだけど、もうさらにしばらく延長する必要が出てくるかもしれない。まあそれはどうにかなるからいいんだけど、早く新しい学校行きたいよね。
最近の次女による作品の数々。このまま在宅生活が続くと、持ち物全部に絵を描いてしまいそうだ。このほかにもTシャツ一枚と、靴が2足ある。全部好きなK-Popのグループのアートワークからインスパイアされているもよう。
その学校では実際にアーティストとして活躍する講師も教えに来るし、周りのお友達からもいい刺激を受けるだろうから、どんな風に成長していくか本当に楽しみ。私自身、中学時代は本当につまらなくて、高校でいい仲間に出会ってようやく自分が自分になれたという経験があるので、余計にそう思う。→その辺の話は月曜にアップ予定のリレーエッセイにもちょっと書いてます。
(今日長女が焼いたレモンケーキ)