コーチングスーパービジョンを受けたい方、 5名募集します
コーチングスーパービジョンとは
ここ数年、コーチング業界にもスーパービジョンの必要性が問われるようになってきました。
コーチングスーパービジョンとは、実際に行われるコーチングセッションについて経験豊富なスーパーバイザーがついて内省していくプロセスのことです。
コーチングのスキルやステップといった目に見える技術的なことについてではなく、セッションの瞬間にコーチ、クライアント、その関係性やシステムについて何が起こり、何が引き起こされているのか、立体的に振り返り、コーチの水準の維持や倫理的実践の強化をしながら、コーチ自身の成長を目指します。
興味を持った理由
私自身がスーパービジョンの必要性を感じたのは数年前です。2006年にMCCをとりコーチとして様々な活動に従事し、さらにスクールを立ち上げディレクターとして活動し、コーチングについて考えない日はない日々を送り続けてきました。それはとても楽しい時間でしたが、同時に目に見えないプレッシャーを感じる日々でもありました。
自分は大事なことをまだ気づけていないのではないか、プレッシャーの根底にはそんな不安がありました。
もちろん、コーチもつけていましたし、メンターになる人もいました。彼らたちのサポートを通して断片的な自分については理解していましたが、それはとても利己的であり、自分に都合良く矢印が向かっているようにも感じていました。
自分とは一体何なのか、もっと客観的かつ相対的な視点で自分を見る必要がある、そう感じていた時にスーパービジョンという考え方を知りました。
実際にスーパービジョンを受けてみる
そして、実際に自分の憧れているコーチからスーパービジョンのコーチングを受けました。アメリカ在住のプロコーチ、Janet.M.Harveyさん。初めて英語の通訳を入れてコーチングをうけました。
その体験は本当に素晴らしいもので、自分の日々の実践や経験に自分でOKを出すことができるようになり、不安が楽しみに変わりましたし、自分自身の傲慢さも卑屈さもそのまま包括されて自分であると実感できる時間でもありました。
私も、このスーパービジョンができるようになりたい、スーパービジョンは私が目指す対話の中心核であるとも感じています。
私の願いは、私との対話を通して人々が自らの才能と可能性に気づいて、それを体現する人生を送れるようになることです。スーパービジョンの考え方、アプローチはまさに私が理想とする対話でもありました。
スーパービジョンを学ぶまで
私は現在、ICFジャパンのCode&CCアンバサダーであり、定期的に日本のスクール代表と情報交換をしています。その中で2022年くらいから「日本におけるスーパービジョンをどうするか」という議論をしてきました。ちなみにそこはgiverの精神に溢れている素晴らしいチームです。
いろいろな流れの中で、まずはみんなで受講しようということになり、スクールの選定、メンバーの選定などを経て、2024年の4月よりコーチングスーパービジョンの最大手、CSAでの学習がスタートしました。CSA初の日本語による学習です。
スーパービジョンを受けたい方を募集します
現在、ご縁ある仲間たちと驚きと戸惑い、ワクワクドキドキ、の中でまさに学習中ですが、7月より数名の方にスーパービジョンを提供させていただきたいと思っています。
学習中のためトライアルという形になりますが、スーパービジョンはコーチング以上に二人の共創が実感できます。ご縁のある方と豊かな時間を共有できれば嬉しいです。
詳細は以下の通りです。
【回数】1ヶ月1回 1回1時間
全5回
ズームにて実施
8月、9月より1名ずつスタートさせていただきます(詳細は応相談)
【条件】できればACC以上の方 それに準ずる方
(コーチングセッションがテーマになるため、常時コーチングを実施している方となります)【料金】1回 15,000円
(2025年より55,000円で提供させていただく予定ですが、現在トライアルのため、5名限定で15,000円で行わせていただきます。また、5回終了後は私へのフィードバックや感想をお願いします)【申込】
こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。
https://x.gd/7I1UR
お問合せ内容は「その他」をチェックしていただき、コメント欄に「スーパービジョン希望」とお書きください。【流れ】
お申し込みをいただいた後、こちらからメールにてご連絡をさせていただきます。一度30分程度お話しして、スーパービジョンとは何か、どのようにすすめるのかなどをお伝えさせていただきます。その後双方同意があれば契約となります。
私(稲垣陽子)について
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メンターコーチングとスーパービジョンの違い
スーパービジョンとメンターコーチングは異なる目的を持ちます。スーパービジョンは、コーチの全体的な発達と実践に焦点を当て、内省、フィードバック、ガイダンスを提供します。これにより、コーチは自分自身を見直し、成長し続けることができます。一方、メンターコーチングは、資格や認定に向けたコーチングスキルの開発に重点を置いています。メンターは、コーチがコアコンピテンシーに沿ったスキルを身につけるようにコーチングセッションの観察に基づいて、コーチのテクニック、コンピテンシー、パフォーマンスについて具体的なフィードバックを行います。(ICF資料による)
メンターコーチングについての記事
https://icfjapan.com/post/cw/1818
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