余暇
『華氏451度』再び読み終えた。
ふと最近の家にいる自分に目をやると、なにするでもなくYoutubeを眺めている時間の多いことに気がつく。
はやりのvtuberを見ていたりする訳だけども、それが劇中の"親戚"に重なってぞっとするものがあった。
名前を読んでくれたりをすることはないけども、snsを通じればコミュニケーションもできてしまう。
別段警鐘を鳴らすとかそういうことではないし、自分もyoutube断ちをしなければとまで思った訳ではないんだけども、休みの多くをそれに費やすんじゃなくて、本当の意味での余暇を得ないとなあと思った。
"親戚"や"巻貝"はもうすでに現実の世界に溢れ出ていて、ちゃんと付き合い方を考えないと、ディストピアは割と簡単に出来上がってしまうのかもなあ。
今でも充分ディストピアなんじゃないかという意見もある。