WORLD MASTER2022への道〜試合編〜
まずは階級別。
4人のエントリーだったので比較的少ない。
このカテゴリーで注目すべきはMELISSA。
このカテゴリーの優勝候補筆頭。
と言うか、MASTER4 BROWN女子全カテゴリーにおいてTOPのオバちゃまである。
去年のWORLD MASTER階級別優勝、オープンは準優勝してるんじゃないかな。。。
PANもこのカテゴリーのオープン優勝だし。
とにかくよく試合に出て基本勝ってる方なので、強敵ではある。
初戦で彼女と当たる事を予測してたけど、私の初戦はANNだった。
組んだ瞬間やっぱり力が強いと感じたが、スタンドでやると決めてたから、ちょっと様子を伺っていた。
どうしよう、投げたい。。。
でも投げに入ってここで膝がアカンようになったら試合どころじゃなくなる。。。
どうしよう。。。
この時点で迷いに迷ってテンパってたな。
結局変な風に担ぎに入ってあれよあれよという間にバックマウント。。。
相手のパワーがすごい為、なすすべなし。
翔也センセーの声も聞こえるけど、残り5秒で締められ終わり。悔しくて、自分に腹が立って仕方がなかった。せめてANNがMELISSAに勝ってくれれば。。。と思いながら決勝を見守る。結果はアドバン1差でMELISSAの勝ち。
この公開処刑のような階級表彰を早く終わらせたかった。こんな低い位置の為に頑張ってきたんじゃ無いし、負けメダルなんて欲しくない🥉
WORLD MASTERでオープンカテゴリーにエントリーできるのは、表彰台に上がった4人のみ。
トーナメントを勝ち上がった者か、元々4人以内しかエントリーされていないカテゴリーか。。。
私の方は後者だったので、初めからオープンに出ると言っていた。
決勝が終わり、ウラベに色々聞きながら私はウラベを通訳代わりにオープンに申込みに行った。
中々私のカテゴリーが締切にならない。。。
リアルタイムでエントリー状況がスマホで見れるので、みんなでヤイノヤイノ言いながら確認。
時間はもう19:30ごろ。
私の相手はMICHELLE。
フェザー3位。
出来ることをやっていこう!
いたにぃが言った。
そうや、ボトムやってきたんやから次はそれでやっていこう。
もうスタンドにはこだわらんとこ。
始まってすぐに引き込んだ。
私がここ半年、練習でやってきた事は雑ではあるけどキチンと身体に染み込んでた。
決勝戦
反対ブロックからは対戦相手が現れず不戦勝で上がってきたMELISSA。
ど本命とやっと試合ができる。
スタンドでちょっとやってみよう!
試合が始まって組んだ瞬間、イケると思った。
煽って煽って引き込んでフックスイープっぽくMELISSAがやってきたからそれにつられて、表膝を着いちゃったけど、すぐに立ち上がってスタンドで。
結局MELISSAは浮いただけでテイクダウンしきれずアドバン止まり。。。
きっとフルパワーでまた引き込んでくるだろうな。
案の定引き込んできたけど、明らかにスタミナ切れのMELISSA。
コレを捌いてポイントをとりたい。
そう思ってた矢先。
スコアボードの横にはメディアとして入っているキンヤさんがいたんだけど、レフェリーがパローと言うと同時に「DQだよ」と呟いていた。。。
え?マジで!?
反対側のセコンド席ではいたにぃが「外掛!」と言っていて、石井センセーと顔を合わせていた。
MELISSAはどういう事!?とレフェリーに詰め寄っていたけど、コレじゃどうしようもない。
正直相手の反則で勝ったからどうなんだろうって思わないわけじゃない。勝ち切りたかった。
ただ、試合って実力だけじゃなく運もすごく関係あると思う。
もしも私が階級別に勝ってたらここまで「勝ちたい‼️」と執念を出してただろうか。
wゴールド狙ってたけど正直わからない。
外国で試合をするならボッチ じゃない方がいい。
同じチームでセコンドが居てくれればそれが1番いいけど
、他のチームでも日本人が日本語で応援してくれると安心感がでる。
今回チームのトモコが突然試合が早まり、私たちがマットに着いた時には残り時間が半端なく少なかった。
狙い通りの塩試合だったけど、ボッチだったから塩梅が悪く、0-0のレフ判負け。
トモコ曰く、不安だっとの事
初挑戦で1勝するのはすごく難しい。
例え自分が強くても飲まれちゃう可能性がある。
私は運良くオープンにエントリーできて、その日に仕切り直しができただけ。
2年分を1日でできたただ棚ぼた。
また、外国人の男性でも女性でもパワーが半端ない。
コレに面食らっちゃう。
本来なら敬遠されがちのパワー系外国人が大体どこの道場にもいると思う。ケガしたくないしできればやりたくない。でもWORLD MASTERに出るならこういう人達とたまにスパーして、パワーに慣れた方がいい。
でもケガしない程度に。
次は滞在編に続く
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