【アラサーOLの回顧録】TOEIC400点台でアメリカ/ロサンゼルス留学③~語学学校編~
初日オリエンテーション
私が大学3年生の夏、2ヶ月間通った語学学校は、レドンドビーチから徒歩10分ほどにあるEFロサンゼルス校。
ちなにみ日本にいるときにEF(留学エージェント)のイベントで知り合った日本人で、同じ学校に私より1週間ほど早く到着した子と友達になっていた。学校の様子や持ってきたほうが良い物など予め聞くことができて、とても安心だった。
学校初日の月曜日は、学校について、学生証に発行の仕方やバスの乗り方、近くの飲食店の案内などオリエンテーションがあった。
学校について新入生を集められたとき、ヨーロッパ系の人たちはなにやら騒がしいし(英語がある程度話せる人が多いのでただお喋りしてただけ)、極度にビビってしまったのを覚えている。
知り合いもいない中、かなり人見知りの私は、とにかく日本人女子を探して話しかけた。(男子も苦手なんかい)
↑ EFロサンゼルス校
ちょっと勇気を出してみる!
オリエンテーションに後は、新入生みんなでバスに乗って近場のビーチツアーに連れて行ってもらえた。近場のビーチとは、有名なベニスビーチやサンタモニカビーチ✨贅沢なツアー!
↑ 上 ベニスビーチ 下 サンタモニカビーチ
(よく他の語学学校で初日に行われる英語レベル分けテストは、確か日本にいるときにオンラインで受けたと記憶している。ちなみに私はエレメンタリーで下のほうのクラス。)
結局オリエンのときに話した日本人女子とバスを降りた私、さて、どうしよう。このままでいいのか?「せっかくアメリカに来てまで日本人とはつるまない」そう意気込んできたのに。。
ちょうどその時、ルームメイトのスペイン人クリスティーナを発見!
(クリスティーナは私より年上で22歳くらい。英語のクラスはアドバンスといって上の方。実は妹と一緒に留学に来ていて、オリエンの時は妹と一緒にいたのだ。この妹がやたら美人さんで、常に男の子たちに囲まれていた。その男の子達のおかげ?でクリスティーナが一人で歩いていたのだ。失礼な話!笑)
勇気を出して日本人グループと離れた私は、クリスティーナの元へ!
ほとんど向こうが喋ってくれたけど、2人だと緊張せずに私も話すことができた。結局その日の2時間ほどのツアー中、クリスティーナとずっと一緒に英語でお喋りすることができたのだった。
↑ クリスティーナ at サンタモニカビーチ
クリスティーナは3週間くらいの私より短い留学だったが、家で一緒にビリヤードをしたり、ボードゲームをしたり、ランチにブリトーを食べに行ったりと、とても仲良くしてくれる面倒見の良いお姉さんだった。
↑ お家にビリヤード台。絵になるクリスティーナ
一度朝ごはんに作ってくれた本場のスペインオムレツ、美味しかったなぁ✨
私も一度お好み焼きを作ったけど、もっと日本食作れたら良かったな。
↑スペインオムレツを作るクリスティーナ
授業とクラスメート
授業は3パターンあり、1つ目は机があり教科書を使う一般的な授業スタイル。ただこの授業に関してあまり記憶がない。なぜか、flood(洪水)という単語を誰かが答えたことだけ記憶がある。(なんじゃそら笑)
2つ目はパソコンを使ってのリスニング、リーディング練習。これは退屈だった。。
3つ目は、机もなくクラスメートと話になって行うスピーキングのクラス。これはよく覚えてる。お題を与えられて、グループもしくはペアで話したあと、みんなで共有って流れだった。
今まで行ったことのある国や自分の国のことを話したり、好きなテレビの話だったりお題は様々。このみんなで共有タイムが人見知りの私は苦手だったなー。。
↑ スピーキングの教室
クラスメートについては、下のエレメンタリーのクラスの割に、日本人が私しか居なかった。台湾、香港、イタリア、フランス、ドイツ、ブラジル、ベネズエラ、パキスタン、トルコ、アラブ首長国連邦などなど。
台湾の子に向かって中国人と言ってしまい、「台湾は中国じゃない!」と言われたこともあったなぁ。文化を学べるいい機会だった。
最初に仲良くなったのは、スイス人のマニュエラという16歳の女の子。
お昼に日本食レストランで寿司(と言ってもカリフォルニアロール)を食べに行ったのが初めての外国人と2人で行ったご飯。
↑ マニュエラと食べたお寿司
でもマニュエラ含め、バケーションで留学来ている人も多く(特にヨーロッパの10代)、2週間位ですぐに帰ってしまった。
その後はイタリア人のシモンやブラジル人のファビオ、台湾人のリオなど男性陣とも仲良くなり、外国人男性怖い、、、という偏見を無事克服!!笑
日本人ギャル集団襲来
そして8月半ば頃に押し寄せて来たのが、そう。日本人だ。しかも10代のギャルの多いこと。。
私のエレメンタリーよりさらに下のビギナークラスに多い彼女たちは、休み時間に大声で日本語で話すから、一気に日本語が飛び交う日常になってしまった。
私のクラスも徐々に日本人が増え、最後には5人くらいになった。基本絡まないようにはしたけど、授業中にもたまに日本語が聞こえてきてテンションが下がった。(ルームメイトも途中2週間は日本人だった)
これをあまり面白く思わなかったのは私だけではないようで、、ヨーロッパや南米から9月頭に多くやってきた20代後半から30歳くらいの大人の女性達からは、「あなたは普通ね。良い意味で」と言われた。国を超えた共通の女性の感性のようなものを感じなんだか嬉しかった。
でも面白いのが、ギャル達は外国人男性にモテモテだったこと。英語話せないけど(持ち前の明るさでなのか、ただナンパについて行っただけか分からないが、)車でどこか遊びに連れて行ってもらったり、10代ながらナイトクラブに遊びに行ったりもしていた。
それも1つの楽しみ方だとは思う。結果英語にも触れてるわけだし。
ただ、海外では日本人女性=カンタンだと思われているので気をつけよう。"イエローキャブ"と呼ばれてると知った時は、結構悲しかった。
帰国時の英語力とTOEIC点数
さて、肝心の英語力ですね。学校は楽しかったし、色んな文化のことを学ぶことができた。色んな国に友達もできた。
でも、新しい単語を覚えたり、文法を正しく使えるようになったかと聞かれれば、NOだった。
帰るころには、「なんだ、このくらいの英語力でも友達はできるし楽しいじゃん🎵」と思ってしまったのが大きな間違いだった。
結局日本に帰ってからホストファミリーとのメールは続かないし、(私が返信書くのに時間がかかり過ぎて)友達から「私の国に旅行した際は連絡頂戴。」と言われても勇気が出ず、だんだん疎遠になっていってしまった。。
帰国後のTOEICの点数はというと、
私の元の点数は、大学入学時415点、2年の時495点、
そして2ヶ月の留学後は、、、、
630点、でした!! 145点UP。
どうなんだろ。思ったより上がっていた。
配分は覚えてないけど、ただただリスニングが上がった感じでした。
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2ヵ月の間で、ハリウッドはもちろん、サンフランシスコやラスベガス、グランドキャニオンにも週末遊びに行った。
泊まりの旅行は残念ながら日本人と行ってしまったのだけど、たいして仲良くなかったから途中険悪な雰囲気になったことも。。
言葉は通じなくても、好きな子と行けばよかった。。。
そのお話はまた、次の記事で・・・。絶景写真たちをお楽しみに🎵
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