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ドラムのヒアリングから学ぶ
なんでもそうだと思うのですが、「継続は力なり」それを肝に命じて向き合うようにしてます。
でも、苦手なことから逃げたくなるのも自然なこと。「聞く力」に自信がない私は、無意識に「聞かずしてできることはないか」と考えてしまいがちなのです。
真面目に「聞く」ことに向き合えば向き合うほど、自信をなくします。でも、それではいつまでも「聞く力」は身に付きません。
ドラムの音をうまく聞き取れない私は、聞く練習をする度に落ち込むのでした。
そして、今もそうです。集中して聞いてるつもりですが、やはりうまく聞き取れません。何個か楽器が鳴ってる中で、ドラムのひとつの音に集中して、その音だけを拾う。聞こえたり聞こえなかったり。
諦めずにひたすら聞く練習に向き合うしかないのです。
「楽しいことをすればいい。なんでも楽しく関われば良い」
そういう人も多いですが、そもそも「楽しい」というのは、どういう意味でしょう?
「上達すれば楽しくなる」「失敗から学ぶことを楽しむ」と言葉にするのは簡単です。でも、そこへたどり着く間は、苦しいものです。
ドラムの音がうまく聞き取れない。何度聞いても聞き取れない。聞き取れるようになるまでは苦しい。。。今、まさにその状況にいます。
いつ聞き取れるようになるのだろうか?
果たして聞き取れるようになるのだろうか?
そもそも私に聞き取る能力あるのだろうか?
その時がくるまで、この苦しい気持ちと向き合いながら、練習するのです。
生きてると、いろんな経験を積みます。その中で、できなかったことが出きるようになった経験を思いだし、「聞く力」も身に付くと信じるほかありません。
(次回に続く)
(イラスト ピアプロより)