看護にどう関わりたいのか
花粉や黄砂の飛散も少し落ち着き、暑くもなく寒くもない5月が大好きです。
自然環境を含め、外部環境・外部刺激に、良くも悪くも影響を受けるsumidaです。もちろん良い影響をたくさん受けたいので、不穏な気持ちになる環境や刺激には距離を置き、心地よい刺激を受けられる環境に身を置く努力を続けていきたいと思います。
1.学びの場で感じること
先日、キャリアコンサルタントになって初めてJCDA月例ピアトレーニングに参加しました。
養成講座や更新講習を受けていてもいつも思いますが、キャリアコンサルタント界隈の学びの場は本当に心地が良いです。心理的安全性が徹底的に図られており、講師の先生方がカリスマ化されすぎず、受講生を丸ごと受けとめ尊重してくださる雰囲気があり、それだけで素直に学びに集中できます。それは、受講生の成長する力を信じてくださっているということだと受け止めていますし、もちろんそういうスタンスの先生方を信頼しています。このような信頼関係の築き方は私の中ではお手本であり、大学教員時代も学生の学びの場をつくっていく際に心がけていました。
2.学ぶ理由
さて、本題に戻りますが、ピアトレに参加したのは、初めてお会いする方へのカウンセリングを練習する場が欲しかったからです。これから自分がやっていきたい事業に必須のスキルである、カウンセリング・コンサルティングスキルの向上を目的に臨むほか、自分がどう対峙するのか、自己一致できるのか、カウンセラーとしての自己分析の場でもあります。
3.自分は看護にどう関わりたいのか
看護を通して社会貢献をしたいという思いは、看護師になる前から今でもずっと持ち続けています。
では、自分は看護にどうかかわりたいのか。
これは、永遠の課題です。
「看護をしたい」というシンプルな理由で看護師に就き、その後、「研究を続けたい」という、これまたシンプルな理由で大学教員に就きましたが、大学教員生活後半は「自分は看護にどうかかわりたいのか」をずっと考えてきました。
振り返ると、看護の組織や看護師のキャリアに関心を向けてきた自分、目立たないところで支えることに醍醐味を味わっている自分がいました。
プレーヤーでもなく、マネージャーでもなく、看護を実践する人をマクロに、ミクロに支える事業を展開することが“縁の下の力持ち”タイプの自分にはフィットする気がしています。
4.資格取得の意味
そんな自分の中にあるトレンドワードは「キャリア」「組織」「個人」「健康」。
では、これを手がかりに、自分に必要なスキル・能力は何かを考えた時に、「キャリアコンサルタント」「EAPメンタルヘルスカウンセラー」の資格取得がミッションだと考え、アクションを起こしました。
あとは、「組織」を理解し組織の利益につながるような支援をするために、自分に必要なスキル・能力は…?
ということで、「健康経営EXアドバイザー」の資格取得をめざすことにしました。
EAPメンタルヘルスカウンセラーの養成講座の続きでEAPコンサルティングも受講し、組織の健康経営についてプレゼンしたのですが、それを通して組織にとっての生産性・利益と個人のメンタルヘルス、キャリアのつながりを学んだ経験が今回のチャレンジに繋がっています。
看護師、保健師、キャリアコンサルタント、EAPメンタルヘルスカウンセラーに続き、今回5つ目の資格取得にチャレンジします。
資格取得・継続のプロセスでの学びや気づきも含め、これらの資格で得られるスキル・能力を「自分は看護にどうかかわりたいのか」という永遠の問いにぶつけていきたいと思います。
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