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自作PC

使用していたPCがWindows11に非対応だったので、そろそろ新調しようと思っていたんですが、なかなか「これは欲しい」というモノに出会えなかったので、久しぶりに自作しました。
自作するのは2度目で不慣れですが、誰かの参考になれば幸いです。

前回制作したのは、第2世代のcore i5 CPUでしたので、流用できそうなパーツは無く、Windowsのプロダクトキーだけ流用しました。

構成

マザーボード:Mini-ITX規格
Minisforum BD770i

CPU:マザーボードに付属
AMD Ryzen7 7745HX

CPUヒートシンク:マザーボードに付属
37mm高

Wi-Fi/Bluetoothアダプター:マザーボードに付属
インテル Killer Wi-Fi 6E AX1675

システムドライブ用 SSD1:DRAM付き 1TB
Crucial T500 Gen4

データドライブ用 SSD2:DRAMレス 500GB
TEAM Z44A5 Gen4

SSDヒートシンク:マザーボードに付属
小型のファンが付いていましたが、外しました。

メモリ:16GB×2
KLEVV DDR5 5600 SO-DIMM

PSU電源:19V入力 200W
LD-A200WL

ACアダプター:19.5V出力 180W
GlobalSmart ASUS互換対応 PSE認証

ケース
SilverStone Milo10

ファン:140mm×140mm×25mm
be quiet! SILENT WINGS 4 PWM high-speed

ファンフィルター
SilverStone FF143

CPU補助電源ケーブル:自作
AWG18 テフロン被覆 銀メッキ銅線

以上で、OS抜きで約11万円でした。
全然安くないですね。
工作好きじゃなければ、メーカー製のPCを買った方が良いと思います。

今回のPC制作で、いくつか注意したところがありました。

まずは、電源です。
小型のPCケースで使えるPSU電源は、Amazonで探すと12V入力のモノと19V入力のモノが見つかりましたが、12V入力のモノだと大電流が必要になるので、コネクターやケーブルの発熱が心配です。
また12VのACアダプターで出力の大きなモノは入手が困難です。
以上の理由で、19V入力のモノとしました。
19V入力の電源で探すと、154mm幅のLD-A200Wと63mm幅のLD-A200WLというのが見つかりました。
なんとなく見た目から、サイズの大きいLD-A200Wの方が良さそうに思ってしまうんですが、小型のLD-A200WLの方が12Vの最大出力電流が大きいです。
LD-A200Wが最大8Aに対して、LD-A200WLは最大12A(販売元と思われるLDCXのHPには14Aと記載)です。
Ryzen7 7745HXの最大電力が100Wを超えるようなので、12Vの出力の大きいLD-A200WLを選びました。

届いたLD-A200WLにも少し大丈夫かな?と思う点があって、それがCPU補助電源ケーブルです。
LD-A200WLには電源出力用に5ピンのEHコネクタが付いていて、「5V、GND、GND、12V、12V」がアサインされていました。
付属のCPU補助電源ケーブルは、EHコネクタのGNDと12Vが1ピンずつしか使用されておらず、EHコネクタに一時的といっても9Aも流して良いのかな?
折角2ピンずつコネクタが出てるのに勿体ないと思い、CPU補助電源ケーブルは、EHコネクタの「GND、GND、12V、12V」を使用できるように自作しました。
EHコネクタやCPU補助電源コネクタ、端子類は電子パーツショップで売ってました。

今回使用したマザーボードには、120mm×120mmのCPUファンを取り付ける規格になっているんですが、CPUファンとして140mm×140mmのファンをケースの天板に取り付けて、一つのファンでCPUをメインにPC全体を冷却する事にしました。
内部スペースは、程よくスペースが空いてるので、吸い込んだ空気がまんべんなく行き渡って、左右と後ろから上手に排気できているようです。

得体の知れないPSU電源と自作ケーブルという事で、最初に電源ONする時は緊張しましたが、無事に問題なく起動できました。

静音性については、特にコイル鳴き等もなく、普通に使う分にはファンが高速回転する機会も殆どないので、空気を吸い込む音だけでモーター音や振動音は聞こえません。どのファンを選んでも静音性は大差ないんじゃないかなと思います。
ファン一個で済むので、色々交換して試してみるのも良いかもしれません。

以上です。


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