上を見なくなった理由 1ヶ月毎日疑問を見つけて考える 33日目
今日の疑問は
「上を見なくなった理由」
です。
ここ最近、いろんな人を観察したり自分自身をメタ認知したり、いろんな会話をしたり、とにかくいろんな観察を続けていたんですがそこでふと湧いた疑問が
「みんな上を見ていないな」
ということです。
目標が低いとかそういった精神面の「上」もですし、物理的に上に視線を送らない人が増えているのかなと感じます。
その理由を考えていきます。
が、その前に、上を向くメリットを思いつくだけ書いておきます。
【上を向くメリット】
・物理的に視野を広げられる
・いろんなものを目視することができる
・危険を察知しやすい
・綺麗な風景に出会えるかもしれない
・新たな気づきに出会える可能性が広がる
・目を休められる
・気持ちが前向きになる
・笑顔になりやすい
・明るい気持ちになれる
なんか書いてたらキリがなさそうです。
なので、とりあえずいってみましょ〜
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上を見なくなった理由
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①スマホの見過ぎ
これは誰もが考えると思います。
僕も含めてスマホにばかり注目してしまいます。
でもそれもそのはず。スマホには自分の興味あることしか詰まってませんからね。
その人によって知りたい情報も好きなYouTubeもアプリも違います。
その人にあった、その人にあったあらゆるエンターテイメントが詰まっているのがスマートフォンです。
スマホを扱うと自然と視線は下を向いてしまいます。
そのため、上を向く機会は大幅に減りますよね。
確かに自分の知りたい情報を得るのは大切です。
ただ、その情報を得た代わりに、本来見ることができたはずの美しい景色やあなたにとって「いいな」と思える何かを見落としている可能性も受け入れないといけません。
そのいいなと思える何かは、何かはわかりませんが、早く知ることができれば、そこからの人生を彩る材料の一つになりそうですよね。
車窓から見える夕暮れも、「私にとって最高のロケーションはこの駅とこの駅の間のここ!」みたいに気づくことができれば、天気によって色を変える景色を楽しむことができますし
道ゆく人の行動や歩き方や身にまとう服や通り過ぎるお店の展示物なんかも、新たな発想の役にたつ材料になり得ます。
自分の人生を彩る何かを得るのか、ビジネスのヒントを得るのか、物の見方を鍛えるのか、
何をするにしても、無駄なことはないですが、せっかくなら目の前で起きている「今」しかみることができない奇跡的な事象を楽しむのも、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
②心が動くほどの感動的な景色を見たことがない
僕自身も絶景と言われる観光スポットなんかはあんまりいったことがありません。
富士山の山頂から見下ろした雲や、飛行機からのぞいた小さくなっていく日本や、山登りの時の木々の茂りや木漏れ日、アトリエで感じた木の匂いに囲まれた雑木林の美しさ
あらゆる絶景は自然の中に多く存在しているのかなと思いますが、街中でも街灯の明かりや摩天楼なんかも綺麗ですよね。
そういった何気ない「いいな」と思う絶景を自分の中でいくつ持っているかっていうのも大切な気がします。
そして、素直に「いいな」と思える純粋さも忘れちゃいけないことの一つかな。
今では、スマートフォンで検索してしまえば、絶景と言われるスポットの写真はすぐに手に入ります。
ですがやっぱり自分自身の目で確認するという体験はできるだけ早い段階で手にする必要があるのかなと思います。
だからこそ、まずは小さな一歩ですが、スマホをしまって周りを見渡す、普段見ない上に視線を送る、そんなことをしてみてはいかがでしょうか。
③死ぬかもしれないという恐怖心が薄れている
生活のインフラは整い、あまり周りを気にしなくても普通に生活することができるようになった昨今。
それが当たり前になりすぎて、想定できそうな事故を防げないケースは結構あります。
例えば歩きスマホだと、周りの人が気を使ってどいてくれる可能性はありますが、本人自身がスマホに没頭しすぎると最悪の場合信号無視をしてしまったり溝にハマったり人とぶつかってトラブルを起こしたり、、、
とにかくスマホを触らず前を向いて歩いていれば防げそうな事故を防げなかったりするんですよね。
他にも、駅の看板なんかも最近怖く感じています。
どんな駅でも、駅名を表示した四角の看板が上からぶら下がっていますよね。
その看板、よくみていてください。
風が吹くっとすっごく揺れます。本当に不安になるくらい。
そんな看板の真下に待合用の椅子があったりするので本当にゾッとしました。
ですが多くの人は、猛スピードで通り過ぎる新快速に恐れを感じます。
もちろんそれも怖いですが、目で確認できていると、若干覚悟はできるというか、身構えることはできますよね。
ですが上から急に看板が落ちてきたらどうですか?
対処しようがないですよね。
何も感じないまま致命傷を負い、最悪の場合何もわからないまま死にます。
そう考えた時に僕はできるだけ看板の下に椅子がある場合は座らないでおこうと思いました。
上を見るメリットとして、危険を察知しやすいと書いたのはこの事例があったからですが、あながち間違ってはいないかなと。
そういった死ぬかもしれない経験をあまりしていないと、スマホに集中してしまい上を見る機会が減ってるのかなと思います。
とりあえず一度駅の看板は皆さんも確認してみてください。
びっくりするくらい揺れてますから。。。
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まとめ
①スマホの見過ぎ
②心が動くほどの感動的な景色を見たことがない
③死ぬかもしれないという恐怖心が薄れている
きっとまだまだあります。
僕なりに考えた3つです。
皆さんの考えもよかったら聞かせてくださいね。
それでは、また明日!