文字を追い、文字をぶつける
社会人2年目です。
Twitterをついつい見てしまいます。
誰かの何かに対する意見や感想であふれています。
デジタル世代なので、そこらへんの人がサラッと書く文章をインターネットで読むことに苦がありません。
それにしても、今は本当にいろいろな人が文章を書きますね。
SNSの投稿には大体コメント機能もついています。
お手軽に文字を書くようになりました。
そしてそれを読むようになりました。
私個人の話ですが、高校生くらいの時は、有名人の投稿も見つつ、主に身内の友達と文章投稿スタイルで繋がるのがTwitterでした。もちろん使い方は人それぞれなので私の話です。
特段周りに小中高生の知り合いがいて、調査をした訳ではありませんが、今の子ども達は、私の頃とは比べ物にならないほどの、どこかの誰かの文字を読んでいると思います。
そして、どこかの誰かに、自分の文字を届けます。
良い悪いの前に、未熟な脳がひたすら文字を目で追い、自ら文字をぶつけている状態は、あまり良いことではないと思いました。
特に表立った活動をSNSでしている訳ではない個人が、Twitterを使い続けて感じたことです。
データも根拠もありません。
子どもであっても、成熟した文章を書くことのできる投稿者はたくさんいると思います。
アカウントを見る限り中学生と思われる子どもが、文字にかじりつき、またその文字を見て感情を動かしている。そしてまた文字を追い続ける。
私の世代の時からいくらでもあった話ですが、その相手が、数が、規模が、全く違う気がしました。
大人になったら、自然と正しい使い方を身につけることができるとは思いません。
ただ、小さい内から慣れておくには代償が大きい気がしました。
文章を読み、書くことのできる層が少しずつ増えて、年齢や場所による制限無しに情報を追うことができる最大の魅力が発揮されるようになってほしいです。