日本サッカー 選手育成の特徴 (FIFA U17W杯開幕によせて)
なかなか注目を浴びない育成年代のW杯なのですが、この時期から将来のフル代表候補の成長をリアルタイムで追っていけるのでお勧めします。ただこんな見方をするのはかなりガチなフットボールファンくらいなものです。
この年代はチームの結果というより、個々のプレーヤーがどれだけ世界大会でインパクトのある活躍ができるのか、という点が注目かと思っています。
そんなタイミングで↓の投稿が注目されていたのでシェアしてみます。
突然、サッカーのプラチナ世代の話が流れてきて、
— pal9999 (@pal9999) October 16, 2023
「宇佐美、宮市、柴崎、武藤、伊東のプラチナアタッカーの中で、若い頃は一番無名だった伊東が一番出世した」
という事実に気づき震える夜。
今では日本代表の右ウィングとして確固とした地位を築いている伊東純也選手があのプラチナ世代の一人だったということです。これは自分も全く気づきませんでした。リンク記事でも言及がありますが、当時のプラチナ世代と言われた選手たちは、1999年の現U20 W杯で準優勝という結果を残した小野伸二を中心とした黄金世代を引き合いに出されるほど、充実したメンバーが揃っていました。黄金世代のほとんどの選手は現役を退きましたが、最終的に最も高い場所に到達した選手は比較的目立つ選手ではなかった遠藤保仁でした。このことから時間が経たなければ分からないことがあるということを教えられたし、サッカーの見方も変わりました。
FIFA公式にも取り上げられましたが、日本サッカーの選手育成の独自性が注目されています。伊東純也選手のような決してエリートコースに乗っていなかった選手でも上の舞台に登っていくことができる環境があるのは日本サッカーの強みです。個人的には特に大学サッカーが大きな役割を果たしていると思っています。
FIFAのHPに日本サッカーの育成システムについて書かれています。詳しいし興味深い。
— 斉藤健仁/スポーツライター (@saitoh_k) October 25, 2023
↓
「日本における独特な教育とサッカーの結びつき」
日本サッカーの育成システムにおいて欠かせない学校は、日本のこれまでの成長の鍵であり、近年ますますその影響力を高めている。https://t.co/h1y2HsRSNF
ゴリさんのインタビューがFIFA公式に掲載されている。やはり異常に詳しい(笑)
— 竹内 達也🖋📸⚽️ (@thetheteatea) October 31, 2023
質問者「高体連とJリーグクラブのユースチーム出身の選手が招集され(中略)世界的にみても、日本の育成システムは特殊な部分はありますが、これらが強みに生きている部分は?」https://t.co/CfBsQKVbA2
日本代表の二列目が少年時代にバルサを経験したスーパーエリートの久保建英、川崎のアカデミーから大学経由でプレミアのトップ選手の一人にまでなった三笘薫、超大外から地道に代表の主力まで上り詰めた伊東純也で構成されてるのが興味深い。育成の課題は山積だけど、日本の強みはルートの多さです。 https://t.co/ztvzZbyNBV
— 河治良幸 (@y_kawaji) October 24, 2023
というわけで現時点でのエリートコースに乗った選手たちが集結するU17W杯ですが、彼らがこれからどんな風に成長していくのかを楽しみにしながら大会を楽しみたいと思います。
【FIFA U-17ワールドカップインドネシア2023に挑むメンバーが発表】
— フジテレビサッカー (@cxfootball) October 25, 2023
11月10日(金)開幕🏆
今夏に行われたAFC U-17アジアカップで
大会史上初となる2連覇を果たしたU-17日本代表
その最強世代が初の世界一へ挑戦します🔥
日本戦全試合と決勝をBSフジにて生中継📺
ぜひご覧ください‼️#U17WC #daihyo pic.twitter.com/maL4jy9cAj
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