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荻窪散歩日和。

今日のランチは餃子の王将に行きたくなり、Googleマップで調べると荻窪駅近くにあることがわかった。我が家から荻窪駅までは徒歩30分ちょっと。天気もよく暖かい日だったので、途中寄り道もしつつカメラを持って歩いてみることにした(結局M4では一度も撮らず)。


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萩外荘公園

善福寺川を渡ってすぐに見えてきたこの公園。ここからは公園なのかもわからなかったが、只事ではない場所である気配がプンプン匂う。この手前を右に曲がると、公園の全貌が見えてきた。


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萩外荘公園

残念ながら建物の復原・整備工事中らしく中には入れなかったが、傾斜地に立つ広大な庭が圧巻。12月6日から観覧できるそうだ。


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萩外荘公園付近

台風で曲がってしまったかのような松の木。茅ヶ崎の美術館の近くにもこんな大きな松があった気がする。


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大田黒公園

杉並区の名所としてよく出てくる大田黒公園。公園と名がついているが、中は完全な日本庭園。音楽評論家・大田黒元雄(1893-1979)の屋敷跡を杉並区が整備したそうだ。


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大田黒公園


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大田黒公園


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大田黒公園


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大田黒公園記念館

2700坪というとんでもない広さ。僕が以前住んでいた街の散歩コースにあった、駒場の旧前田家本邸も素敵な場所だったが、大田黒公園もそれに劣らず素晴らしい。

ここに暮らしていた大田黒元雄さんは、ドビュッシーなど当時の日本では知られていなかった作曲家を紹介したことで一躍知られるようになったという。自身の著作だけでなく、音楽関連の訳書も多い。


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大田黒氏愛用の、スタインウェイ社1900年製造のピアノ


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西郊ロッヂング

大田黒公園のすぐ先にある、レトロ建築好きにはお馴染みの西郊ロッヂング。前から見てみたかったが、初めて来た。キレイなマンションが多い街に、ここだけ急に古い旅館が残っているのが何とも不思議。


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西郊ロッヂング

この角度がベストアングルかな。Wikiによるとこちらは新館で、後から建てられたそう。角のRがなんとも素敵。どことなく給水塔っぽいなと思ったら、給水塔にならったドーム屋根になっているそう。


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西郊ロッヂング

こちらはさっきの新館から逆の位置にある本館の風景。外観もかなり古く、一見古いアパートみたいに見える。この本館は今も旅館として営業中で、新刊は賃貸アパートだそう。中の様子はこの記事で読める。


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読書の森公園

本当は西郊ロッヂングで寄り道を終え、餃子の王将に向かうつもりだったが、近くにある杉並区立中央図書館が気になって寄ってみた。ここが今日の最大の驚きで、素晴らしい場所であった。


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杉並区立中央図書館

図書館の周りがデッキになっていてたくさんの椅子が並び、さらにその横に公園が隣接している。なんだこのチルでピースフルな公共空間は! 図書館1階にあるカフェでコーヒーを買ってここでのんびり休める。


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杉並区立中央図書館
銅像はガンジー先輩


こちらが正面玄関みたい。つい裏口から入りがち


本当に気持ちいい空間設計


再び西郊ロッヂングを通過して荻窪駅へ

図書館内部は撮影禁止のため、室内写真はなし。外観からも分かる通り、自然光が輝く室内空間が広がっていた。また機会を見つけてここに来たいと思った。こんな綺麗な場所で勉強できるなんて、近所の子供は幸せだな。

脚はくたびれたが、満足して餃子の王将へ向かった。良いお散歩であった。


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